志望校特訓がある塾に転塾を考えていますが、息子は浜学園の先生が好きなので迷っています。

浜学園にお通いですが、転塾についてお悩みなのですね。

転塾は、個別性の非常に高い問題です。
さらに5年生になるこの時期が多くの進学塾ではリミットだとお考えになるお母様も多く、また実際そうであることが多いため、ご相談を下さったお母様も気がかりなことと思います。

進学塾にはそれぞれの得意分野や指導方法、カリキュラムなどに特徴がありますので、転塾をするにあたり幾つかの確認が必要です。
それらのなかで最も重要なことが、進学塾が「合格可能圏」や「A判定」としている偏差値を、お子様がどの程度の割合でクリアしているかということです。
いいかえると、塾の授業についていけているのかということですね。

小4や5段階での偏差値を必ずしもずっと維持できるとは限らないのですが、大きな指標であることには違いがありません。
塾の指定レベルを維持できており、塾の指導方法＝カリキュラムやテストに合っていて、お子様が塾を嫌がられないならば塾を変わることはないでしょう。

逆に、塾の指定レベルを維持できておらず、塾の指導方法＝カリキュラムやテストに合っていない、あるいはお子様が塾を嫌がられているならば塾を変わることは検討の余地があります。

もう一つの大きな要素は、いわゆる「志望校別特訓」の詳細です。
浜学園、日能研を問わず、合格者数が多い学校はその塾が指導を得意とする学校です。
それゆえに、その学校を受験する塾生数も多くいるわけです。
塾を変わられる前に、「志望校別特訓」からの合格条件（複数あるクラス編成のどのクラス以上から合格者を輩出しているのか）や合格率を塾にお尋ねになると良いでしょう。
合格率が高い塾ならば、その受験生たちの水準（例えば、偏差値）にお子様があるかまたは水準に達する可能性が高いかを検討することになります。

転塾については以上のような項目の検討が一般的必要ですが、お子様個人の状態によって検討項目は異なります。
お通いになっている塾と転塾を考えておられる塾に、「これから先、白陵中学の受験に向けて、何を、いつまでに、どのレベル達成すれば良いですか？」というご相談をなさってみてはいかがでしょうか。
その回答が納得の行く塾を選択されると良いですし、もし、塾が示された方針以外の見方や工夫の仕方をお知りになりたいとお思いの場合は、お近くのSS-1教室での無料の学習カウンセリングをお受けください。
（SS-1の無料の学習カウンセリングは電話予約制です。）