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塾別 成績の上げ方[四谷大塚]

【四谷大塚】組分けテストで点数が取れない!対策や勉強法のポイントを解説

最終更新
【四谷大塚】組分けテストで点数が取れない!対策や勉強法のポイントを解説

Q

四谷大塚の組分けテストで点数が取れないのですが、どうしたらいいですか?

四谷大塚のお茶の水校舎に通っている5年生男子の母です。
週テストでは8割程度とれることもあるのですが、組分けテストになると点数がとれず、AとBの間を行ったり来たりしています。
もちろん、週テストではテストのコース内で偏差値が出るため、そのまま組分けテストと比較するのはよくないのもわかっています。
ただ、それでも組分けテストでコースを下げられ、がっかりしている本人を見ているとつらいです。
何か勉強法に問題があるのでしょうか。 (四谷大塚・5年)

A

この度はご相談いただきましてありがとうございます。四谷大塚にお通いなのですね。
同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方は少なくありません。

AコースとBコースを行き来されているとのことですから、組分けの問題が普段の問題よりも難しく感じられることも多々あるでしょう。

勉強法に問題があるかどうかは実際にお子さんを拝見しないと申し上げられないことではあります。

ただ、基本的には、

①「理解」を深める
②「暗記」を進める
③「演習」を重ねる

のいずれか、あるいは複数の視点から改善を図れるところがあるかを検討するのが「王道」でしょう。

たとえば①の「理解」についてですが、

算数で「解法の丸暗記」で乗り切っている分野はないでしょうか。
国語では、毎回のテキストの本文の内容をどこまで理解できているでしょうか。

このあたりに改善点を抱えているお子さんは少なくありません。

そして、この「理解」の部分は、お子さんがひとりで改善しにくい、すなわち大人のサポートが効を奏しやすいポイントでもあります。

また、社会や理科を中心に、②の「暗記」すべき知識の量が膨大に増える時期が続いているのもたしかですね。

「理解の伴わない暗記」は最終的には害悪ですが、それでも(年号など)まずは一定量の知識を詰め込んだ後に、それらの知識を繋げていくという学び方が適しているお子さんもいます。

自分に適した暗記の仕方がまだ見つかっていないようでしたら、必要に応じて塾の先生にもアドバイスをいただきながら、今のうちに積極的に試行錯誤を重ねていった方が良いかもしれません。

反対に、暗記の仕方がある程度身についているようでしたら、組分けの学習範囲の広さや忘却との戦いが克服すべきポイントになります。

その場合は、もちろん「モチベーション」も大切ですが、それと同じくらい「暗記に費やす時間」や「集中できる環境」をいかに創出するかが勝負の分かれ目になるでしょう。

「理解」も「暗記」もある程度進められているようでしたら、③のアウトプットの練習あるのみです。

組分けの得点アップを本気で狙うのであれば、まずは『予習シリーズ』を練習問題まで解いて直してを徹底しましょう。 可能であれば、解法の説明をさせてみるのも手です。

その上で、数日後、演習問題集の類題を解けると理想的です。

もし塾の宿題がお子さんのキャパシティに対して極端に多いということがあるのであれば、演習がただの「作業」になってしまう危険性がつきまといますので、必要であれば塾とも交渉しながらタスクの量をコントロールするサポートも有効かもしれません。

今回はまず、学習の土台となる基本的な考え方を中心にお伝えいたしました。 お子様によって最適なアプローチは千差万別ですので、もしご家庭での学習にお悩みでしたら、SS-1の無料学習カウンセリングをご利用ください。普段のノートの書き方やテストの答案などを踏まえ、よりお子様の個性に合わせた具体的な対策を一緒に深掘りさせていただきます。

四谷大塚の組分けテストでクラスアップするための対策方法

組分けテストは、予習シリーズの直近5週間(4回分の授業+総合回)の学習範囲から出題されます。範囲が広いため、単なる丸暗記では通用しません。クラスアップを実現するためには、日々の学習サイクルを「組分けテスト仕様」に最適化する必要があります。

まずは、全体を通した戦略的な対策アプローチを確認しましょう。

「週テスト」の解き直しを徹底し、苦手意識を定着させない

組分けテストで点数が取れない最大の原因は、毎週行われる「週テスト」の復習が不十分なまま、新しい単元に進んでしまうことにあります。組分けテストは週テストの集合体とも言えるため、各週の単元に穴があると、広範囲の試験ではその弱点が露呈します。

