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偏差値だけじゃない!中学受験の学校選びで失敗しないためのポイントと基準

最終更新
カテゴリー:塾選び
偏差値だけじゃない!中学受験の学校選びで失敗しないためのポイントと基準

中学受験における学校選びで多くの親が悩みます。この記事では、中学受験の学校選びにおけるポイントや効果的な情報収集の方法、よくある失敗例と対処法を解説します。

記事を読めば、子どもに最適な学校を見つけるための具体的な方法がわかり、自信を持った学校選びが可能です。子どもの個性や適性を第一に考えることが最も大切です。偏差値や進学実績だけでなく、教育方針や校風、通学環境なども含めて総合的に判断しましょう。

中学受験の学校選びの重要性

中学受験の学校選びは、子どもの将来に大きな影響を与える重要な決断です。適切な学校を選ぶと、子どもの可能性を最大限に引き出せます。6年間の長い期間を見据えて選ぶことも重要です。入学後のミスマッチを防ぐために、学校の特色や強みをしっかり理解しましょう。

中学受験の学校選びの基準

中学受験の学校を選ぶ際は、以下の点に注意して総合的に判断しましょう。

  • 私立と公立
  • 共学と別学
  • 通学時間や交通手段
  • 教育方針や校風
  • 施設や設備
  • 部活動や課外活動
  • 進学実績や進路
  • 学費

私立と公立

私立中学と公立中学では、教育内容や環境に大きな違いがあります。私立中学は特色ある教育や充実した設備が魅力です。公立中学は学費が安く、地域に根ざした教育が特徴です。私立中学では、中高一貫教育による計画的な学びと、充実した施設や設備を活かした多彩な教育が受けられます。

私立中学には入学試験があるので、学力や適性が問われる点に注意してください。授業料や施設費などの学費負担が大きい点も考慮すべきポイントです。公立中学は、学費負担が少ないことや地域に根ざした教育を受けられる点がメリットと言えます。地域の公立高校への進学を見据えた学びができるのも特徴です。

居住地が重要なので、事前に進学先の学校や教育環境を確認しておきましょう。公立中学は文部科学省の学習指導要領に沿った教育が基本であるため、私立中学に比べて独自の特色を出しにくい場合があります。子どもの適性や家庭の状況、教育方針などを総合的に考えて、私立か公立かを慎重に選択することが大切です。

共学と男女別学

共学か男女別学かは、子どもの性格や学習スタイルに合わせて、慎重に検討しましょう。共学では、男女が一緒に学ぶことで協調性や社会性が身に付きます。日常的に異性と関わる中で、コミュニケーション能力も育まれます。思春期の中学生にとって、異性は気になる存在です。

女子校では理系科目にも積極的に取り組める環境があり、男子校では文系科目でも気兼ねなく発言できる雰囲気があります。進学実績は、学校の教育方針や生徒の努力による部分が大きく、一概に判断できません。学校は子どもの性格や適性に合わせて選ぶと良いでしょう。

異性と接することが得意かどうかや集中力の高さ、リーダーシップが発揮できるかも考慮しましょう。将来の進路や職業選択にも影響があるので、長期的な視点で考えて選択することをお勧めします。

通学時間や交通手段

通学時間は子どもの毎日の生活や体力、学習時間に影響を与えるため、1時間以内が理想的です。以下の点に注意してください。

  • 電車やバスの乗り換え回数
  • 自転車通学の可能性
  • 通学路の安全性
  • 雨天時の通学手段
  • 通学路の混雑状況

通学にかかる費用も忘れずに確認しましょう。通学定期券の料金やスクールバスの有無、利用条件の確認が大切です。親が送迎をする場合は距離も考慮し、子どもが充実した中学生活を送れる環境を整えてください。

教育方針や校風

教育方針や校風は、子どもの成長と将来に大きな影響を与えます。学校の教育理念や特色を十分に理解することが重要です。多くの私立中学校は、個性や能力を伸ばす教育方針を掲げています。主体的な学習態度の育成や文武両道、グローバル教育や道徳教育、人格形成にも力を入れています。

