「夏休みに向けてレベルアップ! part.1」ミスをなくして、偏差値アップ!
6月4日はサピックスのサピックスオープンがありましたね。
また日能研では第2回志望校選定テスト(全国公開模試)が同日に行われました。
お子さんたちは大きなテストで力を十分に出し切ることができているでしょうか。
6年生も受験がすこしずつ迫ってきていることを肌で感じ始めていることでしょう。
肩に思わぬ力が入ってしまい、予想外の結果となるお子さんもいます。
公開模試やオープンといった大きなテストの結果は、受験校選びに直結しています。
塾のクラスや受講コース・講座にも結びついていますから、毎回のテストで結果を残すことは大切だと、 お子さんもわかっているからです。
サピックスや日能研などの大手塾の模試を受ける利点のひとつは、そんな実力テストがほぼ毎月あることです。
なぜならば「塾の実力テストは入試本番の練習」だからです。
ライバルが周りにいる試験会場で、入試問題に近いテストを受け、毎月練習できることは、わずか12歳のお子さんが挑む中学受験において有利なのです。
塾の模試と実際の中学校の入試問題とは同じではありませんが、問題の構成が似ているという点が重要なのです。
確認テストなど、毎週の小テストが宿題の数値や記号を入れ替えた数値替え問題が並んでいるのに対し、実力テストは宿題とは全くちがう問題が出題されるということがいいのです。
配点の面でも、塾の実力テストと入試問題は似ています。
全体の6割が「よく見る問題」、そして残りの4割が「初めて見る問題」という構成です。
実力テストで力が発揮できないお子さんは、入試本番でも同じことが起こる可能性が高いのです。
では塾の実力テストで力を発揮できないのは、なぜなのでしょうか?
計算間違いや読み間違い、勘違いなど、解できるはずなのに失点してしまった問題があると、 「ミスした」と考えられがちです。
しかし、このような失点を「ミス」と思っている限り、失点はなくなりません。
「ミス」だと思っている間違いは、多くの場合「ミス」ではなく「習慣」なのです。
このことに気づき、習慣を変えるができれば、偏差値は簡単に10くらいアップします。
お父さん、お母さんが、お子さんの習慣を変えるお手伝いをしてあげましょう。
お子さんが自分の「癖」に気づけるよう、 働きかけてあげるのです。
そのために絶対に欠かせないことは、 「お子さんを正確に観察する」ことです。
問題文の読み落としの多い子に、「問題文をていねいに読みなさい」と言っても、問題は解決しません。
問題文をていねいに読ませるために、どんな行動を促せばよいか。
それを観察から読み取るのです。
読み落としにも
・語句の意味がわからず読み飛ばしている
・助詞を読み飛ばすために、正確に問題条件を読み取れていない
・問題文が長すぎて整理できず、混乱したまま問題に取りかかっている
など、いろいろな理由が考えられます。
読み落としの原因が異なれば、対策も変わってきます。
原因に応じた適切な対策を講じれば、状況は改善されます。
もうすぐ夏休みです。
結果を出さない習慣を変えることが、結果を出すための最初のステップです。
習慣を変えるには、時間と適切な対策が必要です。
でも習慣が変われば、得点は飛躍的に向上します。
今すぐ、お子さんを正確に観察し、適切な対策を講じてあげてください。
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☆ミスをなくして偏差値をアップさせるためのポイント☆
「お父さん、お母さんが、お子さんを正確に観察し、適切な対策をする。」
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