2018年 中学入試に向けての対策は?
2017年の中学入試も数校を残し、ほぼ終了しました。
新6年生は、その概要が気になりますね。
受験倍率(志願者倍率 2014年→2015年→2016年)を見てみると
(首都圏)
開 成 4.1倍→4.0倍→4.0倍
麻 布 3.1倍→3.0倍 →3.2倍
武 蔵 3.3倍→3.8倍→3.7倍
駒 東 2.8倍→2.5倍→2.2倍
桜 蔭 2.7倍→2.2倍 →2.2倍
女子学院 4.0倍→2.9倍 →2.8倍
雙 葉 5.2倍→3.6倍 →3.7倍
聖光(1回) 4.4倍→4.2倍→4.0倍
栄 光 3.7倍→3.5倍→4.0倍
フェリス 2.6倍→2.5倍→2.3倍
(関西)
灘 3.4倍→3.6倍 →3.8倍
東 大 寺 4.8倍→5.0倍→5.4倍
大阪星光 4.2倍→3.9倍→3.6倍
甲 陽 1.7倍→2.0倍→1.9倍
洛星(前期) 2.6倍→2.3倍→2.6倍
神戸女学院 1.7倍→1.9倍→1.9倍
四天王寺 2.4倍→2.4倍→2.0倍
となっています。
2020年の大学入試改革を踏まえて、大学併設校、付属校の人気が高まっているという傾向はあるようです。
それでも上記のいわゆる「難関中」といわれる学校は、多少の増減はありますが、一定の倍率で受験者を集めています。
また、難関中の今年の入試問題をみますと、開成中は国語と算数の合格者平均点は昨年並み、理科は合格者平均点が約9割と、高得点勝負に拍車がかかりました。
全体としては例年通り高得点勝負です。
一方、関西の灘中は1日目の難度が変化しました。
合格者平均は、
1日目 2016年 54.8点→2017年 63.1点
2日目 2016年 61.2点→2017年 62.4点
2日計 2016年 115.9点→2017年 125.5点
となっています。
算数1日目がやや易しくなったのですが、その分受験者平均点もきっちり上がっています。
そして実は、受験者平均点は2015年に比べて6.4点プラスだったのに比べ、合格者平均点は8.3点のプラスだったのです。
問題の難度が変化した場合、難関校に対応できる勉強をしてきたお子さんたち、つまり合格者たちはしっかり対応できているのに対し、そうでないお子さんたちはじゅうぶんに対応できていないということが表れています。
2017年難関校の倍率と点数については以上です。(2017.02.08時点)
2018年の難関校の倍率と御三家出題傾向を分析した2019年の入試に向けた対策はコチラの記事をご確認ください。
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