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塾の掛け持ちはアリ?メリット・デメリットと成功させるポイントを解説

最終更新
カテゴリー:塾選び
塾の掛け持ちはアリ?メリット・デメリットと成功させるポイントを解説

中学受験を控えた子どもの親にとって、塾選びは大きな悩みの種です。塾を掛け持ちすべきか迷っている人は多くいます。この記事では、塾を掛け持ちするメリット・デメリットや向いているタイプ、成功のポイントを解説します。

記事を読めば、子どもに最適な学習環境を整えるための適切な判断が可能です。塾の掛け持ちを検討する際は、子どもの学力や性格、家庭の状況などを総合的に考慮しましょう。

塾を掛け持ちするメリット

塾を掛け持ちするメリットは以下のとおりです。

  • 塾ごとの強みを活かせる
  • 多様な視点から学習できる
  • 受験対策の幅が広がる
  • 交友関係が広がる

塾ごとの強みを活かせる

各塾には得意分野や特色があるため、掛け持ちすると効果的な学習が可能になります。メリットは以下のとおりです。

  • 教科別に最適な塾を選択できる
  • 弱点を補強し、得意科目を強化できる
  • 多様な指導法や教材に触れられる
  • 各塾の講師陣の専門性を活用できる

算数が得意な塾と国語が強い塾を組み合わせると、バランスの取れた学習ができます。塾ごとの独自の学習システムを利用すると、多角的なアプローチが可能です。複数の模擬試験や判定を受けられるため、より正確な実力を把握できます。志望校別の対策を多角的に行えるため、受験対策の幅を広げることも可能です。

多様な視点から学習できる

複数の塾を掛け持ちすると、異なる講師から多角的な解説を受けられるため、理解が深まります。同じ問題でも、複数の解法や考え方を習得でき、柔軟な思考力を身に付けられるのがメリットです。複数の教材や問題集に触れる機会が増え、各塾の特色ある指導方法を学べます。

塾ごとの得意分野を組み合わせると、効果的な学習が可能です。塾ごとの情報や傾向の違いを比較検討できる点も魅力です。受験に向けた多様な情報を入手しやすくなります。

受験対策の幅が広がる

複数の塾に通うと、さまざまな学習方法や受験テクニックを身に付けられます。複数の塾が蓄積してきた過去問や独自の対策法に触れることが可能です。志望校に特化した対策や自分の弱点を補完する専門的な指導を受けることも可能です。

模試の回数が増えると、多くの受験経験を積めます。異なる角度からの解説を受けると理解が深まり、各塾の得意分野を活かした総合的な学習が可能です。受験情報の収集範囲も広がるため、多くの情報を得られます。

交友関係が広がる

異なる塾の生徒と交流すると、多様な友人関係を築くチャンスが増えます。メリットは以下のとおりです。

  • 情報交換できる
  • 競争意識が芽生える
  • 社会性が育まれる
  • コミュニケーション能力が向上する

異なる環境で学ぶ友人と交流すると、視野が広がる点もメリットです。お互いに切磋琢磨できる環境ができるため、学習意欲の向上にもつながります。協調性も自然と身に付き、将来のネットワークづくりも可能です。

塾を掛け持ちするデメリット

塾を掛け持ちするデメリットは以下のとおりです。

  • 精神的・体力的な負担が大きい
  • 金銭的な負担が大きくなる
  • 学習方法の違いで混乱する場合がある
  • スケジュール管理が難しい

精神的・体力的な負担が大きい

塾を掛け持ちすると、子どもの学習量と通塾時間が増加し、精神的・体力的な負担が大きくなります。複数の塾から出される課題に取り組む必要があり、宿題の量が膨大になりがちです。睡眠時間が減少し、体調を崩してしまう可能性も高まります。塾間の移動時間の増加もデメリットの一つです。

