6年生のスタートダッシュは11月のテストから!~サピックスの場合~
スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋がやってきました!
中学受験では「テストの秋」とも言えますね。
特に6年生には受験校を決めるための大切なテストが沢山あります。
サピックスでは、
慶應湘南藤沢・灘・聖光学院・麻布・栄光・開成・慶應義塾中等部・慶應義塾普通部・駒場東邦・武蔵・早稲田・早実・早大学院・桜蔭・女子学院・雙葉・筑駒・豊島岡
の学校別オープンが行われます。
四谷大塚でも、
開成・麻布・武蔵・駒場東邦・桜蔭・女子学院・雙葉・筑駒・栄光・聖光・慶應義塾中等部・フェリス・灘
の四谷学校別判定テストが行われます。
6年生は「テストの嵐」ですね!
一方、5年生にとってもこの時期のテストは、6年生のスタートダッシュが上手くいくかどうかを占う重要なテストです。
サピックスを例に、具体的に見ていきましょう。
6年生の2月からのクラスはその1ヶ月前、来年1月に行われる「入室・組分けテスト」の成績で決まります。
「マンスリーでは点を取れるんだけれど組分けになると...」というお子さんも多いと思います。
この1月組分けテストで結果を出すために、どのような準備をすればよいでしょうか。
まずは、日々の学習を確実に定着させていくことは絶対条件です。
その上で、マンスリーテストと組分けテストの問題の違いを確認しておくのです。
普段のマンスリーと違い、組分けテストは実力テストです。
色々な単元から問題が出題されます。
そして、ふだんのマンスリーテストよりもレベルの高い、踏み込んだ問題が出題されます。
まずはそのことを踏まえ、単元に「穴」がないか確認しておく必要があります。
そのために
1.5年生で受験した組分けテストの振り返り
2.問題構成に共通点のあるサピックスオープンの振り返り
をしておきます。
もう一度時間制限を設けてテストに取り組み、
1.知識の漏れをチェックする
2.自力で解ける問題を全問正解できているかチェックする
3.全てを解けない問題でも部分点が取れるかチェックする
といったことを行っておくのです。
組分けテスト、サピックスオープンは難しい問題が出題されますが、逆にいうと難しい大問は(1)のみ手堅く正解し、あまり差がつかない難問の(2)や(3)は後回しにする、といった戦略で解いたほうが結果に結びつくことがあります。
そういったことを過去のテストで振り返り、11月の志望校診断サピックスオープンを迎えましょう。
つまり11月の志望校診断サピックスオープンを「1月の組分けテストの予行演習」と位置づけるということです。
もちろん、組分けテストに不安がないお子さんは、この志望校診断サピックスオープンで志望校合格の可能性をチェックし、次の勉強に活かしていけばよいと思います。
ただ、組分けテストに不安があるお子さんの場合、「志望校診断」と「組分けの準備」の2つを同時に課すると二兎を追う者...になる危険性があります。
まずは1月の組分けテストで希望のクラスを確保し、「6年生4月の志望校判定サピックスオープンへの足場を築く」というように階段を一歩ずつ上がっていきましょう。
この階段の上がり方ができれば、6月の志望校判定サピックスオープンと7月の組分けテストから6年生の夏期講習を希望するクラスで受け...という次のステージにも結びついていきます。
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☆ 6年生のスタートダッシュを決めるポイント☆
1.過去の組分けテストなど、苦手なタイプのテストを振り返る。
2.目標とするテストの一つ前のテストに照準を合わせる。
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