四天王寺中学校の中学受験 基本情報
四天王寺中学校ってどんな中学校?
四天王寺中学校は、知性と徳を兼ね備えた次世代のリーダーを育成することを目指しています。伝統と革新が融合する環境の中で、学問の探求はもちろん、スポーツや文化活動、ボランティア活動など多岐にわたるプログラムを提供し、生徒の多様な才能を伸ばします。少人数制の授業ときめ細やかな個別指導により、一人ひとりに寄り添った学習サポートを実現し、自主性と協調性を育む環境を整えています。また、最新の教育技術と充実した施設を活用し、21世紀にふさわしい学びの場を提供。四天王寺中学校で、新たな可能性を見つけ、未来への一歩を踏み出しましょう。
四天王寺中学校の最新の入試傾向と受験対策ポイント
四天王寺中学の入試は、どの科目もテンポよく解くスピードと高い学力が必須であり、頻出の単元についてはしっかりと対策をする必要があります。医志コースを目指す場合、7割5分以上の得点率が必要であり、相当入念な対策が求められます。他の英数コースや英数Sコースも油断できない難易度です。
志願者数の推移を見ても、英数コースは増加傾向にあり、昨年度の349人から今年度は416人に増えました。一方、英数Sコースは124人から120人、医志コースは207人から155人と減少しています。これにより、英数コースの志願者が大きく増えました。実質倍率は英数Sが2.19倍から1.80倍、医志が2.21倍から1.79倍に変わりました。
2022年度入試の合格最低点を比較すると、医志コースは英数Sコースよりも4点高かったものの、昨年より8点、一昨年より13点と差が縮まっています。近年、合格最低点が近づきつつあるため、どのコースも厳しい競争を勝ち抜く必要があります。
四天王寺中学校の入学を目指す受験生は、それぞれのコースの特性を理解し、しっかりとした対策を行うことが重要です。
国語
国語の試験は、評論、小説、随筆の3題構成で行われます。全体の文字数は約10,000字に達し、これを60分で読み解かなければなりません。そのため、時間配分と速読力が非常に重要となります。評論や文学的文章を含む3つの文章を素早く、かつ正確に読むためには、普段から読みのスピードと精度を上げる練習が必要です。
設問は例年よりも抜き出し問題の比率が高く、傍線部から離れた部分に答えがあることも多いので、本文内容を正確に把握し、読解中に印をつけるなどの工夫が求められます。また、記述問題は20字前後の制限字数の少ないものが多く、要点を簡潔にまとめる練習が必要です。記号問題は設問を正確につかむことで正解を導きやすいので、冷静な読み取りが重要です。
このため、語彙力の向上や社会問題への関心を持つことも大切です。普段の練習でも時間を測りながら、限られた時間内に読み終える工夫をしましょう。特に、速読力を鍛えるために日々の練習で読みのスピードと精度を上げることが重要です。
算数
四天王寺中学の算数は、「速さ」「場合の数」「規則性」「平面図形」「立体図形」が頻出です。今年度も出題傾向に大きな変化は見られませんでした。速さの問題では、グラフではないが状況ごとに丁寧に調べる必要があり、難易度が高いものでした。場合の数では丁寧に場合分けをして調べる必要がありました。立体図形は、立方体を重ねた形をテーマに回転させたり切断させたりする問題で、日頃の練習の成果が問われました。
全体を通して必要なのは、問題を整理しながら緻密に解き進める力と、最難関校基準でのスタンダードな問題を解き切る力です。また、算数の基本は計算力であり、計算スピードが遅いと間に合いません。速く、正確な計算を行えるように努力しましょう。
医志コースを目指す場合、簡単な問題を絶対に落とさないという姿勢が重要です。医志コースは近年の医学部進学ブームにより、毎年6倍前後の競争率となっています。医志コースを落としても他のコースで合格することはありますが、「医志コースでなければ四天王寺に行く意味がない」と考える受験生も多いです。
相当入念な対策が必要ですが、すべてのコースにおいて油断はできません。すべての問題を丁寧に解き、速く正確な計算力を身につけることが大切です。
理科
四天王寺の理科の出題範囲は毎年バラバラで、どこから出題されるか予測が難しいという特徴があります。したがって、どの分野も均等に対策する必要があります。過去問演習を通じて出題の傾向をつかみ、問題の「クセ」を見抜くことが有効です。特に、物理・化学・生物・地学の各分野から毎年1題ずつ出題されるので、幅広く対策をしておくことが大切です。
知識問題の正確な理解も重要です。用語は漢字で正確に書けるようにし、実験器具の正しい使い方や代表的な実験の意図も理解しておく必要があります。また、今年度は例年通りの小問数でありながら、リード文の文章量が増え、時間がかかる問題も多かったため、必要な情報を素早く読み取りまとめる力が求められました。特に、グラフを描く問題や表からの分析が頻出しているので、過去問でこれらの問題に慣れておくことが重要です。
社会
知識問題の出来が合否を分ける学校であり、学校教科書に関する知識問題に加え、毎年出題される時事問題にもしっかりと対策しておく必要があります。特に年度によっては高難度の問題が出題されることがあるため、注意が必要です。
社会科の問題は地理・歴史・公民から毎年出題されますが、単元はまちまちであるという特徴があります。満遍なく対策することが求められます。また、時事問題も例年出題されるため、日ごろからニュースを見ておくことが国語の対策にも有効です。
公民分野の出題は少ない傾向がありますが、時事問題に関連して出題されることが多いため、話題になった出来事に関連する公民知識は最低限抑えておきましょう。さらに、記述問題も毎年見られるので、用語や出来事の解説を口頭ではなく文字に起こす練習を積んでおくとよいでしょう。
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