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立正大学付属立正中学校の入試傾向と受験対策
立正大学付属立正中学校の中学受験 基本情報
立正大学付属立正中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.rissho-hs.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒143-8557 東京都大田区西馬込1丁目5-1
- 電話番号
- 03-6303-7683
立正大学付属立正中学校の入試では、難度の高い問題だけを解く力よりも、各教科の基礎知識を身につけ、標準的な問題を正確に処理する力が重視されています。
令和9年度入試では、第1回午前・午後入試で2科・4科・英語入試、第2回入試で2科・4科・英語・適性検査型入試、第3回・第4回入試で2科・4科入試が実施されます。複数の入試方式がありますが、4科入試では国語・算数が各50分、社会・理科が合わせて50分となっており、限られた時間の中でテンポよく解き進める必要があります。
立正大学付属立正中学校の入試傾向と受験対策
公開されている2026年度第1回午前入試では、国語は1つの説明的文章をもとにした10問、算数は11題、理科は4題、社会は3題という構成でした。問題数や分野の広さを考えると、立正大学付属立正中学校の対策で最も大切なのは、標準問題で失点しない基礎力と、問題文・図表から必要な情報を読み取る力を身につけることです。
主な対策ポイントは次の3点です。
- 漢字、計算、用語などの基礎知識を確実に定着させる
- 図、表、地図、実験結果などの資料を読み取る練習をする
- 制限時間を意識し、解ける問題から正確に得点する
立正大学付属立正中学校の入試で求められる力
立正大学付属立正中学校では、教育活動として「Research(調べる)」「Read(読み取る)」「Report(表現する)」の3つの力を育てるR-PROGRAMを実施しています。入試でも、知識を覚えているだけでなく、文章や資料を読み取り、得られた情報を使って答える力が求められていると考えられます。
入試に向けて身につけたい力は、次の4つです。
- 基礎知識をすぐに取り出す力
漢字、計算、理社の基本用語を迷わず答えられる状態にします。 - 文章や資料を正確に読み取る力
問題文の条件、グラフの数値、地図上の位置などを丁寧に確認します。 - 根拠を示して答える力
国語の記述や理科・社会の説明では、本文や資料に基づいて答えることが大切です。 - 時間内に解き切る力
一つの問題に時間を使いすぎず、見直しの時間を残す練習が必要です。
知識を増やすだけでなく、普段の学習から「なぜその答えになるのか」を説明する習慣をつけましょう。
国語の入試傾向と対策
出題傾向
2026年度第1回午前入試では、空間の認識や物の見え方を扱った説明的文章が出題されました。接続語、指示語、文中の言葉の意味、筆者の考え、内容の正誤などを問う問題に加え、指定された字数で説明する記述問題も見られます。
また、漢字の読み書きだけでなく、語句の意味、熟語、文の組み立て、言葉の使い方など、知識分野からも幅広く出題されています。読解問題だけに学習時間を偏らせず、漢字・語彙・文法を毎日少しずつ積み上げることが重要です。
対策
説明文を読むときは、段落ごとに「話題」「具体例」「筆者の結論」を短く整理しましょう。特に「しかし」「つまり」「このように」などの接続語の後には、筆者が伝えたい内容が置かれることが多いため注意が必要です。
記述問題では、自分の感想を書くのではなく、設問で求められている内容を本文中から探し、必要な言葉を組み合わせて答えます。解答後には、主語と述語が対応しているか、指定字数に収まっているかを確認しましょう。
- 漢字と語句を毎日10分程度練習する
- 読解問題では答えの根拠となる箇所に線を引く
- 各段落の内容を一文で要約する
- 25字、40字、50字など、字数を変えた記述練習をする
本文の根拠を確認せず、選択肢の印象だけで答えると失点しやすくなります。必ず本文に戻って判断する習慣をつけましょう。
算数の入試傾向と対策
出題傾向
2026年度第1回午前入試の算数は、11題で構成されています。前半では四則計算、逆算、単位換算、体積、倍数、平均などの基本問題が出題されました。
その後、割合、過不足算、速さ、売買損益、規則性などの文章題が続き、図形では角度、円やおうぎ形を含む面積の問題が出題されています。特定の単元に偏るのではなく、小学校で学習する主要分野から幅広く出題されることが特徴です。
対策
算数では、難問に時間をかけるよりも、前半の計算や基本問題を確実に正解することが合格につながります。途中式を省略しすぎず、計算過程を見直せる形で残しましょう。
割合と比、速さ、規則性、売買損益については、数字だけを追うのではなく、線分図、表、式を使って条件を整理することが大切です。図形では、角度、面積、円、おうぎ形、立体図形の基本公式を使い分けられるようにします。
- 毎日、計算問題に時間を決めて取り組む
