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サピックスマンスリーで点が取れない原因|デイリーチェック・宿題・答案の見直し方

最終更新  公開日
カテゴリー:テストの成績の事で悩んでいる

Q

サピックスのマンスリーで点が取れない原因は、家庭でどのように見分ければよいですか?

A

こんにちは。中学受験 個別指導のSS-1です。

サピックスのマンスリーで点が取れないときは、勉強時間を増やす前に、直近の授業内容が「テストで使える形」で定着しているかを確認することが大切です。

マンスリー確認テストは、直近の学習内容の理解度が表れやすいテストです。点が取れない原因は、宿題不足だけでなく、デイリーチェックでは解ける問題を、少し形が変わったマンスリーで再現できないことにある場合があります。

この記事では、サピックスのマンスリーで点が取れない原因を、答案・宿題・デイリーチェック・基礎力定着テストの見方から整理します。

サピックスのマンスリーで最初に確認すること

サピックスのマンスリー確認テストは、4年生・5年生・6年生を対象に、コース昇降にも関わるテストです。授業内容の定着度を測るための復習を兼ねた実力テストとして位置づけられています。

そのため、マンスリーで点が取れないときは、まず「直近範囲のどこが抜けたのか」を見る必要があります。組分けテストのように範囲が広いテストとは、原因の見方を分けて考えましょう。

最初に見るべきなのは、偏差値よりも、授業で扱った基本・標準問題を落としているかどうかです。前半の小問、デイリーチェック類題、基礎力トレーニングに近い問題を落としている場合は、家庭学習のサイクルを見直す合図です。

確認するもの 見るポイント 点が取れないときのサイン
答案 前半の問題、正答率の高い問題、授業の類題を落としていないか。 難問ではなく、取るべき問題で失点している。
問題用紙 線分図、表、条件の書き込み、選択肢の印が残っているか。 頭の中だけで処理し、条件を落としている。
宿題ノート 丸つけ後に、間違えた理由や再解答が残っているか。 赤で直しているが、数日後に自力で解けない。
デイリーチェック 直近単元の小テストで、安定して取れているか。 毎週の取りこぼしが、マンスリーでまとまって出ている。

マンスリーの点数だけを見ると、「今回は失敗した」で終わりやすくなります。しかし、答案や問題用紙を見れば、理解不足なのか、条件整理の不足なのか、時間配分なのかを分けることができます。

マンスリーで点が取れない主な原因

サピックスのマンスリーで点が取れない原因は、一つではありません。家庭では、次のように「どの段階で止まっているか」を分けて見ると、対処しやすくなります。

原因1:授業では分かったが、自力で再現できない

授業中は先生の説明を聞いて理解できても、家で白紙から解くと手が止まることがあります。この場合、授業内容を聞いて分かった状態と、テストで使える状態の間に差があります。

「解説を見れば分かる」ではなく、「何も見ずに手順を説明しながら解ける」状態になっているかを確認してください。特に算数では、式の意味や図のかき方を説明できないと、数字や条件が少し変わるだけで失点しやすくなります。

原因2:宿題を終わらせることが目的になっている

デイリーサピックスやデイリーサポートを進めること自体は大切です。ただし、ページを終えることが目的になると、丸つけ後の直しや、数日後の解き直しが浅くなります。

  • 間違えた問題を赤で写して終わっている
  • 正解した問題でも、解き方の理由を説明できない
  • 難しい問題に時間を使い、基本問題の解き直しが不足している
  • 授業翌日には解けたが、週末には解き方を忘れている

原因3:覚えた形から少し変わると対応できない

マンスリー確認テストは範囲があるため、直前に見た問題に似た形式が出ることもあります。そのため、問題の形を覚えてしまうと、デイリーチェックでは取れるように見えても、聞かれ方が変わると手が止まります。

「この問題は見たことがあるから解ける」ではなく、「初めて見る聞かれ方でも、条件を整理して解ける」状態を目指すことが必要です。

原因4:時間内に取る順番が決まっていない

理解している問題でも、テスト中に順番を誤ると点数に変わりません。前半の問題で止まりすぎる、難問に時間を使いすぎる、見直し時間が残らないといった場合は、学力だけでなく時間の使い方も見直します。

原因5:テスト直しで原因を分類できていない

テスト後に解き直しをしていても、すべてを「ミス」で片づけると次につながりません。理解不足、知識抜け、読み違い、計算処理、時間不足を分けて、戻る教材を決める必要があります。

失点の原因 家庭で見ること 戻る場所
理解不足 同じ問題を、解説なしで最初から説明できるか。 授業ノート、デイリーサポートの基本問題
知識抜け 用語、漢字、語句、コアプラスなどを思い出せるか。 該当単元の確認ページ、基礎教材
条件整理不足 問題用紙に図・表・印・根拠線が残っているか。 同単元の標準問題、類題
時間不足 解く順番、飛ばす基準、見直し時間があったか。 過去の答案、時間を測った解き直し

