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勉強が嫌いというわけではないですが、ダラダラしていることが多く目につきます。

最終更新：2021/12/12

四谷大塚の巣鴨校舎に通っている４年生男子の母です。
昨年の２月から四谷大塚に通わせました。
２月から５年になるこの時期に、宿題の取り組み方が散漫というか、ダラダラしている姿が多く目につきます。
以前は、帰宅してすぐに学校の宿題を終わらせ、夕食前に１科目、食後にもう１科目、と効率的に宿題を進めておりましたが、今は取り組み自体も遅くなり、正答もよくありません。
といって、根本的に勉強が嫌いというわけではなく、塾には欠かさず行きます。
このような状態で気をつけなければならない点を教えてください。
（四谷大塚・４年）

ご相談、有り難うございます。四谷大塚にお通いなのですね。
以前に比べて宿題に時間をかけてしまうのは歯がゆいところですね。

そもそも中学受験の勉強を開始されたころは新鮮だった気持ちも、いざ勉強に慣れ時間が経ってしまうと、モチベーションの低下で質量ともに下がってしまうのは充分に考えられます。
テキストをご覧になってもおわかりかと存じますが、５年生になると『予習シリーズ』の内容は負荷がかかります。
宿題もそれに比例して多くなりますので、この状態が続いてしまえば、テスト直前になって慌てて問題に取り組む、といった非常に危険な状況が定着してしまいそうです。

お子さんをダラダラ感から抜け出させるためには、いくつかの方法が考えられます。
まず、「志望校」について実際にお子さんと再確認することです。
これには、志望校があるという条件が付きますが、初心に戻って自信を奮い起こすことは、大人でもすることはありますから、決まっている場合は有効です。
志望校について、志望した理由、どんな学校行事があるかなど、お子さんが前向きになれるように話し合ってください。
志望校が決まっていない場合は今すぐでなくてもよいのですが、そろそろ話し合ってみる機会であるのかもしれません。

次に、「目標設定」です。
今よりも１つ上のコースを目指すよう働きかけてみてください。
YTのコースや組分けテストの偏差値など、具体的で、さらに実行可能な目標を立てることが肝要です。モチベーション維持に奏功します。

そして、「期日の設定」です。
どうしても〆切りの概念や感覚がないと、ダラダラしてしまいがちなのは、やはり大人も同じでしょう。お子さんとお母様との間で細かい取り組み方を決めてください。
例えば、１０分で大問１、大問２は１５分、というように細かく時間を区分し、ストップウォッチのアラーム音でメリハリをつける、といった具合です。
期日までの約束を取り交わし、それに向けて努力するお子さんには最大限にほめることが、お子さんにとって一つ一つは小さくても日を重ねていけば大きな自信になっていくはずです。
ただ、「早めの終了」を焦るあまり、よく考えずにひたすら問題を解く、といった取り組み方だけは避けてください。

上記の方法でも改善が見つからない場合、お子様がアドバイスを受け入れやすい第三者（家庭教師、個別指導など）の協力を求める方がよいでしょう。

お子さんのレベルアップを切に願っております。
その他に何かございましたら、お気軽にSS-1にご連絡ください。
この度は、ご相談いただきまして有り難うございました。