各学校によって力を入れている分野や具体的な取り組みは異なるので注意してください。ICT教育を積極的に活用する学校や少人数制授業を導入している学校もあります。

探究学習や課題解決型学習を推進する学校や伝統と革新のバランスを重視する学校など、さまざまな特色が見られます。子どもの性格や興味、将来の目標に合った教育方針や校風を持つ学校を選ぶことが大切です。学校の雰囲気や生徒の様子を直接見ると具体的なイメージを掴めます。

施設や設備

充実した設備は意欲が高まり、学習にも効果的です。多くの私立中学校には、以下のような優れた施設や設備があります。

  • 充実した図書館や自習室
  • 最新のICT機器を導入した教室
  • 広々とした体育館やグラウンド
  • 専門設備(理科室、音楽室、美術室など)
  • 快適な空調設備

整った施設や設備は子どもの学習環境を向上させ、多様な経験をもたらします。設備だけでなく、教育プログラムの内容も重要です。実際に施設を見学し、活用の様子を確認しましょう。子どもの興味や学習スタイルに合った環境を見極める手がかりになります。

部活動や課外活動

部活動や課外活動は、子どもの成長と学校生活を豊かにします。多くの私立中学校では、豊富な部活動や個性豊かな課外活動があるのが特徴です。運動部には、野球やサッカーなどの人気スポーツから、剣道や弓道まで多彩な選択肢があります。文化部も多彩で、吹奏楽や合唱、美術部などが一般的です。

部活動の加入率は学校ごとに異なりますが、多くの学校では高い割合を示しています。活動頻度は週3〜5回程度で、平日の放課後や休日に行われる場合が多いです。指導体制も重要なポイントです。教員による指導に加え、外部コーチを招いている学校も増えています。

専門的な指導を受けられる環境が整っており、海外研修や語学留学への参加をサポートしている学校もあります。ボランティアや地域貢献活動を通じて、社会性や協調性を育む機会を提供している点も魅力です。部活動や課外活動は子どもの視野を広げ、社会性を育てるのに役立ちます。

文化祭や体育祭は、生徒の自主性や協調性を育てる大切な機会です。生徒会や委員会活動が盛んな学校も多く、リーダーシップを育む貴重な場です。放課後や休日の学習サポート体制も充実しています。教員の個別指導や補習授業など学習面のフォローアップも期待でき、丁寧なフォローを受けられます。

進学実績や進路

進学実績や進路では、高校や大学への進学率、難関大学への合格者数などが注目されています。難関大学への合格実績は、学校の教育力を示す重要な指標です。東大や京大など国内トップ校の合格者数や海外の有名大学への進学実績も重視されています。

数字だけでなく、生徒一人ひとりの適性や希望に合った進路指導が行われているかも確認しましょう。

  • 高校・大学への進学率
  • 難関大学への合格実績
  • 国公立大学への進学実績
  • 海外大学への進学実績
  • 卒業生の進路先
  • 有名企業への就職実績

特定の分野での進学・就職に強みを持つ学校もあります。理系や文系、芸術系など、学校によって得意分野が異なるため、子どもの興味や適性に合う学校を選ぶことが大切です。進路指導の充実度も重要です。大学受験対策プログラムの内容やキャリア教育の取り組みなどを確認してください。

早い段階から将来を見据えた指導を行っている学校は、生徒の進路選択をサポートする体制が整っています。

学費

学費は中学受験の学校選びで重要です。私立中学校では授業料や施設費、入学金などが必要で、金額は学校ごとに異なります。授業料は年間50~150万円程度、施設設備費は年間10~30万円程度、入学金は20~50万円程度が一般的です。

年間の学費総額は100~200万円程度で、6年間の総額では600~1,200万円程度になる場合が多くあります。学費の支払い方法は、年払いや半期払い、月払いなどがあります。奨学金制度や兄弟姉妹割引を設けている学校もあるため、詳細は各学校に確認しましょう。

学費以外にも、制服代や教材費、修学旅行費などの諸経費がかかることがあります。学費の値上げ傾向や他校との比較、中途退学時の扱いなども確認しておくと安心です。学費の税金控除に関する情報も把握しておきましょう。

