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「1年の計は元旦にあり」って言うけれど。。。

 
カテゴリー:サピックス 学習計画 小学5年生の勉強法
「1年の計は元旦にあり」って言うけれど。。。

三が日が過ぎました。

昔から「一年の計は元旦にあり」と言われます。

6年生はいよいよ受験シーズン、気持ちも新たに引き締まっているでしょう。

5年生以下のお子さんはいかがでしょう。
お正月はモチベーションを上げ、気持ちを切り替えるチャンスです。
今年の目標はもう立てたでしょうか。

新しい学年になると、勉強量、質ともアップします。
その準備は1月中にしておきたいですね。

例年、新しい学年の授業がはじまって1ヶ月ほどが経過すると、ご相談をいただくことがあります。

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学年が6年に上がったのを機に、算数のテスト、テキスト共に難しくなったとの印象が親子共にありますが、急に難易度が上がっているものなのでしょうか。
もしそうだとすると、どういう対策を今後していけば良いでしょうか。
(サピックス 6年)
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サピックス以外の塾にお通いの場合でも、新6年生に多いご相談です。

大半のケースは、学年がかわることによって、
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(学習レベルの向上)×(問題数の増加) = (学習負担の大幅増)
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に対応しきれないため、塾の宿題をするのに時間がかかり、完全に定着できないまま次の週に持ち越してしまう。

そんな悪循環に陥ってしまっているのです。

そして塾のクラスが下がると、塾の授業で習うレベルが下がり、学習量も減ります。
テストに習っていないことも多く出題されるようになります。

テストで点が取れなくなると、さらに自信がなくなって・・・

こうなると、悪循環からなかなか抜け出すことができません。

この悪循環に6年生の2、3月に陥ってしまうお子さんは、実は5年生の段階でつまずきはじめています。

4年生から5年生に上がったときに、授業や家庭学習での「積み残し」が多くなってきたのです。
それでもなんとか5年生は乗り切ってきたけど、6年生になるといよいよ対応できなくなってきます。

5年生になると「積み残し」が多くなる原因は、問題のレベルが上がるため、塾のテキストの限られたスペースでは十分な解説を記載できなくないということも関係しています。

もしもお子さんが宿題をしていて、一人では正解にたどり着けない場合は、本人に任せ切りだと時間だけがかかる学習になりがちなので、さりげなくアドバイスをして、親御さんが後押しをしてあげましょう。

「ここに気をつければ出来そうだね」
「もしかして、これじゃないかな」
といった寄り添う表現で最小限のコメントがいいと思います。

学年が上がって習うレベルが上ってくると、親でも解くのが難しい問題も出てきます。
塾の先生に質問に行きやすいように後押ししてあげたり、時には親御さんがメモ程度の「お手紙」をお子さんに持たせてあげたりして、塾の先生の協力を仰ぐのも1つの解決方法ですね。

早い段階のつまずきでしたら、こうしたお声かけや先生への質問で解決することが多いものです。

サピックスは1月9日に「新学年組分けテスト」がありますが、その結果で気づいたことがあれば、即行動したいですね。

新学年が始まるまでにお子さんにどんな応援をしてあげると、レベルの上がる新学年に対応できるかを今から考えておきましょう。

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