増大する勉強時間と学校生活とのバランスを取るのが難しくなります。休日や自由時間の減少によるストレスも無視できません。複数の塾の指導方針への適応や成績向上への期待による精神的プレッシャーも大きな負担です。友人関係や趣味の時間が減ると、心理的な負担が増えます。

子どもの健康や学習意欲に悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。子どもの様子をよく観察し、過度な負担がかかっていないか確認してください。

金銭的な負担が大きくなる

重複して発生する以下のような費用で、家計を圧迫する可能性があります。

  • 塾の授業料
  • 教材費
  • 交通費
  • 入会金や維持費
  • 模試や特別講座の費用

塾の掛け持ちに伴い、追加の参考書や問題集の購入が必要になる場合もあります。長期休暇中の集中講座や合宿などの追加費用も考慮してください。塾の掛け持ちによって、食事代や雑費も増加する傾向です。予備校や個別指導など高額なコースを選択する場合は、さらに費用が膨らむ可能性が高くなります。

塾の掛け持ちは教育の質を高める一方で、家計には大きな負担です。費用対効果を慎重に検討し、家庭の経済状況に合わせた選択をしましょう。

学習方法の違いで混乱する場合がある

各塾で教え方や問題の解き方が違うため、子どもが戸惑ってしまう可能性があります。塾ごとの違いは以下のとおりです。

  • 教材や問題の難易度、進度
  • 用語や記号の使い方
  • 得意科目や重点分野
  • 宿題や課題の量や内容

学習方法の違いが、子どもの学習効果を低下させる要因になる可能性もあります。違いを理解し、うまく整理できれば、より深い理解につながります。混乱を避けるには、各塾の特徴をよく把握し、子どもと一緒に学習方法を整理するのが大切です。不安な点があれば、塾の先生に相談するのもおすすめです。

スケジュール管理が難しい

塾を掛け持ちすると、複数の塾の授業時間や宿題の締め切りを把握する必要があるため、親子ともに混乱しやすくなります。複数の塾の授業時間が重複してしまう可能性が考えられます。予定が重なった場合の日程調整や学校行事・部活動との両立も困難です。

各塾の予習復習の時間の確保が難しい点もデメリットです。塾以外の習い事や家族の予定との調整も必要になるため、全体的なスケジュール管理が複雑になります。急な予定変更や体調不良時の対応も困難です。長期休暇中の集中講座や受験直前期の模試、対策講座の日程管理も煩雑になります。

子どもの疲労度や集中力を考慮したスケジュール調整が必要になるため、親の負担が大きくなります。家族全員で協力して効率的なスケジュール管理を行いましょう。

塾の掛け持ちに向いているタイプ

塾の掛け持ちに向いているタイプは以下のとおりです。

  • 自己管理能力が高い
  • 情報を整理して選択できる
  • ストレスに強い

自己管理能力が高い

自己管理能力が高い子どもは、複数の塾での学習を効果的に進められます。自ら学習計画を立案し、着実に実行に移す力を備えているためです。限られた時間を効率的に使いこなす能力に優れているのも特徴です。数ある課題の中から優先順位を判断し、重要な課題から取り組めます。

自分の学習状況を客観的に把握し、現状を冷静に分析する力を持っているのも特徴的です。自己規律があり、誘惑に負けずに学習に集中できる点も、塾の掛け持ちに適しています。

情報を整理して選択できる

複数の塾の情報を整理して選択できる能力は、以下のような情報の効果的な活用に役立ちます。

  • 複数の塾の情報を比較・分析する
  • 各塾の特徴や強みを理解する
  • 異なる学習方法や教材を組み合わせる
  • 時間割や宿題を管理する

塾での学習内容を自己の学習計画に反映させることも可能です。必要な情報を取捨選択し、優先順位をつけられるため、学習効率が上がります。

ストレスに強い

ストレスに強い子どもは、複数の塾通いで生じる多様な課題やプレッシャーに対して冷静に対応できます。環境の変化に柔軟に対応し、新しい環境や人間関係にスムーズに溶け込むことが可能です。困難な状況に直面しても、簡単には諦めない強い精神力も持ち合わせています。