本記事では、一般的な費用の目安となる情報をご紹介しています。正確な情報につきましては学校のホームページで個別にご確認ください。

中学受験の学校選びに必要な情報収集方法

中学受験の学校選びでは、以下の情報収集方法があります。

  • 学校説明会やオープンキャンパスへ参加する
  • 学校のパンフレットや公式サイトを活用する
  • ネット上の口コミや評判を活用する

それぞれのポイントを詳しく確認しましょう。

学校説明会やオープンキャンパスへ参加する

学校説明会やオープンキャンパスへの参加は、中学受験の学校選びに欠かせません。実際に学校を訪れると、パンフレットやウェブサイトだけではわからない情報を得られます。学校の雰囲気や施設を直接体験できるのが、最大のメリットです。

教室や図書館、体育館などの施設を見学すると、子どもが6年間過ごす環境をイメージできます。教職員や在校生と直接話せる機会もあり、学校の特色や教育方針を詳しく知れるので活用しましょう。疑問点を解消し、授業や部活動の様子を見学することで、子どもの学校生活をより具体的に思い描けるようになります。

入試科目や出題傾向、学費や奨学金制度についての確認が重要です。学校行事の内容や制服のデザインなどの把握、他の受験生や親との情報交換ができるのもメリットです。同じ立場の人々と交流すると、新たな視点や情報を得られます。

子どもが学校の雰囲気に馴染めるか、興味を持てるかを直接確認できるので、適性を判断する機会にもなります。複数の学校の説明会に参加すると比較検討が容易です。

学校のパンフレットや公式サイトを活用する

学校のパンフレットや公式サイトの活用で、以下のような情報を確認できます。

  • 基本情報
  • 入試情報
  • 施設・設備
  • カリキュラム
  • 部活動
  • 進学実績
  • 学費・奨学金
  • 学校行事
  • 年間スケジュール
  • 教師陣や生徒の声

情報を丁寧に確認すると、子どもに合った学校を見つけやすいです。パンフレットや公式サイトだけではわからない情報もあるため、他の情報源と組み合わせて活用しましょう。

ネット上の口コミや評判を活用する

以下のようなネット上の口コミや評判から体験者の声を知ると、学校の雰囲気や特徴をより深く理解できます。

  • 受験生の口コミサイトや掲示板
  • SNSでの在校生や卒業生の投稿
  • 塾や予備校の先生の評価
  • 親向けの受験情報サイト
  • 学校周辺の地域情報サイト
  • 卒業生のインタビューや体験談
  • 学校ランキングサイトの評価
  • 受験生向けQ&Aサイト
  • オンライン学校説明会の参加者の感想
  • 教育関連のブログや記事

ネットの情報には個人の主観や偏った意見が含まれることがあるため、複数の情報源を比較し、総合的に判断しましょう。最新の情報を得るために、新しい投稿や記事を参考にすると良いでしょう。学校の状況は年々変化するので、古い情報に頼りすぎないよう注意してください。

ネット上の情報を活用しつつ、実際に学校を訪れて自分の目で確認しましょう。両方の視点を持つと、より適切な学校を選べます。

中学受験の学校選びでよくある失敗

中学受験の学校選びには、いくつかの失敗パターンがあります。

  • 親の希望だけが先行してしまう
  • 偏差値や進学実績だけで決めてしまう
  • 周りと比較してしまう

親の希望だけが先行してしまう

中学受験の学校選びで親の希望だけが先行してしまうと、主体性や自主性が育ちにくくなるため注意してください。社会的ステータスを重視して、親が一方的に学校選びを行う場合が多くあります。適性を無視し、本来の興味や能力を活かせなくなると、子どもに過度な負担がかかります。

精神的にも肉体的にもストレスが増すため、子どもの成長を考えて学校を選びましょう。子どもの成長や幸せを長期的な視点で考え、性格や興味に合った学校を選ぶと、より充実した中学生活を送れます。親子でよく話し合い、お互いの考えを共有することが重要です。

