【中学受験社会】サピックス5年生・6月マンスリーテストに向けた「地理の総復習」の復習ポイント

皆さんこんにちは!
SS-1社会科講師の坪井です。
6月に行われるサピックス5年生のマンスリーテストでは、「地理の総復習」として地理分野が幅広く出題されます。
今回はそのマンスリーテストに向けて、何をポイントに復習したらいいのかを解説させていただければと思います。
①地名・名所・伝統工芸などを場所とセットで押さえる。
当たり前の話ではありますが、「地名や名所だけ」を覚えていても、なかなか点数につながりません。
例えば、日本三大急流(球磨川・最上川・富士川)ですが、熊本県・山形県・静岡県にあると覚えるだけでも不十分です。
地図上でどこにあるかまで、確認しておくことをお勧めします。
なお、最上川は1つの県を流れる川としては最大の河川ですので、そういった周辺知識もセットでおさえられると、より良いでしょう。
※ちなみに、「1つの都道府県を流れる最大の河川」は「石狩川」です。
②雨温図を理屈とセットで押さえる
雨温図の問題は、サピックスのテストはもちろん入試でも超頻出です。
雨温図は、「平均気温と降水量の関係」を示したグラフになるので、それぞれの地域の気温と降水量の特徴をきちんと押さえておきましょう。
なお、平均気温は「緯度」、降水量は季節風の向きと日本の地形によって決まります。
「太平洋側はなぜ夏に降水量が多い」
「瀬戸内はなぜ年間を通して降水量が少ない」も理屈で説明できますので、背景とセットできちんと押さえておきましょう。
③工業地帯・地域のグラフを確認する。
工業地帯のグラフもサピックスのテストはもちろん、入試超頻出です。
特に四大工業地帯(京浜工業地帯・中京工業地帯・阪神工業地帯・北九州工業地帯)は頻出ですので、必ず答えておきましょう。
また工業地域は、京葉工業地域と瀬戸内工業地域がよく聞かれますので、必ず確認しておきましょう。
なお、稀にサピックスでは、茨城県にある「鹿島臨海工業地域」を聞いてくることがありますので、念のため確認しておけると良いでしょう。
④農産物のランキングを確認する。
農産物もグラフや表など様々な形式で問われやすくなってきます。
特に近郊農業によって多く育てられる野菜は、千葉・茨城あたりが上位に入ってきて見分けにくくなるので、きちんと確認しておくと良いです。
また、ももやぶどうも頻出ですので、きちんと押さえておきましょう。
(ももは福島が上位に来るのがポイントです。)
なお、北海道は農産物ランキング上位の常連ですが、ほとんどどの作物でも上位に入ってくるため、あまり参考にならないこともありますので、注意しましょう。
以上の4つのポイントに絞って、是非マンスリー対策を行ってみてください。
皆様のご健闘を祈っております。
夏に向けて社会の成績を何とかしたいとお悩みでしたら、最寄のSS-1の教室にご相談ください。無料の学習カウンセリングを行わせていただき、お子様に応じたベストアドバイスを差し上げます。
↓
お申込みはコチラ

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。皆さまの中学受験のお役に立ちましたら幸いです。
中学受験に役立つ受験情報をLINE公式アカウント・メルマガで配信中!

塾のクラスを上げるには?
成績を上げる方法とは?
SS-1のLINE公式アカウントまたは無料メールマガジン『Challenge Eyes』にご登録いただくと、中学受験専門の個別指導ノウハウが詰まった塾の成績アップに役立つ情報や限定セミナーのご案内をお届けします。
迷惑メールフィルタ設定をご利用の場合は、m-academia.co.jpドメインおよびss-1.netドメインからのメールを受信できるよう設定をお願いいたします。