- 基本問題は「解ける」だけでなく「短時間で正解できる」状態にする
- 文章題では条件を図や表に書き込む
- 単位、求めるもの、答え方を最後に確認する
- 過去問では前半と後半に使った時間を記録する
前半の基本問題での計算ミスは、後半の難しい問題を落とす以上に合否へ影響することがあります。速さを優先して途中式を乱雑に書かないよう注意しましょう。
理科の入試傾向と対策
出題傾向
理科は、物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題されます。2026年度第1回午前入試では、光の進み方や音、物質と密度、人体のつくり、天気に関する問題が出題されました。
過去に出題された水溶液、ふりこ、流水などとは異なる単元が出題されていることからも、特定の単元だけに絞るのではなく、全分野の基礎を広く学習する必要があります。
対策
理科では、用語を暗記するだけでなく、図や実験結果を見て現象を説明できるようにしましょう。
物理・化学分野では、光、音、力、電気、熱、水溶液、密度などの計算方法を確認します。生物・地学分野では、人体や植物の図、天気図、地層などを使い、各部分の名称と働きを結びつけて覚えることが大切です。
- 実験の目的と手順を説明できるか確認する
- 変える条件とそろえる条件を区別する
- 表やグラフから数値の変化を読み取る
- 単位をそろえて計算する
- 図中の名称と働きをセットで覚える
答えを丸暗記しているだけでは、図の向きや実験条件を変えられたときに対応できません。「結果から何が分かるのか」まで説明する練習を行いましょう。
社会の入試傾向と対策
出題傾向
2026年度第1回午前入試の社会は、地理・歴史・公民の3題で構成されています。
地理では、日本地図を使った都道府県の位置、気候、農業、工業、都市などが問われました。歴史では、時代順に並べられた略年表をもとに、人物、出来事、文化財、寺院などを答える問題が出題されています。
公民では、三権分立などの政治の仕組みに加え、米価や備蓄米、内閣総理大臣、冬季オリンピック・パラリンピックなど、入試前年までのニュースに関する問題が見られました。過去には仏教や日蓮に関する問題も見られるため、歴史の宗教・文化分野についても確認しておきましょう。
対策
地理では、都道府県名だけでなく、位置、気候、産業、主要都市を関連づけて覚えます。白地図に山地、河川、平野、工業地域、農産物などを書き込む学習が効果的です。
歴史では、人物名や年号を単独で暗記するのではなく、出来事の原因と結果、同じ時代の文化をセットにして整理しましょう。写真や史料を見て、時代や名称を答える練習も必要です。
時事問題は、ニュースを見ただけで終わらせず、次の内容を簡潔にまとめます。
- いつ、どこで起きた出来事か
- 関係する人物や国、組織は何か
- なぜ注目されたのか
- 地理・歴史・公民のどの単元と関係するか
人名や用語だけを覚えていても、地図や資料を使った問題には対応できません。知識を資料と結びつける学習を心がけましょう。
立正大学付属立正中学校合格に向けた学習の進め方
立正大学付属立正中学校の対策は、次の3段階で進めると効果的です。
- 基礎知識を固める
漢字、計算、理社の基本用語を繰り返し、迷わず答えられる状態をつくります。間違えた問題は、答えだけでなく原因を記録します。 - 時間を測って標準問題を解く
国語・算数は50分、社会・理科は合わせて50分という試験時間を意識し、問題を解く順番や見直し時間を決めます。 - 過去問で得点の取り方を調整する
間違いを「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」に分け、次の年度を解く前に改善します。
2026年度入試の合格点は、2科入試が200点満点中100~111点、4科入試が300点満点中142~166点でした。合格最低点ぎりぎりを目指すのではなく、標準問題を取り切って6割前後を安定させることを目標にしましょう。
過去問を何年分解いたかよりも、同じ失点を繰り返さなくなったかが重要です。解き直しでは、正解を写すだけでなく、自分がどの段階で間違えたのかを説明できるようにしてください。
立正大学付属立正中学校を目指すご家庭へ
立正大学付属立正中学校の入試は、特別な難問を数多く解ける受験生だけに有利な試験ではありません。各教科の基本を丁寧に身につけ、問題文や資料を落ち着いて読み、取るべき問題を確実に得点することが合格への近道です。
ご家庭では、教材を増やしすぎるよりも、現在使っている教材の基本問題が定着しているかを確認してください。また、社会の時事問題について親子でニュースを話題にしたり、理科で学習した現象を日常生活と結びつけたりすることも効果的です。
成績が伸び悩んでいるときは、単に勉強量を増やすのではなく、失点の原因を教科ごとに整理しましょう。立正大学付属立正中学校の合格に必要なのは、基礎問題を「分かる」状態から「時間内に正解できる」状態へ高めることです。
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