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三田国際科学学園中学校の入試傾向と受験対策
三田国際科学学園中学校の中学受験 基本情報
三田国際科学学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.mita-is.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒158-0097 東京都世田谷区用賀2丁目16-1
- 電話番号
- 03-3707-5676
三田国際科学学園中学校は、2025年4月に「三田国際学園中学校」から現在の校名へ変更されました。「THINK & ACT」「INTERNATIONAL」「SCIENCE」を教育の軸とし、中学校にはインターナショナルサイエンスクラス(ISC)、メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTC)、インターナショナルクラス(IC)の3つのクラスを設置しています。
三田国際科学学園中学校の入試傾向と受験対策
三田国際科学学園中学校は、2025年4月に「三田国際学園中学校」から現在の校名へ変更されました。「THINK & ACT」「INTERNATIONAL」「SCIENCE」を教育の軸とし、中学校にはインターナショナルサイエンスクラス(ISC)、メディカルサイエンステクノロジークラス(MSTC)、インターナショナルクラス(IC)の3つのクラスを設置しています。
ISCは幅広い分野から自分の興味を見つけて探究するクラス、MSTCは中学2年次から研究活動を本格化させるクラスです。ICには、入学時から英語・数学・理科・社会をAll Englishで学ぶAcademyグループと、英語と日本語を段階的に織り交ぜながら、中学3年次に主要教科をAll Englishで学ぶImmersionグループがあります。入試では、単に学校へ合格するだけでなく、入学後にどのような環境で学びたいのかを考えて、志望クラスと選考方法を選ぶ必要があります。
2027年度入試の選考方法
2027年度入試では、第1回から第4回までの一般入試に加え、MST入試が実施されます。
- ISC:4教科、または英語・国語・算数・面接
- IC:4教科、または英語・面接
- MSTC:算数・理科によるMST入試。ただし、MST入試の合格者も中学1年次はISCに所属し、中学2年次からMSTCを選択できます
4教科入試は国語・算数が各50分・各100点、理科・社会が各30分・各50点です。MST入試は算数・理科が各60分・各100点となっています。
特に注意したいのが、理科・社会の試験時間です。2026年度は2科目合わせて50分でしたが、2027年度入試概要では各30分に変更されています。科目ごとの試験時間が明確に分かれるため、それぞれを30分以内で完結させる練習が必要です。
三田国際科学学園中学校の入試対策では、基礎知識を覚えるだけでなく、長い問題文や複数の資料から条件を見つけ、自分で考えて答えを組み立てる力を伸ばすことが重要です。
算数では条件整理、国語では根拠を示す記述、理科・社会では資料や実験結果の読み取りを重点的に練習しましょう。
2027年度の正式な募集要項は2026年9月下旬に発行予定と案内されています。出願回、志望クラス、選考方法を決める際には、必ず最新版の募集要項を確認してください。
現在の進路実績
学校公式の国内大学合格実績では、2026年7月2日現在の一部抜粋の延べ合格件数として、国公立大学34件、早慶上理ICU136件、GMARCH他160件、医学部医学科28件が掲載されています。なお、これらの件数には既卒者の合格実績も含まれています。
大学合格実績は複数校への合格を含む延べ件数であり、合格者の実人数ではありません。
三田国際科学学園中学校の入試で求められる力
三田国際科学学園中学校の入試で求められるのは、知識量だけではありません。問題文、会話文、グラフ、表、地図、実験結果などを読み、与えられた情報を使って答えを導く力が重視されます。
具体的には、次の4つの力をバランスよく伸ばす必要があります。
- 基本的な知識や計算を正確に使う力
- 長い文章や複数の資料から必要な情報を見つける力
- 条件や根拠を整理して筋道立てて考える力
