「夏休みにむけてレベルアップ! part.1」「ミス」をなくして、偏差値アップ!

「うちの子、ミスが多くって・・・」
「試験で間違った問題も、あとでやると正解するんです」
「読み間違いとか読み飛ばしが多くて困ってます」
このようなお悩み、よくお伺いします。
テストのたびに「ミスさえなかったら」と親は歯がゆい思いをしているのに、本人はケロッとしていたりして・・・。
さて、その「ミス」なのですが、ほんとうにミスなのでしょうか?
実は「ケアレスミス」と呼ばれるものを「ミス」と認識している限り、なかなか「ケアレスミス」はなおりません。
「ミス」と呼ばれるものは、実はミスではなく「勉強のしかた」によって生み出されるものです。
「ミス」と呼ばれる読み間違いや計算ミス、読み飛ばしを生み出しやすい勉強のしかたをしているということなのです。
まずお子さんは「授業を聞く」ということをどうとらえているでしょうか。
「先生の言うことを聞いて『わかる』」
これくらいの理解だと少し心もとないかもしれません。
実は、塾の授業で説明されたことをどれくらいその場で理解し、身につけて帰ってきているかは、お子さんによって大きく違います。
完璧ではなくても「だいたい理解した」という状態で帰ってくるならまだいい方で、なんとなくわかった気になって帰ってきているお子さんは少なくありません。
理由は様々ですが、先生が話をしているのにノートをとるのに集中していて聞けていない、というお子さんも多くいます。
高学年でも今一度、「先生が話を始めたら、手を止めて話を聞くんだよ。」と伝えてあげてほしいと思います。
また、塾でのノートのとり方はどうでしょう。
ノートの書き方、お子さんなりに決まっているでしょうか。
まずは日付や単元名を書いているか。
見開き2ページのノートのどこに何を書くかは、決まっているでしょうか。
このようなことが決まっているお子さんは、授業の聞き方が上手なものです。
そしてテストで結果が出せるようになります。
ぜひお子さんに聞いてみてあげてください。
そして、問題の「読み方」にも注意してみてください。
時間に追われるあまり、問題の読み取りが「単語だけを飛ばしながら読む」になっているお子さんもいます。
せっかく時間をかけて勉強していても、このような勉強法では残念です。
問題文をていねいに読ませるために、どんな行動を促せばよいか。
お子さん観察して読み取りましょう。
読み違いの理由も様々です。
ことばの意味がわからないから読み飛ばしているのか、つなぎ言葉や助詞を読み飛ばすために正確に問題条件を読み取れていないのか、長い問題文を整理できず、混乱したまま解いているのか、理由はいろいろ考えられますね。
来月はもう夏休みです。
それまでに、今結果が出ていないとすれば行動を変えたいですね。
6月、ぜひ何かを始めてみてください!
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☆ミスをなくして偏差値をアップさせるためのポイント☆
「お父さん、お母さんが、お子さんを正確に観察し、適切な対策をする。
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