  • 週テストのB問題・C問題で間違えた箇所の再確認
  • 解説を読んで理解したつもりにならず、自力で解けるまで繰り返す
  • 毎週の「S・C・B・A」各コースの平均点と自分の得点を比較し、立ち位置を把握する

毎週の小さなサイクルで「完璧」を目指すことが、5週に一度の大きなハードルを越える最短ルートです。

「予習シリーズ」の例題・類題レベルを完璧に仕上げる

四谷大塚のメイン教材である「予習シリーズ」の構成を正しく理解し、活用することが重要です。組分けテストの前半(基本〜標準問題)を確実に得点するためには、応用問題に手を出す前に、以下の基礎を固めましょう。

  1. 例題・類題の解法を瞬時にアウトプットできるようにする
  2. 基本問題で正答率100%を目指す
  3. 練習問題の中でも、正答率が高いと思われる標準的な問題に優先順位をつける

特に算数においては、基礎問題での失点がクラスダウンに直結します。「わかっている」レベルから「無意識でも解ける」レベルまで精度を高めることが、クラスアップの鍵となります。

過去問や「週テスト問題集」を用いた時間配分のシミュレーション

組分けテストは制限時間に対して問題数が多く、最後まで解ききれない受験生が続出します。特に5年生後半以降、問題の難易度が上がると「時間が足りなくて後半の得意な問題に手がつけられなかった」という失敗が目立ち始めます。

  • 本番同様の制限時間を設定し、過去の組分けテスト問題や週テスト問題集(総合回)を解く
  • 「捨てる問題」の見極め(1分考えて手が動かなければ次へ進む等)を練習する
  • 見直し時間を5分確保するペース配分を体に染み込ませる

実力はあるのに点数に結びつかない場合、この「テスト技術」を磨くだけで偏差値が5以上改善することもあります。

5週間分の学習内容を「忘却曲線」に合わせて復習する

人間は忘れる生き物です。心理学者エビングハウスの「忘却曲線」によれば、人は何かを学んでも、何もしなければ1日後にはその7割以上を忘れてしまうと言われています。しかし、「忘れかけた頃」に復習することで記憶は復活し、それを繰り返すことで定着しやすくなります。

組分けテストの範囲は5週間分と広いため、1週目に学んだ内容は試験当日には記憶が薄れているのが普通です。そのため、4週目の授業が終わった段階からではなく、日常的に「振り返り」を組み込む必要があります。

  • 2週目に1週目の重要語句を5分だけ見直す
  • 総合回(5週目)の週には、過去4週間分の「間違えた問題リスト」のみを集中的に解く
  • 「あれ、これなんだっけ?」をテスト前にゼロにするスケジュール管理

知識を「短期記憶」から「長期記憶」へ移行させる仕組み作りこそが、範囲の広い組分けテストで安定した高得点を叩き出す秘訣です。

科目別の具体的な対策

4教科それぞれの特性に合わせた対策が必要です。特に四谷大塚のテストは「予習シリーズ」の内容に忠実である一方、思考力を問う問題も含まれるため、メリハリのある学習が求められます。

(1)国語:知識問題の完答と記述の「部分点」狙い

国語の組分けテストでは、漢字・語句・知識問題が配点の約3〜4割を占めます。ここでの失点は非常に痛手です。

  • 知識事項の徹底
    漢字、ことわざ、慣用句などは満点を目指して暗記します。
  • 読解の型を作る
    予習シリーズの「基本の型」に基づき、接続詞や指示語にチェックを入れる習慣をつけましょう。
  • 記述を白紙にしない
    完璧な解答を目指して手が止まるくらいなら、キーワードを盛り込んで部分点をもぎ取る粘り強さを養いましょう。

(2)算数:大問1・2の完答と「典型題」の瞬発力

算数は最もクラス分けに影響する科目です。偏差値50〜55を目指すなら、まずは前半の計算と一行問題を絶対に落とさないことです。

  • 計算精度の向上
    毎日10分の計算練習を欠かさず、組分けテスト特有の「工夫が必要な計算」に慣れておきます。
  • 例題の数値替えへの対応
    予習シリーズの例題が少し形を変えて出題された際、どの解法(図や表)を使うべきか即断できるようにします。
  • 難問の深追い禁止
    大問の最後にある応用問題などは正答率が極めて低いため、そこに時間をかけすぎず、前半の見直しに時間を割く勇気を持ちましょう。

