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光塩女子学院中等科の入試傾向と受験対策
光塩女子学院中等科の中学受験 基本情報
光塩女子学院中等科の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.koen-ejh.ed.jp/jh/
- 中学校所在地
- 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目33-28
- 電話番号
- 03-3315-1911
光塩女子学院中等科は、カトリックの価値観を教育の柱とし、「Women for Others」を目指す女性像として掲げる中高一貫の女子校です。学年を約6名の教員で受け持つ共同担任制を採用し、複数の視点から生徒を見守る教育を行っています。2026年3月卒業生では、国内4年制大学への進学者107名のうち43名が理数系に進学しており、幅広い進路選択を支える教育も特徴です。
光塩女子学院中等科の入試傾向と受験対策
光塩女子学院中等科の入試は、知識を覚えているだけでなく、文章・図表・実験結果などから必要な情報を読み取り、自分の考えを組み立てる力を重視しています。
2027年度入試は、2月1日午前の4科型、2月1日午後の総合型と算数1科型、2月2日午前の4科型、2月4日午前の2科型という構成で実施されます。総合型は国語基礎・算数基礎がなくなり、60分・100点の「総合」1科目となります。また、算数1科型も試験時間が50分から60分に変更されます。
2026年度の実質倍率は、2月1日午後の算数1科型が2.0倍で、ほかの日程はいずれも1.3倍でした。算数1科型は受験機会を増やす選択肢になりますが、算数を得点源にできる受験生が集まりやすいため、安易に選ぶのではなく、過去問での得点状況を見て判断することが大切です。
光塩女子学院中等科の入試で求められる力
光塩女子学院中等科の合格に必要なのは、問題を見た瞬間に解法を思い出す力だけではありません。特に次の力が求められます。
- 文章や資料から条件を正確に読み取る力
- 計算式、理由、根拠を答案に残す力
- 表やグラフを比較し、変化や関係を説明する力
- 初めて見る題材でも、既習事項と結び付けて考える力
- 自分の考えを指定された字数でまとめる力
2026年度の総合問題では、新聞記事や物語・詩を読み取る問題に加え、高さと温度の関係を表やグラフから考える問題などが出題されました。2027年度は総合1科目の試験となるため、教科の枠を越えて情報を整理する力がこれまで以上に重要になると考えられます。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
4科型・2科型の国語は50分・100点です。説明的文章と物語的文章を中心に、選択、書き抜き、語句、理由説明、内容説明などが出題されます。
2026年度問題では、本文中の言葉を根拠に人物や筆者の考えを説明する問題に加え、本文の内容を自分自身の具体例と結び付け、100字以内で記述する問題も出されました。本文を理解するだけでなく、問いに合わせて考えを再構成する力が必要です。
国語の受験対策
記述問題では、最初から模範解答のような文章を書こうとせず、まず「何について答えるのか」「本文のどこが根拠になるのか」を確認しましょう。
日頃の読解では、次の順番で答案を作る練習が効果的です。
- 設問の条件に線を引く
- 本文中の根拠を探す
- 根拠を自分の言葉で説明する
- 字数に合わせて重複を削る
自分の意見を書く問題でも、感想だけで終わらせてはいけません。本文の主題とのつながりが伝わる具体例を選び、結論まで書き切る練習を重ねましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
4科型・2科型の算数は50分・100点、算数1科型は2027年度から60分・100点となる予定です。4科型では、計算、数の性質、規則性、割合、速さ、平面図形、立体図形などが幅広く出題されます。
4科型の問題冊子には、特に指示がない限り、答えだけでなく説明や式、計算を書くよう明記されています。2026年度問題でも、正三角形を転がしたときの軌跡を作図する問題や、数の並び方の規則を段階的に考える問題が見られました。
算数1科型は、小問から発展問題まで出題範囲が広く、図形、仕事算、割合、数の性質、グラフなどを限られた時間で処理する必要があります。2027年度は試験時間が60分になりますが、学校は問題の量とレベルを前年度までと同様としています。
