惑星の周期(会合周期)の問題を解こう
2017年の入試も終わり、塾での新しい学年が始まりました。
2020年教育改革が叫ばれる中、今年の出題傾向はどうだったか。
・・・非常に気になるところだとは思うのですが、難関校はやはり「難関校らしい」問題を出題したようです。
暗記や詰め込みだけでは対応できない、思考力を試される問題です。
そのような難関校の問題に対応できるよう、思考力を鍛えておきたいですね。
■中学受験の難関校で出題された「会合周期」問題
2016年は、火星と地球の最接近が話題になりましたね。
2017年の入試でも、東京では早稲田や豊島岡女子学園中、関西では大阪星光学院中などが、今年出題した惑星の「会合周期」に関する計算問題を出題しています。
会合周期とは、2つの惑星がある位置関係になってから、次に同じ位置関係になるまでの周期のことです。
太陽を中心に公転する地球と、そのすぐ外側を公転する火星。
2016年5月31日は、その地球と火星が最接近したことで話題になったのですが、やはり難関校でも火星を問題でとりあげたところは多かったようです。
■会合周期の問題の計算は、最終的にはシンプルな形へ
地球と火星が最接近したのは昨年ですが、次に最接近するのはいつか、というのが今年出題された会合周期の問題。
非常に複雑な計算ですが、最終的にはシンプルな形にたどり着きます。
その「最後」だけを公式のように覚えてもとても役立つのですが、『難関校狙いのお子さんにはぜひその「過程」を自分で辿ってみてほしい』と辻は言います。
実は内容的には高校地学レベルなので、小学生が理解するのは並大抵ではありません。
でも、やはり一度は解き切ってみてほしい!
・・・のだそうです。
御三家ほか最難関中学校を目指すお子さん、お父さん、お母さん。
ぜひ「じっくり」計算に付き合ってみてください!
ただし最後の「公式」を覚えておくだけでも役立つと思います!
■今回の動画でお届けする例題は「大阪星光学院中」の理科問題
大阪星光学院中の問題は、以下のようなもの。
地球は365日で太陽のまわりを一周し、火星は686日で太陽のまわりを一周するものとします。地球と火星がもっとも接近してから、次にもっとも接近するまでに、何日かかりますか。答えは小数第1位を四捨五入し、整数で答えなさい。
・・・かなり難しい問題に見えますが・・・
上の問題の答えが知りたい方は動画をどうぞ!
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