(3)理科:図表の理解と計算分野の早期克服

理科は暗記分野と計算分野(物理・化学)に分かれます。組分けテストでは、これらがバランスよく出題されます。

  • ビジュアル理解
    植物や天体、実験器具の使い方は、テキストの図や写真を自分の手で模写して覚えるのが効果的です。
  • 計算の仕組みを理解
    滑車や中和の計算などは、公式の丸暗記ではなく「なぜそうなるのか」という理屈を理解しないと、初見の応用問題に対応できません。
  • 基礎用語の正確な記述
    漢字指定がある用語も多いため、正確に書けるように練習しておきましょう。

(4)社会:背景知識との紐付けと資料読み取り

社会は単なる用語の暗記だけでは高得点が望めません。近年のトレンドである「資料読み取り問題」への対策も必須です。

  • ストーリーで覚える
    歴史なら「なぜその事件が起きたのか」、地理なら「なぜその作物がそこで作られるのか」という因果関係を意識します。
  • 統計データへの慣れ
    グラフや表から読み取れる事実を答える問題に慣れておきましょう。予習シリーズの巻末資料なども有効活用してください。
  • 時事問題へのアンテナ
    組み分け範囲に関連するニュースがあれば、親子の会話で触れておくこともプラスに働きます。
科目 重点ポイント 目標の状態
国語 漢字・語句の完答 知識問題での失点ゼロ
算数 大問1・2の正確性 基礎・標準問題のスピード解法
理科 図表・グラフの理解 物理・化学分野の苦手意識払拭
社会 因果関係の把握 統計・資料問題への対応力

組み分けテストで点をとるために保護者ができるサポート

中学受験は「親の受験」とも言われるほど、保護者のサポートが合否を左右します。特に四谷大塚の過密なカリキュラムの中では、子供一人で全てを管理するのは困難です。

優先順位の整理とスケジュール管理

子供は目の前の宿題をこなすことに精一杯になりがちです。保護者は一歩引いた視点で、学習の優先順位を整理してあげましょう。

  • 「やるべきこと」の断捨離
    全てを完璧にしようとしてパンクしている場合、「今日はこの例題だけ完璧にしよう」と範囲を絞ってあげることも大切です。
  • 組分けテストまでのカウントダウン
    5週間のうち、どこで1〜2週目の復習を入れるかをカレンダーに書き込み、視覚化してあげましょう。

無理な詰め込みは逆効果です。子供の疲労度を見ながら、時には「今日は早く寝て、明日15分だけ早く起きよう」といった調整役を担ってください。

集中できる環境作りと「ポジティブな声かけ」

テスト前は子供もプレッシャーを感じています。家庭がリラックスできる場所でありつつ、集中して机に向かえる環境を整えることが、保護者の重要な役割です。

  • 誘惑を遠ざける
    テスト前1週間は、リビングでのテレビやスマートフォンの使用を家族全員で控えるなどの配慮が、子供の連帯感を生みます。
  • 「過程」を褒める
    点数やクラスの結果だけでなく、「この1週間、計算練習を一度も欠かさなかったね」「苦手な単元から逃げなかったね」といった、努力のプロセスを具体的に褒めてあげてください。

親の焦りは子供に伝染します。「クラスが落ちたらどうしよう」ではなく「今の穴が見つかって良かった」という前向きな姿勢を親が見せることが、子供のメンタル安定につながります。

組み分けテストの点数がとれなかった場合

結果が振るわなかった時こそ、次の飛躍へのチャンスです。ここでの対応を誤ると、子供のやる気が削がれ、さらに成績が下降する負のスパイラルに陥ってしまいます。

前向きかつ具体的なフィードバックをしてあげる

テスト結果を見て感情的に叱るのは避けましょう。まずは、点数という「結果」ではなく、答案用紙の中身という「内容」を分析します。

  • 「取れるべき問題」と「捨てて良い問題」の仕分け
    正答率50%以上の問題を落としていないか確認します。そこを直せば次は点数が上がるという希望を持たせることが大切です。
  • ケアレスミスの原因究明
    「不注意だったね」で終わらせず、「問題文の条件に線を引いていなかった」「計算スペースが狭すぎた」など、物理的な原因を特定し、解決策を一緒に考えます。

