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女子美術大学付属中学校の入試傾向と受験対策
女子美術大学付属中学校の中学受験 基本情報
女子美術大学付属中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.fuzoku.joshibi.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒166-8538 東京都杉並区和田1丁目49-8
- 電話番号
- 03-5340-4541
女子美術大学付属中学校の入試傾向と受験対策
女子美術大学付属中学校は、美術を基幹とした教育を行う女子校です。中学校では各学年週4時間の美術授業が設けられ、観察力、発想力、計画性、表現力などを段階的に育てます。高校では現在、絵画コース、デザインコース、工芸・立体コースの3コースに分かれ、専門的な学びへ進みます。
中学入試では、美術の実技は課されず、一般教科の基礎学力と、自分の考えを筋道立てて表現する力が重視されます。2026年度は、第1回の2科・4科選択入試、第2回の女子美自己表現入試、第3回の2科入試が実施されました。
2027年度入試では第3回入試を廃止し、第1回と女子美自己表現入試の2回に変更する予定と案内されています。出願する年度の正式な募集要項を必ず確認してください。
今後は、第1回入試を軸に基礎学力を完成させ、必要に応じて女子美自己表現入試の対策を並行して進めることが重要です。
女子美術大学付属中学校の入試で求められる力
合格に向けて最も大切なのは、基礎知識を覚えるだけでなく、文章、図、表、グラフなどから必要な情報を読み取り、自分で考えて答えをまとめる力です。
- 文章や問題文を正確に読み取る力
- 図形や資料を丁寧に観察する力
- 考えた過程を言葉や式で説明する力
- 社会や自然の出来事に関心を持つ姿勢
女子美自己表現入試では、「考える力・伝える力」をテーマに、問題のよりよい解決方法を筋道立てて考え、記述や表現によって分かりやすく伝える力が問われます。
美術が得意であることだけでなく、自分の考えを持ち、それを相手に伝えようとする姿勢が重要です。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
国語は、小説の長文読解と知識問題の2題で構成される傾向があります。文章全体の流れを捉え、登場人物の言動の意味、心情の変化、その気持ちに至った理由などを説明する問題が中心です。
記述問題では、本文中の根拠を使いながら、自分の言葉で分かりやすくまとめる構成力と表現力が求められます。知識分野では、小学校6年生までに学習する漢字の読み書きに加え、慣用的な表現や語句の意味などが出題されます。
国語の対策
- 「誰の気持ちか」「何がきっかけか」「前後でどう変化したか」を整理する
- 記述答案に本文中の根拠が入っているか確認する
- 質問に正面から答え、主語と述語を対応させる
- 漢字や語句を毎日少しずつ反復する
登場人物の気持ちを自分の想像だけで説明すると、本文の根拠が不足して失点しやすくなります。必ず言動や場面の変化を根拠にして答えましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
算数では、基本的な計算力に加え、問題文を読み取る力、規則を発見する力、図形の構造を観察する力が問われます。
大問1には、計算、簡単な文章題、図形などの基本問題が10題程度出題され、その後に規則性、文章題、2つの変化する量、立体図形の体積と表面積を扱う問題が続く構成です。
大問1の基本問題を正確に処理し、後半の問題に使う時間を確保することが得点安定のポイントです。
算数の対策
- 計算、割合、速さ、図形などの基本問題を時間を測って解く
- 規則性の問題では条件を表や数列に整理する
- 変化する量は対応する数値を表やグラフにまとめる
- 立体図形は補助線や展開図を使って構造を可視化する
- 過去問と同じ考え方を使う類題にも取り組む
約分忘れ、単位の付け忘れ、求めるものの取り違えは、解き方が合っていても失点につながります。答えを書いた後に問題文へ戻って確認しましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科は、物理、化学、生物、地学の4分野から幅広く出題されます。単なる用語暗記ではなく、科学的な現象を考察する力や、表・グラフから変化の規則性を読み取る力が重視されます。
- 物理:圧力、てこ、電気、磁石、光など
- 化学:水溶液、金属、水や空気の性質、燃焼など
- 生物:動植物の体のつくり、昆虫、養分の取り方など
- 地学:月や星、天気、岩石、化石、地層など
理科の対策
実験の目的、操作、結果、考察を一連の流れで説明できるようにしてください。実験器具の名称だけでなく、なぜその操作を行うのかまで確認することが重要です。
計算問題では、公式を覚えるだけでなく、単位と数量の関係を整理しましょう。グラフ問題では、横軸と縦軸が何を表すか、値が変化する前後で条件がどう変わったかを確認してください。
グラフの数値だけを見て、実験条件や単位を確認しないまま答えると、読み取りを誤りやすくなります。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会では、地理、歴史、公民の基礎知識に加え、地図、写真、図表などの資料を読み取る力が問われます。
- 地理:日本と世界の地形、気候、産業、人々の生活
- 歴史:政治史、社会経済史、文化史
- 公民:政治の仕組み、国際社会、時事的な内容
社会の対策
地理は、地名や産業を地形・気候と結び付けて整理しましょう。歴史は、人物名や年号だけでなく、出来事の原因と結果を説明できるようにしてください。
時事問題については、出来事そのものを覚えるだけでなく、関係する国や地域、制度、歴史的背景を教科書の知識と結び付けることが大切です。
ニュースの名称や人物名だけを暗記しても、資料を使った問いには対応できません。「なぜ起きたのか」「社会にどのような影響があるのか」まで確認しましょう。
女子美術大学付属中学校合格に向けた学習の進め方
- 基礎知識を固める
計算、漢字、理社の基本用語を毎日反復し、苦手単元を残さないようにします。 - 資料読解と記述を強化する
国語の心情記述、算数の図や表の作成、理科の実験考察、社会の資料問題に取り組みます。 - 過去問で時間配分を調整する
時間をかけすぎた問題、読み間違えた条件、書き切れなかった記述を分析します。 - 自己表現の練習を行う
身近な問題について、結論、理由、具体例、まとめの順で自分の考えを書きます。
正解した問題を増やすだけでなく、間違えた原因を言葉にして、次に同じ失敗をしない方法を決めることが重要です。
女子美術大学付属中学校を目指すご家庭へ
女子美術大学付属中学校は、美術やものづくりが好きな生徒が、互いの個性を認め合いながら学べる学校です。一方で、入試では美術への興味だけでなく、国語や算数を中心とした基礎学力、資料を読み取る力、自分の考えを伝える力が必要です。
ご家庭では、作品の上手さだけを評価するのではなく、「どこを工夫したのか」「なぜこの表現を選んだのか」と問いかけ、お子さまが自分の考えを言葉にする機会をつくりましょう。
入試回数や募集人数などの制度は変更される可能性があります。出願年度の募集要項を必ず確認し、学校説明会や公開授業、女子美祭などにも参加して、教育方針や学校の雰囲気がお子さまに合っているかを確かめることが大切です。
基礎学力を着実に高めながら、好きなことを深く考え、自分らしく表現する力を育てることが、女子美術大学付属中学校合格への近道です。
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