夏休みに向けてレベルアップ!パート2 ~自信をつけて、得点アップ!~
もうすぐ夏至ですね。
夏至を過ぎれば夏休みはすぐです。
夏休みを目前に控えた時期に多いご相談のベスト3は、
・増えてきた国語や理科の記述問題で得点できません...
・算数が「撃沈」しました...
・塾をかえた方がよいのでしょうか...
です。
これは「テストの成績不振」からきています。
「これまではそこそこ順調だったのに急に成績が下がってしまって...」
「今までに見たことのない点数をとって帰ってきたんです。」
など、このような状態になってしまったお子さんは ○、×はつけるけれど、解説をよく読んでいないことが多いのです。
このようなお子さんには
「間違えた問題は、解説や解き方も赤ペンで書く。」という表面的なことはできていても、 解説を読んで自分なりに理解するという学習が不足しています。
その結果、
「この問題は、ここに補助線を引いて相似を作れば答えがでる。」
というように問題ごとにひとつひとつの解き方を丸覚えしたり、
「アとエは絶対違うし、ウかなという気もするけれど、なんとなくイが正解のような気がする。」
といった、きちんとした理解していないのに曖昧な答えを書くようになっていきます。
3択や4択の○か×を考えるだけの問題や記号問題は正解できることもありますが、一から組み上げなければならない記述問題や、自分で判断しなければいけない応用問題は正解できません。
そしてこの時期、6年生のテストは記述問題や応用問題の比率が高くなり、これらの問題に対応できる子とそうでない子との得点差が一気に広がってしまうのです。
これがいわゆる「撃沈」という状態です。
しかし、まだチャンスはあります。
それが、夏休みです。
夏休みは9月から本格的に始まる志望校別対策授業の準備期間です。
「9月からは難しい問題が中心の教材となりますから、夏休みにじゅうぶん復習してくださいね。」というのが大手進学塾の考え方で、そのために夏期講習を設定しているのです。
夏休みは、大量の問題演習をすることが可能です。
記述問題に対応できる学習方法、応用問題を解くための学習方法で取り組むことができれば、先行しているお子さんに追いつくことができます。
言いかえれば、この夏休みに新しい学習方法で取り組むことができなければ、逆転の機会が遠のいてしまうのです。
ということは、夏休みまでに学習方法を変えておかなければいけません。
夏休みまでの残り期間は約1ヶ月です。
長いようで短い期間ですから、あれもこれも欲張らず、どこかひとつの単元で切り替えができれば、他の単元でも切り替えていくことは可能です。
夏休みまでの1ヶ月に単元をひとつ選んで、学習方法を変えてみましょう。
学習方法を切り替えるのに、題材として「すごく苦手な単元」を選ぶと、学習方法を切り替える以外にやることが多くなりすぎます。
「もう少しで何とかなるんだけど...」という「惜しい単元」を選びましょう。
ひとつの単元で
「あぁ、こんなふうに取り組めばいいんだ。」
と自信がつけば、そのあとはお子さんに任せておいて大丈夫です。
はじめの第一歩が苦しいのでその期間、「夏休みまでに切り替えていきましょうね。」とお父さん、お母さんがゆったりと構えて、応援してあげましょう。
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☆ 自信をつけて、得点アップするためのポイント ☆
「惜しい単元を選び、1ヶ月かけて学習方法を切り替える。」
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