- 制限時間内に問題の優先順位を判断する力
特に大切なのは、「知っているか」だけでなく、「その知識を使って何が分かるか」を考える習慣です。
普段の学習でも、答えを確認して終わるのではなく、なぜその答えになるのかを言葉、式、図、表で説明するようにしましょう。
また、ISC・ICの4教科入試とMST入試では、必要となる力の比重が異なります。4教科入試では全科目を安定させる総合力が必要ですが、MST入試では60分の算数・理科で思考を深める力が一層重要になります。
志望クラスを早めに定め、受験する選考方式に合わせて学習時間を配分することが大切です。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語では、説明的文章や物語文を中心とする読解問題に加え、漢字、語句、慣用表現などの知識問題、記述問題が出題される傾向があります。
読解問題では、文章全体の雰囲気だけで答えるのではなく、設問が求めている内容と本文中の根拠を対応させることが重要です。説明的文章では、接続語、指示語、具体例と結論の関係に注目しましょう。
物語文では、登場人物の発言や行動だけでなく、その前後で心情がどのように変化したかを整理します。
記述問題では、自分の感想を書くのではなく、本文の言葉を根拠として必要な要素を過不足なくまとめる力が求められます。
国語の対策
- 設問を先に確認し、何を探しながら読むかを明確にする
- 接続語や指示語に印をつけ、文章の構造を整理する
- 記述答案を「結論・根拠・説明」の順で組み立てる
- 漢字や語句は短時間でも毎日継続する
- 過去問では、正解した問題も根拠の位置を確認する
過去問の点数だけを見て、読解力が身についたと判断しないようにしましょう。根拠を本文中から見つけられなかった問題、必要な要素が不足した問題、時間を使いすぎた問題に分けて復習すると効果的です。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数では、計算、数の性質、割合、速さ、規則性、場合の数、平面図形、立体図形など、幅広い分野から出題されます。
特徴は、公式や解法を覚えているだけでは処理しにくい問題が含まれることです。問題文から条件を抜き出し、図、表、線分図、場合分けなどを使って状況を整理する力が必要です。
思考力問題に時間をかけすぎ、前半の基本問題を落とすと得点が安定しません。まずは計算と典型問題を素早く正確に解き、残った時間を条件整理が必要な問題に使える状態を目指しましょう。
算数の対策
- 毎日の計算練習で途中式まで正確に書く
- 典型問題は、問題を見て解法の方針をすぐ立てられるまで反復する
- 長い文章題では、数字と条件を図や表に置き換える
- 場合の数は、重複や数え漏れがない並べ方を身につける
- 図形問題では、分かった長さや角度を図に書き込む
- 解き方を口頭で説明し、考えの飛躍がないか確認する
算数では、難しい問題を解くこと以上に、基本問題を落とさず、条件を整理する手順を再現できることが重要です。
MST入試を受験する場合は、算数が60分・100点となります。4教科入試よりも一つの問題を深く考える時間が取られているため、答えに至るまでの試行錯誤や条件検証も含めた練習が必要です。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科では、生物、化学、物理、地学の各分野から幅広く出題されます。基本知識を直接答える問題だけでなく、長い説明文、実験結果、表、グラフを読み取って考える問題にも対応しなければなりません。
理科で重要なのは、用語を暗記することと、現象の理由を理解することを分けないことです。実験器具の名称だけでなく、なぜその操作をするのか、条件を変えると結果がどう変わるのかまで説明できるようにしましょう。
計算問題では、公式に数字を当てはめる前に、何を求める問題なのか、与えられた数値の単位はそろっているかを確認します。
理科の対策
- 4分野の基本知識を偏りなく復習する
- 実験の目的、操作、結果、考察を一つの流れで整理する
- 表やグラフから読み取ったことを文章で説明する
- 計算問題では式だけでなく単位も書く
- 間違えた問題を知識不足・読み違い・計算ミスに分類する
- 身近な科学現象について「なぜ起こるのか」を考える