物事を前向きに捉えるポジティブ思考も特徴です。困難な課題を成長のチャンスと捉え、積極的にチャレンジしていく姿勢はストレスを跳ね返す大きな力となります。複数の塾での学習方法の違いや、増える課題量にも柔軟な対応が可能です。自分なりのストレス解消方法を持っているため、長期的に学習を続けられます。

塾の掛け持ちに向いていないタイプ

塾の掛け持ちに向いていないタイプは以下のとおりです。

  • 忙しくて時間がない
  • 自発的に学習できない
  • 経済的に厳しい

忙しくて時間がない

忙しい子どもが塾を掛け持ちすると、時間的な余裕がなくなるため、学習効果が低下する可能性が高まります。放課後の習い事や部活動の時間が圧迫され、十分に取り組めなくなります。家庭学習の時間も削られてしまい、学校の宿題や予習復習がおろそかになりがちです。睡眠時間の確保が難しくなるのも大きな問題です。

複数の塾から出される課題の多さに圧倒され、精神的な負担も大きくなります。塾間の移動は、限られた時間をさらに圧迫し、家族と過ごす時間や自由時間も取りづらくなります。スケジュール管理も煩雑で負担です。疲労の蓄積で、体調管理が難しくなる可能性もあります。

現在の生活リズムを見直し、時間の使い方を工夫してみるところから始めましょう。

自発的に学習できない

自発的に学習できない子どもは、自主学習の習慣が身に付いていないため、複数の塾の課題をこなすのは難しくなります。以下の問題が起こりがちです。

  • 塾の宿題や課題をこなすのに精一杯になる
  • 塾の授業以外で勉強する意欲が低い
  • 自分から質問や調べる姿勢に乏しい

自分から勉強できない子どもは、受動的な学習態度が身に付いており、学習の目的や意義を自覚できていない場合がほとんどです。複数の塾に通っても、自己管理能力の不足から十分な効果が得られない可能性が高くなります。

経済的に厳しい

複数の塾に通うと、各塾に対して月謝や入会金を支払う必要があり、家計への負担は増加します。塾ごとに指定の教材を購入するよう求められる場合も多く、教材費もかさみがちです。塾への往復にかかる交通費も倍増します。

兄弟姉妹の教育費や予期せぬ出費にも対応する必要があるため、家計のやりくりが困難です。教育ローンの利用も検討できますが、返済負担も考慮する必要があります。経済的に余裕がない場合は、1つの塾に絞って通うのがおすすめです。費用対効果を考え、子どもに合った塾を慎重に選びましょう。

塾の掛け持ちよりも家庭学習を充実させる方が効果的な場合もあるため、総合的に判断してください。

塾の掛け持ちを成功させるポイント

塾の掛け持ちを成功させるポイントは以下のとおりです。

  • 塾に通う目的を明確にする
  • 子ども本人の意志を確認する
  • 家庭での時間をしっかり確保する
  • 学校の授業も大切にする
  • 費用と時間を計画的に管理する

塾に通う目的を明確にする

塾に通う目的を明確にすると、子どもの学習意欲が高まり、効率的に学習を進められます。目的を設定する際には、以下の項目を検討しましょう。

  • 苦手科目の克服
  • 得意科目の強化
  • 志望校合格に必要な学力レベルの達成
  • 受験に向けた戦略的な学習計画の立案
  • 学習習慣の確立

各塾の特徴や強みを把握し、目的に合った選択をしましょう。学習の進度や理解度に合わせた指導、競争意識や切磋琢磨できる環境を考慮してください。専門的な知識や受験テクニックの習得、模試や過去問対策などの実践的な受験対策を行う塾も存在します。進路相談や受験情報の収集が可能な塾もあります。

