中学受験 新学年の学習をうまく回すポイントとは?
2018年の中学入試も終わりました。
各塾では、新学年の学習がスタートしましたね。
塾での学年が変わると、それにともなっていろいろなことが変わってきます。
習う内容も複雑に、塾の日数、拘束時間も増えて負担が増します。
塾の学年が上がると、宿題などの負担は前の学年の1.5倍から2倍になると言われます。
たとえば浜学園の「最高レベル特訓」を例にあげると、4年生と5年生とでは問題数が倍ほどにもなるのです。
授業時間も長くなれば、そのぶんの宿題も増えます。
塾の日数や授業が増える
↓
同時にそれぞれの授業で出される宿題の合計も多くなる
↓
増えた授業に通う時間+その宿題の時間 が必要になり、一気に負担が増える
平常授業、特訓授業それぞれで、このことがいえます。
塾の日数や宿題の負担が大きくなっても成績を維持するお子さんもいれば、急に成績が下がってしまうお子さんもいます。
この違いは何なのでしょう?
その違いは「取捨選択」にあります。
前の学年と同じように塾の平常授業の宿題をしているだけでは、時間が足りなくなってしまいます。
毎週塾から与えられる宿題を
A 楽にできる自信がある問題
B ちょっと自信がない問題
C まったくわからない問題
に分類し、A、CはやらずにBを重点的に演習する、という方法があります。
あるいはもっと現実的に
「今週の範囲で絶対に外せない問題はどれですか?」
と塾の先生に質問する、という方法もあります。
1回の授業範囲の中でも、プロである塾の先生から見て
「この問題は絶対にできるようになってほしい」
(なぜなら多くの学校に類題、似た考え方の問題が出題されるから)
という問題もあれば
「できるに越したことはないけど、最優先ではない」
という問題が混在しているからです。
塾の先生にお願いする場合は、お母さんが直接お願いするか、メモなどをお子さんに持たせると効果的です。
塾の先生も忙しいので
「お忙しいところ恐縮なのですが・・・ありがとうございます。」
といったねぎらいのことばも忘れずに。
このように様々な方法で「取捨選択」を行うことが、新しい学年の学習サイクルをうまく回していく上で、ポイントになってくるのです。
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