デイリーチェックでは取れるのにマンスリーで落ちる理由

保護者の方から多いのが、「デイリーチェックでは取れているのに、マンスリーになると点が取れない」という相談です。この場合、毎週の小テストで取れているから安心とは限りません。

デイリーチェックは、授業直後の理解を確認する意味合いが強く、問題の形も比較的見通しやすいことがあります。一方、マンスリーでは複数回分の内容がまとまり、問題文の聞き方や条件の置き方が変わります。

デイリーチェックで取れているのにマンスリーで落ちる場合は、「覚えて解く」から「条件を整理して解く」へ移れているかを確認しましょう。

  • 同じ数値・同じ図なら解けるが、条件が変わると止まる
  • 授業プリントの順番どおりなら解けるが、ランダムに出すと迷う
  • 問題文に線を引かず、頭の中だけで処理している
  • 「何を求める問題か」を言う前に式を書き始める
  • 解説を読んだ直後はできるが、翌週になると解けない

こうした場合、さらに難しい問題を増やすより、標準問題で「条件を書き出す」「根拠を残す」「解き方を口で説明する」練習を入れた方が、次のマンスリーに反映しやすくなります。

教科別に見る答案のサイン

マンスリーで点が取れない原因は、教科によって見え方が変わります。家庭では、点数だけでなく、答案や問題用紙にどのような跡が残っているかを見てください。

教科 点が取れないときのサイン 家庭での見直し方
算数 途中式や図が少ない。前半の計算・小問で落とす。解き直しではすぐ解ける。 式の意味、線分図・表の使い方、条件の書き出しを確認する。
国語 選択肢を勘で選ぶ。本文根拠に線がない。記述が本文から離れている。 選んだ根拠、消した選択肢の理由、記述に入れる本文語句を確認する。
理科 用語は覚えているが、実験条件や計算になると崩れる。 用語暗記だけでなく、実験の条件、変化の理由、計算の単位を説明させる。
社会 一問一答では取れるが、地図・資料・因果関係で迷う。 用語と場所、時代、理由をつなげて言えるか確認する。

教科別の弱点は、答案の正誤だけでなく、問題用紙の書き込みや解き直しの説明から見えてきます。正解した問題でも、たまたま合っている場合は次回の失点につながることがあります。

家庭で見直す復習の順番

マンスリーで点が取れないと、テスト前に多くの問題をやり直したくなります。しかし、通常授業が進む中で全範囲をやり直そうとすると、次の授業の復習が崩れやすくなります。

家庭では、次の順番で戻る問題を絞るとよいでしょう。

  1. 正答率が高いのに落とした問題を確認する
  2. デイリーチェック・基礎力定着テストで落とした問題を戻す
  3. 授業で扱った標準問題を白紙で解き直す
  4. 間違えた理由を、理解不足・条件整理・時間不足に分類する
  5. 3日後または週末に、同じ問題をもう一度解く

復習の目的は、解答を覚えることではなく、次に同じ条件が出たときに自分で判断できるようにすることです。丸つけのあとに、間違えた理由を一言でよいのでノートに残しておくと、次回のテスト前に戻る場所がはっきりします。

マンスリー前に全部をやり直す必要はありません。まずは、取るべき問題、何度も落としている問題、授業内容を使えば取れた問題から戻りましょう。

また、保護者がすべてを教える必要はありません。家庭で大切なのは、「どこで止まったか」「なぜその式にしたか」「次に同じ問題が出たら何を見るか」をお子さんに説明してもらうことです。

SS-1では答案とノートから原因を整理します

サピックスのマンスリーで点が取れないとき、原因は答案に表れます。宿題は終わっているのか、デイリーチェックでは取れているのか、マンスリーのどの大問で落としているのかによって、次に戻る場所は変わります。

SS-1では、答案、問題用紙、ノート、宿題の進め方を確認しながら、今のお子さんに必要な復習を整理します。教材を増やす前に、サピックスの今ある教材の中で、どの問題を優先し、どの問題をいったん減らすかを見立てることを大切にしています。

苦手単元やマンスリー前に戻るべきポイントを整理したい方は、苦手単元の重要ポイントまとめをご確認ください。

答案やノートを見ても、点が取れない原因が理解不足なのか、処理ミスなのか、学習の優先順位なのか判断しづらい場合は、答案やノートをもとに相談できる無料学習カウンセリングで、次のマンスリーまでに見直す内容を一緒に整理できます。

中学受験 個別指導のSS-1 編集部

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験専門のプロ個別指導塾SS-1の編集部です。サピックス・浜学園・日能研・四谷大塚・早稲アカなど大手塾に通うご家庭の相談事例や指導実績をもとに、現場のプロ講師が記事を執筆・監修。塾対策から家庭学習の改善まで、根拠に基づいた実践的ノウハウを発信します。

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