子ども本人の意志を確認する

子ども本人の意志を確認すると、学習意欲が高まり、効果的な学習環境の整備が可能です。率直な対話の機会を設け、塾の掛け持ちに対する子どもの気持ちや考えを丁寧に聞き取りましょう。塾の掛け持ちへの興味や学習目標、志望校や現在の学習状況などについて、子どもの意見を確認します。

時間管理や体力面での不安も確認してください。子どもの性格や学習スタイルに合った塾を一緒に選ぶのも重要です。子どもの意見を尊重し、話し合って決めましょう。子どもの様子の定期的な観察や、フォローアップも忘れないでください。子どもの変化や成長を認め、励ますと、モチベーションの維持につながります。

子どもとのコミュニケーションを大切にし、必要に応じて計画を調整する柔軟な姿勢も求められます。子どもの意志の尊重で、効果的な塾の掛け持ちが可能です。

家庭での時間をしっかり確保する

家族でのコミュニケーションは、子どもの心の支えとなり、受験へのプレッシャーを和らげる効果があります。家族団らんの時間を意識的に確保しましょう。塾の課題だけでなく、自主学習の時間を設けることも大切です。十分な睡眠時間の確保は、子どもの心身の健康と成長のために重要です。

趣味や遊びに没頭する時間も、子どもの健全な成長には欠かせません。家事や手伝いは社会性を身に付け、責任感を育むうえで大切な経験となります。ただし、家庭での時間確保は簡単ではありません。塾の掛け持ちで忙しい中、時間を作るには工夫が必要です。

週末に家族で外出する時間を決めたり、平日の夕食時間を固定したりするのがおすすめです。

学校の授業も大切にする

塾での学習と並行して、学校の授業にも積極的に参加すると、効果的な受験対策ができます。学校での学習内容は、受験の基礎となる知識やスキルを身に付けるうえで重要です。授業に集中して参加し、不明点はすぐに質問すると、基礎学力をしっかりと固められます。以下の取り組みが効果的です。

  • 学校の宿題や課題
  • 定期テスト
  • 先生とのコミュニケーション
  • 学校行事や部活動

学校と塾での学習内容を関連付けて理解を深めることも大切です。学校の授業でわからなかったことを塾で補完すると、効果的に学習できます。

費用と時間を計画的に管理する

子どもの学習効果を最大化しながら、家庭の負担を最小限に抑えるためには、適切な管理が不可欠です。月々の塾の月謝や教材費などの総費用を把握しましょう。家計の収支バランスを考慮し、無理のない予算を立てることが大切です。長期休暇中の特別講習や合宿などの追加費用も忘れずに計算に含めてください。

時間管理も重要になります。塾の授業スケジュールを事前に確認し、カレンダーに記入しましょう。移動時間や自習時間も含めた1週間の時間割を作成すると、効率的な学習計画が立てられます。塾以外の習い事や家族の予定との両立も考慮に入れるのがおすすめです。

定期的に費用対効果を検討し、塾の利用が適切かを見極めましょう。やみくもに塾の数を増やすのではなく、費用に見合った効果が得られているかを判断する必要があります。子どもの体調管理に気を配り、十分な休息時間を確保します。塾の課題の他に、家庭学習の時間の確保も重要なポイントです。

まとめ

塾の掛け持ちを検討する際は、個々の状況に応じて慎重に判断する必要があります。学習の幅が広がり、多様な視点を得られる点がメリットです。負担の増加や混乱のリスクがデメリットとして挙げられます。塾の掛け持ちが向いているのは、自己管理能力が高く、情報整理能力のある子どもです。

掛け持ちを成功させるには、目的の明確化や子どもの意志確認、時間管理や学校との両立が重要です。掛け持ちを検討する際は、子どもの性格や家庭の経済状況、時間的余裕を考慮してください。子どもの成長と学習効果を第一に考え、家族で話し合って決めましょう。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。皆さまの中学受験のお役に立ちましたら幸いです。

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