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日本大学第二中学校の入試傾向と受験対策
日本大学第二中学校の中学受験 基本情報
日本大学第二中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.nichidai2.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒167-0032 東京都杉並区天沼1丁目45-33
- 電話番号
- 03-3391-0223
日本大学第二中学校は、1927年に開校した日本大学の付属校で、「信頼敬愛」「自主協同」「熱誠努力」を校訓に掲げる共学校です。入試では、難問を解き切る力だけでなく、小学校範囲の基礎・基本を正確に使い、問題文や資料を丁寧に読み取る力が重視されます。
2027年度入試からは、従来の4科入試に加えて2科入試を選択できるようになり、第1回・第2回の同時出願者に対する加点制度も導入されます。制度変更によって受験の選択肢は広がりますが、合格の中心となるのは、国語・算数の土台と、選択した科目で安定して得点する力です。
日本大学第二中学校の入試傾向と受験対策
日本大学第二中学校の入試は、基本問題を確実に得点したうえで、文章・図表・実験結果などを読み取り、条件に沿って答える力が合否を分ける入試です。問題の難度が極端に高いわけではないため、知識不足だけでなく、計算ミス、設問の読み落とし、漢字の誤り、時間配分の乱れがそのまま失点につながります。
2026年度入試では、第1回は353名が受験し正規合格者は183名、実倍率は1.9倍でした。第2回は326名が受験し正規合格者は118名、実倍率は2.8倍で、合格ラインも第1回より高くなっています。第2回まで受験する可能性がある場合は、「第1回と同じ準備でよい」と考えず、より高い得点の安定性を目指す必要があります。
2027年度入試の変更点
2027年度は、第1回が2月1日午前、第2回が2月3日午前に行われ、4科または2科を選択できます。募集人員は第1回が男子74名・女子74名、第2回が男子40名・女子40名です。また、第1回・第2回を同時出願し、第1回を受験して不合格となった後に第2回を受験する場合、第2回の査定時に2科受験者は3点、4科受験者は5点が加点されます。
ただし、2027年度入試要項は9月中旬に公開予定です。2科と4科のどちらを選ぶかは、苦手科目を避けられるかだけで決めず、最新要項を確認したうえで、模試や過去問における得点の安定性から判断しましょう。
日本大学第二中学校の入試で求められる力
最も重要なのは、基礎知識を「知っている」状態から、「試験中に正確に使える」状態へ高めることです。国語の漢字・語句、算数の計算、理科・社会の基本用語は、短時間で正確に答えられるまで繰り返す必要があります。
また、算数では文章やグラフ・表から条件をつかむ力、国語では本文の根拠をもとに答える力、理科・社会では実験・資料・地図を読み取る力が求められます。日本大学第二中学校の入試では、暗記量だけでなく、「何を問われているか」を正しく理解する力が共通して必要です。
さらに、理科と社会は合わせて50分です。得意科目から始めるのか、何分で切り替えるのかを過去問演習の段階で決めておき、当日の迷いをなくすことが重要です。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点で、大問3題の構成です。大問1では漢字・語句・文法などの基礎知識が問われ、大問2・3では、小説・随筆と説明文を中心とした約3,500字の長文読解が出題されます。読解では選択・抜き出しだけでなく、記述力も含めて総合的に問われます。
対策の第一歩は、漢字・語句・文法の基礎問題を得点源にすることです。知識問題は範囲が広いため、直前にまとめて覚えるのではなく、毎日少量ずつ反復しましょう。読解問題では、指示語・接続語・対比・理由を示す表現に注目し、答えの根拠となる部分を本文中で確認してから解答する習慣をつけます。
過去問を解いた後は、正解したかどうかだけで終わらせず、「本文のどこを根拠にすべきだったか」「記述に必要な要素を落としていないか」を振り返ってください。知識問題の取りこぼしと、根拠のない選択肢判断は失点リスクになります。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点で、全6題です。大問1・2は計算問題、基本的な文章題、図形問題など約10問で構成され、大問3以降は応用問題となります。応用問題は難問を解く特殊な発想よりも、問題文を正しく理解し、平面図形・立体図形、グラフ・表から必要な情報を整理する力が重視されます。解答は答えのみを記入する形式です。
