中学受験国語でよく出題される「比喩」の問題は、苦手とする小学生が少なくありません。本稿では、その「比喩」に注目し、どのように読み解いていくか...
6月5日はサピックスのサピックスオープンがありましたね。
また日能研では第2回志望校選定テスト(全国公開模試)が5月29日に行われました。
お子さんたちは大きなテストで力を十分に出し切ることができているでしょうか。
6年生も受験がすこしずつ迫ってきていることを肌で感じ始めていることでしょうから、思わぬ力が肩に入ってしまい、予想外の結果となるお子さんもいます。
公開模試やオープンといった大テストの結果は、受験校選びに直結していますし、塾のクラスや受講コース・講座に結びついていますから、毎回のテストで結果を残すことは大切だと、お子さんもわかっているからです。
サピックスや日能研などの大手塾の模試を受ける大きな利点のひとつは、そんな大テストがほぼ毎月あることです。
なぜならば「塾の大テストは入試本番の練習」だからです。
ライバルが周りにいる試験会場で、入試問題にその性格が近いテストを毎月練習できることは、わずか12歳のお子さんが挑む中学受験において、間違いなく有利に働きます。
日能研の5月末の公開模試とある中学校の入試問題とは同じではありませんが、問題の構成が似ているという点が重要なのです。
確認テストや復習テストが宿題の数値や記号を入れ替えた数値替え問題が並んでいるのに対し、大テストは所見の問題が出題されるということが、入試問題との類似点です。
配点という点からみても、平均すると100点満点の内60点が既存の問題の類題、残りの40点がオリジナル問題である点で、大テストと入試問題は似ています。
大テストで力が発揮できないお子さんは、入試本番でも同じことが起こり、実力に見合った学校に合格できない可能性が高いのです。
大テストが毎月あるということは、本来の力を発揮する訓練のチャンスが多いということですから、活用しない手はないのです。
ではその塾の大テストで力を発揮できない
という現象はなぜ起こるのでしょうか?
例えば
・問題文を正確に読んでいなかった...
・計算を間違った...
・記号で答える問題を言葉で書いた...
・答えを解答欄へ書くときに書き間違えた...
・「この問題知っている!」と思って答えを決めつけてしまった...
などの理由で、正解できるはずなのに失点してしまった問題があると、「ミスした」と考えられがちです。
しかし、このような失点を「ミス」と思っている限り、失点はなくなりません。
これらの失点は「癖」として、「習慣」になってしまっているのです。
失点の原因が自分の「癖」や「習慣」にあることに気づき、それをなくすことができれば、偏差値は簡単に10くらいアップします。
そして、お子さんの「癖」や「習慣」を直すのが、お父さん、お母さんの仕事です。
お子さんが自分の「癖」に気づけるよう、働きかけてあげましょう。
そのために絶対に欠かせないことが、「お子さんを正確に観察する」ことなのです。
問題文の読み落とし癖のあるお子さんに、単に「問題文をていねいに読みなさい」と促すだけでは、問題は解決しません。
問題文をていねいに読ませるために、どんな行動を促せばよいかを、観察から読み取ることが重要です。
読み落としにも
・語句の意味がわからず読み飛ばしている
・助詞を読み飛ばすために、正確に問題条件を読み取れていない
・問題文が長すぎて整理できず、混乱したまま問題に取りかかっている
など、いろいろな理由が考えられます。
読み落としの原因が異なれば、対策も変わってきます。
原因に応じた適切な対策を講じれば、状況は改善されます。
もうすぐ夏休みです。
「癖」を持ったままでは、問題のレベルが高くなる夏の学習で得点をアップすることは困難です。
「癖」を直すのには時間と適切な対策が必要です。
でも、「癖」が直れば、得点は飛躍的に向上します。
今すぐ、お子さんを正確に観察し、適切な対策を講じてあげてください。
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☆ミスをなくして偏差値をアップさせるためのポイント☆
「お父さん、お母さんが、お子さんを正確に観察し、適切な対策をする。」
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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。お子さまの努力とご家庭のサポートが実を結ぶよう、SS-1がその一歩を支えられましたら嬉しく思います。
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