2027年度の4教科入試では、理科が30分・50点となります。短時間で資料を読み、解くべき問題を判断する練習が必要です。
MST入試では理科が60分・100点となり、実験考察や計算を含む問題により深く対応する力が求められます。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会では、地理、歴史、公民の各分野から出題されます。単独分野の知識問題だけでなく、地図、統計資料、写真、年表、文章などを組み合わせた総合問題への対応が必要です。
地理では、地名や特産物を暗記するだけでなく、地形、気候、産業、交通、人口を関連づけて理解しましょう。
歴史では、人物名や年号を単独で覚えるのではなく、出来事の原因、経過、結果を時代の流れの中で整理します。文化史についても、建造物、絵画、文学作品などを時代や政治の動きと結びつけて覚えましょう。
公民では、憲法、国会、内閣、裁判所、地方自治などの基本事項に加え、現代社会の課題と制度を関連づけることが重要です。
社会の対策
- 地図帳、資料集、年表を日常的に使う
- 統計資料では題名、年度、単位を最初に確認する
- 歴史上の出来事を原因と結果で説明する
- 地理・歴史・公民を横断するテーマ問題に取り組む
- ニュースを中学受験の学習内容と結びつける
- 記述問題では資料から分かる事実を根拠として書く
2027年度入試では社会も30分・50点です。一つの資料問題に時間をかけすぎないよう、知識問題、資料問題、記述問題の解答順を自分に合う形で決めておきましょう。
三田国際科学学園中学校合格に向けた学習の進め方
三田国際科学学園中学校を目指す場合、早い段階では4教科の基礎を固め、小学6年生から学校特有の資料読解や思考力問題への対応を増やしていきます。
小学5年生まで
計算、漢字、語句、理社の基本事項を安定させましょう。この段階では難問を数多く解くよりも、標準問題について「なぜこの解き方になるのか」を説明できる状態を目指します。
小学6年生前半
苦手単元を残さないことを優先します。算数では割合、速さ、数の性質、規則性、場合の数、図形を重点的に復習し、国語では記述問題の添削を受ける機会を増やします。
理科・社会は資料問題を取り入れながら、知識の抜けを確認してください。
夏休み以降
受験するクラスと選考方法を具体的に決め、過去問演習を始めます。4教科入試を受ける場合は4科目の合計点を安定させ、MST入試を受ける場合は算数・理科の思考力問題に十分な時間を配分します。
過去問演習は、次の手順で進めると効果的です。
- 本番と同じ時間で解く
- 得点だけでなく、時間配分を記録する
- 間違いの原因を知識・読解・方針・計算に分類する
- 関連単元の基本問題に戻る
- 数日後にもう一度自力で解く
- 同じ原因の失点が減ったか確認する
2027年度入試では理科と社会が各30分となるため、過去年度の問題を解く際も、それぞれ30分を目安に区切った練習を取り入れましょう。
問題構成は年度によって変わる可能性があります。正式な募集要項や学校説明会で最新情報を確認してください。
三田国際科学学園中学校を目指すご家庭へ
三田国際科学学園中学校は、クラスによって入学後の学習内容や使用言語が大きく異なります。そのため、偏差値や合格可能性だけでクラスを決めるのではなく、お子さまがどのような分野を学びたいのか、英語をどの程度使って学びたいのかを家庭で話し合うことが大切です。
特に確認したいのは、次の点です。
- ISC・MSTC・ICのどの教育内容に関心があるか
- 4教科入試、英語入試、MST入試のどれを中心に準備するか
- 英語で主要教科を学ぶ環境を希望するか
- 長い文章や資料を読むことに抵抗がないか
- 自分の考えを説明したり、試行錯誤したりすることを楽しめるか
家庭学習では、正解したかどうかだけを評価するのではなく、どのように考えたのかをお子さまに説明してもらいましょう。説明が途中で止まる問題や、根拠が曖昧な問題には、まだ伸ばせる部分が残っています。
三田国際科学学園中学校の合格に近づくためには、難問ばかりに取り組むのではなく、基礎を正確に使い、資料を読み、考えた過程を表現する学習を積み重ねることが重要です。
志望クラスと選考方式を早めに明確にし、お子さまの現在の力に合わせて優先順位を決めていきましょう。
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