具体的であればあるほど、子供は「次はこうすればいいんだ」と切り替えることができます。

親子でメンタルを維持することも大切

クラスが下がると、親御さんもショックを受けるものです。しかし、組分けテストはあくまで「通過点」に過ぎません。

  • クラス落ちは「弱点発見」のサイン
    「今のまま本番を迎えなくて良かった」と捉え直し、基礎に立ち返る時間を与えられたと考えましょう。
  • 他人の子と比較しない
    週報の順位や偏差値に一喜一憂しすぎず、お子さんの1ヶ月前との比較で成長を見つけてあげてください。

中学受験は長丁場です。一度のテスト結果で一喜一憂しすぎず、淡々と「次に向けて何をすべきか」を話せる親子関係を維持することが、最終的な合格を引き寄せます。

関連記事:「学習時間は増えているにも関わらず、テストの点数や塾のクラスが下がっています。

組み分けテスト後の効率的な復習方法

テストが終わった直後の復習は、最も学習効率が高いタイミングです。記憶が鮮明なうちに、以下の3つのステップで復習を完了させましょう。

(1)失点パターンの分析と「解き直し」の分類

全ての解き直しを均等に行う必要はありません。間違えた問題を以下の3つに分類しましょう。

  • A:理解していたが、計算ミスや読み飛ばしで間違えた問題
  • B:解き方は分かっていたが、最後までたどり着けなかった問題
  • C:解説を読んでも理解が難しく、手が出なかった問題

まずは「A」と「B」の解き直しを最優先します。これらは少しの意識改善で点数に直結するからです。「C」については、先生に質問するか、現時点では思い切って後回しにする判断も必要です。

(2)「間違い直しノート(解き直しノート)」の作成

組分けテストで間違えた問題は、あなただけの「宝の山」です。

問題のコピーをノートに貼る: 手書きで書き写す時間はもったいないので、コピーを活用しましょう。

「なぜ間違えたか」を自分の言葉で一言添える: 「単位の変換を忘れた」「問題文の『正しくないものを選べ』を見落とした」など、自分へのアドバイスを書きます。

数日後にもう一度解く: 復習した直後は解けて当たり前です。3日後、1週間後に何も見ずに解けるかを確認しましょう。

(3)次の組分けテストに向けた「弱点補強リスト」への反映

復習で浮き彫りになった苦手単元は、次の5週間の学習計画に組み込みます。

  • 予習シリーズの該当ページに付箋を貼る
    次回の総合回の際に、ピンポイントで復習できるようにしておきます。
  • 週テストの過去問と照らし合わせる
    似たような問題で以前も間違えていないか確認し、弱点の根深さを把握します。

効率的な復習とは、単に答えを直すことではなく、「次に同じ問題が出た時に、どうすれば正解できるか」という仕組みを自分の中に作ることです。

まとめ

四谷大塚の組分けテストで点数を取るためには、日々の「週テスト」を大切にするサイクル作りと、科目別の戦略的なアプローチが不可欠です。

  • 対策:週テストの解き直しを徹底し、基礎を固める。
  • 科目別:算数は前半の完答、国語は知識の積み上げを重視。
  • サポート:親はスケジュール管理とメンタルケアに徹する。
  • 復習:ミスの原因を分析し、次のテストに活かす仕組みを作る。

結果に一喜一憂せず、このプロセスを淡々と繰り返すことが、上位クラスへの定着、そして第一志望校合格への確実な道となります。

「最近、自宅学習が思うように進んでいない」「苦手科目の克服が自分たちだけでは限界」と感じている場合は、個別指導や家庭教師といったプロの力を借りるのも一つの有効な手段です。お子さんの性格や現在の学力に合わせたオーダーメイドの対策で、次の組分けテストでのクラスアップを勝ち取りましょう。

「具体的に何から手をつければいいか迷っている」という方は、まずは今回のテストの答案を分析し、お子さんと一緒に「正答率が高かったのに間違えた問題」を1つだけ解き直すことから始めてみませんか?

もしご家庭での学習に迷いや不安を感じたときは、SS-1の学習カウンセリングを利用するなど第三者の視点も活用しながら、最適なアプローチを一緒に探していきましょう。

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