中学受験 5年生の模試の使い方
11月も中旬。
5年生は新学年のクラスに関わる模試が多くありますね。
日能研、浜学園とも、11月の公開テストがありました。
秋から、どの塾も全般的にテストが難しくなっていきます。
すでにその変化に気づいているお子さんもいるかもしれませんね。
9月段階で、すでにそのことに気づいたご家庭は、この11月のテストで結果を出せたかもしれません。
今の時点で結果が出ていないお子さんはどうでしょう。
まだ結果が出ていないというお子さんは、11月のテストを活用して12月、1月のテストに備えましょう。
11月のテスト返却後、すぐに詳しく振り返るのです。
間違った問題について、次のようなことを分析してみましょう。
A 正答率が高い問題だったのに、ミスをして間違った
B 正答率が高い問題だったのに、解き方がわからなかった
C 正答率が低い問題で、解き方がわからなかった
正答率が高い、低いの判断は、お子さんの目指す学校の偏差値レベルによって判断するといいでしょう。
お子さんの志望校の偏差値が(お通いの塾の偏差値で)55なら、100からその数値を引くのです。
100 - 55 = 45
このように、正答率45%を基準に、それより正答率が高い問題について、上記のAやBの問題がなかったか確認しましょう。
また、11月の模試で良い結果を手にしたお子さんは、今回結果が出せた「勝因」は何かを考え、次回以降の模試に活かしてほしいのです。
なぜなら、これから冬にかけて、公開とはまた別の重要な模試があるからです。
例えば、
サピックス「志望校診断サピックスオープン」
浜学園「小5 灘中チャレンジテスト」
希学園「合否判定テスト」
日能研「小5 PRE合格判定テスト」
など。
これらはそれぞれ、ふだんの公開テストよりワンランク入試に近いテストです。
実は6年生になると、入試に向けた「学校別テスト」が各塾で行われます。
浜学園では学校別の「小6プレ入試」、サピックスでは男女御三家、その他早慶など有名校対象の「学校別オープン」があります。
それらの模試の前哨戦として、このような「ふだんの公開よりもレベルの高いテスト」にどれくらい対応できるか挑戦してみてほしいのです。
6年生の学校別模試と同じく、5年生ではふだんの公開以外の大きなテストが「ワンランク上」のレベルだからです。
これらのテストで結果を出せるかどうか、まずは今年みてみましょう。
このように、毎月の公開テストとそれ以外の「志望校系」のテストごとに役割を決め、「このテストから何を見通すか」を考えてテストの見直しをするようにしましょう。
そのために、ふだんから年間でどんな模試がいつ行われるのかを確認しておくことは大切ですね。
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☆ 「5年生の模試の使い方」 ☆
1. 模試の年間スケジュールをチェックする
2. 模試によって目標設定を変える
3. そのテストから「何を見通すか」を考える
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