偏差値や進学実績だけで決めてしまう

偏差値や進学実績だけで学校を選ぶと、子どもの適性や興味を無視してしまう可能性があるため危険です。学校の教育方針や校風との相性を見落としたり、子どもの個性や長所を伸ばす機会を失ったりします。学校生活の質や充実度を軽視してしまうなどの問題も起こりやすくなります。

偏差値や進学実績は重要な指標の一つですが、子どもの成長や幸せにつながるとは限りません。学校には進学実績以外にも、充実した部活動や独自の教育プログラムなどの数字では表せない価値があります。偏差値や進学実績のこだわりは、子どもに過度なプレッシャーがかかり、進路選択の幅を狭めるので注意してください。

周りと比較してしまう

周りと比較してしまうと他の家庭の選択に影響されやすくなり、基準を見失いがちです。友人や知人の子どもの志望校に引っ張られたり、SNSや口コミサイトの情報に振り回されたりする場合があります。塾の他の生徒との比較で焦りや不安を感じたり、偏差値や学校のランキングに過度にこだわったりするケースも見られます。

大切なのは、自分の子どもに最適な環境を見つけることです。周りとの比較は、子どもの個性や適性の無視につながり、不適切な選択をしてしまう可能性があります。親の過去の経験や後悔が判断に影響を与える場合もあります。

周囲の声に惑わされず、子どもの興味や能力、将来の目標に合った学校選びが重要です。子どもとじっくり話し合い、家族で納得のいく選択をしましょう。

中学受験の学校選びで行き詰まったときの対処法

中学受験の学校選びで行き詰まったときは、冷静に状況を見直し、以下の新しい視点を取り入れましょう。

  • オンライン合同学校説明会へ参加する
  • 第三者の意見を取り入れる

オンライン合同学校説明会へ参加する

オンライン合同学校説明会へ参加すると、複数の学校の情報を一度に収集でき、時間と労力の節約につながります。自宅から気軽に参加でき、移動時間や交通費がかからないため、効率的に多くの学校の情報を集めることが可能です。

学校の特徴を比較しやすいので効率的に選べるうえ、個別の質問機会が設けられている場合もあります。疑問を直接解消でき、最新情報を入手できるため、現状を正確に把握できます。他の参加者の意見を参考にすると、新たな視点を得られるので活用しましょう。

録画視聴ができる場合は、都合の良い時間に繰り返し確認できて便利です。学校の雰囲気やプレゼンテーション力も間接的に把握できるので、実際の学校訪問の前に印象を掴めます。参加者限定の資料や情報が得られることもあるので、チャンスを逃さないようにしましょう。

第三者の意見を取り入れる

第三者の意見を取り入れると客観的な視点を得られるので、新たな気づきや選択肢が見つかる可能性があります。以下のような方法や、第三者の意見を取り入れましょう。

  • 塾の先生や教育コンサルタント
  • 中学受験経験者の保護者
  • 卒業生や在校生
  • 教育関連のフォーラムや掲示板
  • 学校選びの専門家によるセミナー

最終的な判断は家族で話し合って決めることが大切です。第三者の意見はあくまで参考程度に留め、子どもの個性や家庭の事情を最優先に考えてください。教育関連のブログやSNSでの情報収集も有益ですが、個人の主観的な意見が多いので、複数の情報源を比較検討しましょう。

地域の教育相談センターや学校の先生、教育委員会に問い合わせるのもおすすめです。

まとめ

中学受験の学校選びは、子どもの将来に大きな影響を与える重要な決断です。多くの要素を考慮しながら、慎重に選ぶ必要があります。最も大切なのは、子どもとの対話です。親の希望だけでなく、子どもの適性や希望を尊重しましょう。

偏差値や進学実績だけにとらわれず、教育方針や校風、通学時間や部活動なども含めて総合的に判断してください。情報収集には学校説明会やオープンキャンパス、パンフレットや公式サイト、口コミなどを活用しましょう。行き詰まったときは、オンライン合同説明会や第三者の意見を参考にするのもおすすめです。

子どもに合った学校を選ぶと、充実した中学生活を送れます。焦らず、じっくりと時間をかけて選びましょう。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。皆さまの中学受験のお役に立ちましたら幸いです。

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