算数の受験対策
計算力だけでなく、考え方を答案として整理する力を育てましょう。普段の演習から、式の意味が分かるように単位や簡単な説明を添えることが大切です。
特に重点的に取り組みたいのは、次の内容です。
- 分数・小数を含む計算の正確さ
- 図形を実際に動かしたり作図したりする問題
- 表やグラフから数量関係を読み取る問題
- 規則性を小さな数で調べて一般化する問題
- 解き方を式や短い文章で説明する問題
難問に時間を使い過ぎると、取れるはずの問題を落とします。過去問演習では、問題を「すぐ解く」「少し考える」「後回しにする」に分ける判断も練習しましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
4科型の理科は30分・50点です。物理・化学・生物・地学の各分野から出題され、実験や観察の説明を読んで答える問題が中心です。
2026年度問題では、透明半球を使った太陽の動きの観察や、電磁石の力を調べる実験が扱われました。図や表から条件を読み取り、計算するだけでなく、実験結果を折れ線グラフに表す問題も出されています。
理科の受験対策
用語を覚えるだけでなく、「なぜその結果になるのか」を説明できる状態を目指しましょう。
実験問題では、次の点を整理する習慣が重要です。
- 変えた条件は何か
- 同じにした条件は何か
- 何を測定したのか
- 表の数値がどのように変化したか
- 結果からどのようなことがいえるか
グラフ問題では、横軸・縦軸の名称、単位、目盛りを必ず確認します。点の打ち間違いや単位の書き忘れは、知識があっても失点につながるため注意が必要です。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
4科型の社会は30分・50点です。一つのテーマに沿った文章を読みながら、地理・歴史・公民の各分野に答える総合問題形式が中心です。
2026年度問題では、学校給食を題材に、各地の気候、明治期の出来事、海外支援、大阪・関西万博、教育制度、物価上昇などが関連付けて出題されました。統計や雨温図を読み取る問題、年代順に並べる問題、理由を説明する問題も含まれています。
社会の受験対策
地理・歴史・公民を別々に暗記するのではなく、相互のつながりを意識しましょう。
地理では地図帳や資料集を使い、場所、気候、産業を関連付けます。歴史では、出来事の年号だけでなく、その原因と結果を整理します。公民では、制度の名称と目的、現在の社会との関係まで確認することが大切です。
時事問題は、「どこで起きたか」「なぜ注目されたか」「どの分野の知識と関係するか」を短く説明できるようにしておきましょう。
光塩女子学院中等科合格に向けた学習の進め方
光塩女子学院中等科の対策では、基礎知識の定着と、資料を使って考える練習を並行して進めることが重要です。
- 小学6年生の夏までに、4科の基本事項と計算・漢字を固めます。
- 夏以降は、記述、作図、グラフ作成、資料読み取りの演習を増やします。
- 秋には、4科型・2科型・算数1科型・総合型のうち、どの日程を軸にするかを検討します。
- 過去問では点数だけでなく、失点原因を「知識不足」「読み違い」「時間不足」「答案の書き方」に分けます。
- 直前期は、志望する受験型と同じ時間設定で通し演習を行います。
過去問を解いた後は、答え合わせだけで終わらせず、問題文のどの条件を使うべきだったのか、どのように書けば採点者に伝わったのかまで確認しましょう。
光塩女子学院中等科を目指すご家庭へ
光塩女子学院中等科は、複数の入試方式を用意しているため、お子さまの得意分野を活かした受験計画を立てやすい学校です。一方で、受験回数を増やすことだけを目的にすると、方式ごとの対策が薄くなる可能性があります。
算数が得意だから算数1科型、4科に苦手科目があるから総合型と単純に決めるのではなく、実際の過去問を時間内に解き、得点の安定性を確認してください。
光塩女子学院中等科の入試で大切なのは、問題文や資料を丁寧に読み、自分が考えた過程を相手に伝わる形で表すことです。日々の学習でも、正解したかどうかだけでなく、「なぜそう考えたのか」を言葉にする機会を増やしていきましょう。
なお、学校公式サイトでは2027年度入試の募集要項が公開されています。入試内容に変更や追加の案内が出る可能性もあるため、出願時には学校公式サイトの最新情報を必ず確認してください。
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