合格に向けては、大問1・2の正答率を高めることが最優先です。計算は毎日取り組み、途中式や筆算を整理して書くことで、見直しができる状態にします。基本問題は一度解いて終わりにせず、数日後に解き直し、同じ方法を自力で再現できるか確認しましょう。
大問3以降では、条件を図や表に書き込む、単位をそろえる、何を求める問題かを短く言い換えるといった手順が有効です。答えだけを書く形式だからこそ、問題用紙上の途中過程を省略しすぎると、計算ミスや条件の見落としを発見できません。
理科の入試傾向と対策
理科は社会と合わせて50分、配点は50点です。物理・化学・生物・地学から各1題、合計4題が出題され、出題範囲は小学校の教科書内容が中心です。選択問題、語句記入、計算問題に加え、一部では実験や観察の結果をもとに考える問題も出題されます。
4分野から均等に出題されるため、特定分野を捨てる学習は避けましょう。まずは教科書レベルの用語・現象・実験器具の使い方を整理し、その後に標準問題で知識の使い方を確認します。計算問題は、公式を覚えるだけでなく、与えられた数値の意味と単位を確認して式を立てる練習が必要です。
実験・観察問題では、結果を丸暗記するのではなく、「条件を変えると何が変化するか」「この操作は何のためか」を説明できるようにしましょう。理科と社会の時間配分が曖昧なままだと、後半の大問を解く時間が不足しやすいため、過去問では必ず50分を計って練習します。
社会の入試傾向と対策
社会は理科と合わせて50分、配点は50点です。大問4〜6題、設問30〜35問程度で、地理・歴史・公民に時事問題を加えた構成です。用語・人物名・地名を書く問題と選択問題があり、地図・グラフ・表・写真などの資料も多く用いられます。
日本大学第二中学校の社会は、単なる暗記ではなく、「なぜそうなったのか」「どのような関係があるのか」を考える力を重視しています。地理では地域の特色を産業・気候・地形と結びつけ、歴史では出来事の前後関係や原因・結果を整理し、公民では制度の目的や社会との関わりを説明できるようにしましょう。
用語記入では、漢字を含めて正確に書くことが必要です。時事問題はニュースだけを覚えるのではなく、関連する地理・歴史・公民の単元に戻って整理すると得点につながります。資料問題で題名・単位・年代を確認せずに解き始めることは、見落としやすい失点原因です。
日本大学第二中学校合格に向けた学習の進め方
- 基礎知識の穴を洗い出す
国語の漢字・語句、算数の計算、理科・社会の基本用語について、正答率だけでなく解答速度も確認します。間違えた問題は原因別に分類し、知識不足と読み違いを分けて直しましょう。 - 標準問題を繰り返して得点を安定させる
難問に時間をかける前に、標準問題を短時間で正確に解ける状態をつくります。特に算数の基本問題と国語の知識問題は、合格点の土台となります。 - 過去問で学校特有の形式に慣れる
国語・算数は各50分、理科・社会は合わせて50分で解き、科目ごとの時間配分を固定します。解き直しでは、正解を写すのではなく、次回同じ失敗を防ぐための手順を書き残します。 - 2科・4科の選択を得点データから判断する
2027年度入試では2科と4科を選択できます。秋以降の模試や過去問で、国語・算数の得点が安定しているか、理科・社会が総合点を押し上げているかを比較しましょう。最終判断は、9月中旬に公開予定の入試要項を確認してから行います。
日本大学第二中学校を目指すご家庭へ
日本大学第二中学校の入試は、難しい問題だけに挑戦する学習よりも、基礎を正確に積み上げ、失点の原因を一つずつ減らす学習が結果につながります。模試や過去問の点数が伸びないときは、問題数を増やす前に、計算ミス、知識不足、読み違い、時間不足のどこで失点しているかを確認してください。
ご家庭では、毎日の課題量だけでなく、解き直しができているか、同じ間違いを繰り返していないかを見守ることが大切です。2科・4科の選択や第1回・第2回の受験計画も、得意・不得意の印象だけで決めず、実際の得点データをもとに検討しましょう。
基礎を大切にする学校だからこそ、受験勉強でも「分かる」から「正確にできる」へ進めることが合格への近道です。
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