早稲アカの社会で、暗記しているのに点数が伸びない原因を答案から整理します。地理・歴史・公民の勉強法、テスト周期に合わせた復習手順、教材の絞り方、家庭での確認ポイントを具体的に解説します。

早稲田アカデミーの横浜校に通っています。
まだ5年生なのですが、志望校は早目に決めておいた方がよいでしょうか。
今のところ、子どもには「ここに行きたい」という学校はありません。
ただ、そういった目標がないため、勉強に対する姿勢があまりよくないのではないかと思っています。
学校見学などにも連れていこうとするのですが、本人が行きたがりません。
ただし、受験は「やめたくない」と言います。
いつ頃志望校は決めるものなのでしょうか。
(早稲田アカデミー5年)

この度はご相談ありがとうございます。早稲田アカデミーに通っていらっしゃるのですね。
まず、現在お子様に具体的な志望校が無い事に関しては、それ程重大に考えなくても大丈夫です。
まだ具体的にお子様が学校見学には行きたがらない状況であれば尚更でしょう。
確かにお子様に「ここに行きたい」という具体的な志望校がある場合は、目標が明確な分サポートしやすく、ご本人のモチベーションを保持する上で有効だと思います。
とは言え、まだまだ小5です。
本人の志望動機が非常に幼く、偏っている場合もあります。
また、お子様自身が大学への合格実績を見据えたり学校の教育方針が自分と合っているか等の客観的な判断も難しいです。
そのため、志望校選定には保護者様の適切な誘導やぜひの判断が絶対に必要となります。
もし人気校・難関校を志望校にした場合、初志貫徹という訳にもいかない状況に陥る事もあり、最終的に志望校を決定する際、ご本人に精神的なダメージを残してしまい受験本番でモチベーションを低下させてしまうケースもあります。
それでもやはりご指摘のように「目標を定める」事はモチベーションをアップさせる上ではとても大事です。
そこで、今はそれを『志望校選定』とせず、短期的な目標を設定していきましょう。
なぜなら、一般的には子どもたちが見据えることができるのは2~3週間先のことまでです。
今は入試まで時間がありすぎて実感がわかず、それだけでは日々の学習を頑張りきれないことの方が多くなってしまうからです。
たとえば、漢字で満点をとる、週テストで○○点をとる、クラスアップを達成するなど、より身近なゴールがあれば、お子さんにもイメージがしやすく、モチベーションアップにつながりやすいです。
まずは、科目ごとでどのような目的を持って勉強を進めていくのか、親子で話し合ってみたり、プロの目を借りられると良いですね。
お子さんは短期目標に向かって学習を進めて頂く一方で、保護者様は志望校選定の準備を始めましょう。現段階では「受験する可能性のある学校」を少し広目にピックアップされると良いと思います。
などを総合的に調べてお子様に色々と情報を教えてあげてください。
その際、「保護者目線でのお奨め」もあった方がよいと思います。
また、学校資料をお子さんの手の届くところに置いておくのも良いかもしれません。
人目を気にせず、自分のペースで情報収集ができ、自ら進んで情報を得ていくきっかけにもつながります。
その上で、数ある候補校の中でより上位(難関)校を睨んだ学習をしていけば、最終的な選択肢を狭める事無く準備出来ると思います。
なお、学校見学への積極的な働きかけは継続してください。
『親がちゃんと考えてくれている』
という安心感にも繋がりますし、きっと『学校見学に行きたい』と希望する時期がくると思います。
そして、具体的な志望校の絞り込み(選定)に関してですが、
『6年生の夏期講習明け』
がまずはポイントです。
ほとんどの塾が中学受験に必要なカリキュラムは夏期講習までで終了し、以降は『過去問練成』等の『受験(予想)問題対応』にシフトしていきます。
このタイミングで志望校の絞り込みが出来ていると、志望校の出題傾向に沿った学習を柱と出来ますので、各教科・各単元の「やるべき事」「やらなくていい事」がはっきりしてきます。
その結果志望校合格に向けた学習効率が上がります。
逆を言えば、このタイミングである程度の絞り込みが出来ていないと、最終的にどこを受けても良いように『総合力をあげる学習』をせざるを得なくなります。
良い面もあるのですが、時間のロスも大きくなる可能性もあります。
9月以降は各塾で志望校判定のための模試がありますから、その結果や過去問のスコア等を色々と分析しながら、最終的に受験する学校を決めていく事になります。
出願は12月1日~試験の学校で1月の中旬位です
以上、志望校選定の流れやポイントご説明さしあげました。
もし、志望校が決まる前までの適切な目標設定や、志望校の入試傾向に沿った学習の進め方などで気になる事がありましたら、SS-1の教室にご気軽にご連絡ください。
授業だけではなく、毎月の保護者様との面談の実施や、お電話でのご連絡をこまめにとることで、総合的な学習支援をご提供しています。
まずは来年の夏期講習までにある程度の絞り込みが出来るように、ご本人に色々と働きかけていきましょう。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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