中学受験生 勉強時間が足りないと思ったら、勉強のしかたを変えよう!
もう11月。
6年生はいよいよ追い込みの時期です。
4年生、5年生のお子さんも、次の学年のクラスが気になり始めているかもしれませんね。
一方で、学年の後半、塾で習う量や難しさもアップし、ちょっと苦戦気味のお子さんもいるでしょう。
学年の終盤のこの時期、
「がんばって宿題をやっているのに、結果が出ない」
そう感じているなら、それは勉強のしかたを変えるべき時期に来ているサインかもしれません。
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「勉強時間が足りない?」
「うちの子がんばっているけど、みんなもっとがんばっている?」
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いいえ、違います。
うまくいっている子は、「勉強のしかた」をどこかで変えているんです。
お子さんを塾に通わせ始めると、よく起きることですが、
だんだん宿題に取られる時間が長くなってくる
↓
これといった結果が出ない
↓
お子さんが宿題に取りかかるまでの時間が長くなる(モチベーションが下がっている)
↓
「早くやりなさい」といった声かけが多くなる
↓
さらにお子さんのモチベーションが下がる
↓
勉強時間よりも親子喧嘩の時間が長くなってくる
これが、中学受験の勉強において最悪の「悪魔のサイクル」です。
こういったサイクルには、絶対に陥らないよう気をつけてほしいのです。
それにはまず「宿題は全部すべき」という思い込みを捨てる必要があります。
決まった時間で大量の宿題を毎週こなしていると、だんだん「とにかく処理する」という勉強になりがちです。
やり方を覚えて、どんどん当てはめて「答え」を出す。
・・・一見正しいように見えますが「作業」しているときにはお子さんの頭はきちんと働いていません。
「手順」を追っているだけです。
「ええっと、こんな感じの問題は2つのものを比べるから、線分図を上下に揃えて書くんだって先生は言ってたな・・・」
そんなことを考えながら問題を解く「余裕」を、日常の勉強の中にとるのです。
「考える」という、ある意味当たり前ともいえることが、塾の宿題に毎週忙殺されているとなくなってきてしまうのです。
では「考える」ということをふだんの勉強に取り戻すにはどうすればいいか。
ポイントは「取捨選択」です。
塾の今週の宿題のうち、
「絶対に身につけなければならないもの」
と
「今は完全に身についていなくてもなんとかなるもの」
を「仕分け」することです。
そして「絶対に身につけなければならないもの」に集中するのです。
「10個やって3つ身につく」勉強法から、「5個を確実に身につける」勉強法に変えるのです。
もちろん、宿題の「取捨選択」はお父さん、お母さんだけではうまくできないかもしれません。
そんなときは塾の先生の協力も仰ぎましょう。
塾の先生に「今週の範囲で、絶対に身につけておくべき問題(パターン)はどれですか?」という質問をするのです。
全部やっているが成績が上がらない、逆に量に忙殺されているという現実を伝え、協力してもらうのです。
状況を正しく理解したなら「それでも全部やりなさい」という先生は多くはないと思います。
いま必死でやっているのに成績が上がらない、というご家庭は「やるべきことを絞る」という視点で学習スタイルを変えることを試してみてください!
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☆学習法を効果が出るものに変えるための視点
1. 「宿題は全部すべき」という考えを捨て、やるべき問題を絞る
2. 塾の先生の協力を仰ぐ
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もちろん、問題の取捨選択、学習スタイルを変えるお手伝いをSS-1がすることも可能です。(SS-1がもっとも得意とする分野の1つです!)
お困りの場合には、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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