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富士見中学校の入試傾向と受験対策
富士見中学校の中学受験 基本情報
富士見中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.fujimi.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒176-0023 東京都練馬区中村北4-8-26
- 電話番号
- 03-3999-2136
富士見中学校の入試傾向と受験対策
最新の入試概要
富士見中学校の一般入試は、国語・算数各50分100点、社会・理科各40分60点の4科目、合計320点で行われます。最新の2026年度は一般入試が3回実施され、2月2日午後には60分100点の算数1教科入試、さらに英語資格利用入試も実施されました。
2026年度一般入試の合格最低点は、第1回197点、第2回184点、第3回185点でした。年度や回によって問題の難度は変わりますが、富士見中学校では、難問だけを解ける力よりも、標準的な知識を正確に使い、長い条件文や資料から必要な情報を取り出す力が合否を左右します。基本問題の取りこぼしを防いだうえで、見慣れない設定にも落ち着いて対応できるようにすることが重要です。
富士見中学校の入試で求められる力
富士見中学校の入試で求められるのは、次の4つの力です。
- 計算、漢字、基本用語などを正確に処理する基礎力
- 文章、図、表、グラフ、実験結果から条件を整理する読解力
- 途中の考え方や根拠を、短く筋道立てて表現する力
- 限られた時間の中で、解く問題と見直す問題を判断する力
問題文の長さや図の新しさだけで「難問」と判断すると、解ける問題を落とす原因になります。見た目が複雑でも、基本事項を組み合わせれば解ける問題は少なくありません。「何がわかっていて、何を求めるのか」を図や短い言葉で整理する習慣をつけましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語は50分100点で、漢字・語句などの知識問題と、説明的文章・文学的文章の読解問題を中心に構成されます。2026年度の解答用紙にも複数の記述欄があり、選択肢や抜き出しだけでなく、本文の内容を自分の言葉でまとめる力が求められています。
選択問題や抜き出し問題では、本文中の根拠を正確に探すことが大切です。一方、得点差がつきやすいのは記述問題です。人物の心情なら「出来事・反応・心情」、説明文なら「主張・理由・具体例」の関係を整理し、設問が求める要素を過不足なく書く力が必要です。
国語の対策
- 漢字と語句を毎日少量ずつ確認する
- 答えの根拠となる本文箇所に線を引く
- 記述答案を「必要な要素が入っているか」で見直す
- 模範解答を確認した後、同じ設問にもう一度書き直す
模範解答を写すだけでは、記述力は伸びにくい点に注意が必要です。自分の答案に不足していた要素を言葉にしてから書き直しましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数は50分100点で、2026年度第1回は大問4題でした。大問1では計算、比、濃度、場合の数、図形などの小問が並び、大問2以降では速さのグラフ、経路の数え上げ、円すいの移動と体積、周期性などが出題されました。最終問題には考え方や途中式を書く設問もあります。
算数の合否を分けるのは、基本問題を確実に取り切ったうえで、見慣れない設定を既知の解法へ置き換えられるかどうかです。計算、割合と比、速さ、平面図形、立体図形、規則性を得点源にする必要があります。
算数の対策
- 毎日、時間を決めて計算練習を行う
- 問題の条件を図・表・線分図に書き直す
- 簡単な場合を試し、変化の規則を見つける
- 過去問では、時間を使い過ぎた問題も記録する
大問1の計算や基本小問でのミスは、後半の応用問題1問分に近い失点になることがあります。途中式、単位、設問番号の確認まで含めて見直す習慣をつけましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科は40分60点で、物理・化学・生物・地学からバランスよく出題されます。2026年度第1回では、空気の動きと季節風、水生植物と生態系、海水や物質の状態変化、水平に投げた物体の運動などを題材に、知識、実験考察、グラフ読解、計算が問われました。
富士見中学校の理科では、用語を覚えているだけでは十分ではありません。長い実験文を読み、実験の目的、変えた条件、そろえた条件、結果からいえることを整理する力が必要です。
理科の対策
- 実験の目的・条件・結果を表に整理する
- グラフの縦軸・横軸・単位を最初に確認する
- 物理・化学の計算では、比例関係と単位を確認する
- 結果からいえることを一文で説明する練習を行う
知っている実験に見えても、条件が一部変えられている場合があります。記憶だけで答えず、問題文に示された条件を読み直しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会は40分60点で、地理・歴史・公民を一つのテーマの中で横断的に問う総合問題が中心です。2026年度第1回では、麺類や米を入口に、地域、気候、歴史、憲法、税、宗教などへ問いが広がり、天気図や統計資料も扱われました。また、温室効果ガスや国際的な環境対策など、時事的なテーマも出題されています。
基本用語の暗記に加えて、資料が示す内容を読み取り、複数分野の知識を結びつける力が必要です。
社会の対策
- 地名・人名・制度名を漢字で正確に書く
- 資料のタイトル・年度・単位・出典を最初に確認する
- 「食料」「環境」「交通」などのテーマで3分野をつなぐ
- ニュースと関連する地名・制度・歴史的背景を確認する
数字の大小だけを見て答えると、年度や単位の違いを見落とすことがあります。資料の条件を確認してから判断しましょう。
富士見中学校合格に向けた学習の進め方
まず、計算・漢字・理社の基本用語を毎日継続し、基礎問題を短時間で正確に解ける状態をつくります。次に、図表や実験文を含む問題を使って、条件整理と根拠説明の練習を進めます。
- 基礎問題の正答率と処理速度を安定させる
- 図表・資料・実験文を含む問題に取り組む
- 過去問を本番と同じ時間で解く
- 失点を原因別に分類し、解き直す
過去問の失点は「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」「記述不足」に分類してください。富士見中学校の公式サイトには、2024年度から2026年度までの第1回入試問題が掲載されています。ただし、2026年度国語の問題本文は著作権者の許諾後に掲載予定で、現時点では解答用紙と解答のみが公開されています。公開されている問題を活用し、年度ごとの差を確認しながら演習しましょう。
算数1教科入試を受験する場合は、一般入試の算数対策に加えて、60分間で思考力問題を最後まで処理する練習が必要です。4科入試を受験する場合は、得意科目だけに偏らず、合計点を安定させることを優先しましょう。
富士見中学校を目指すご家庭へ
富士見中学校の入試対策では、難しい問題集を増やすことより、標準問題を確実に解き、間違いの原因を自分で説明できる状態をつくることが大切です。過去問の点数が伸びないときは、演習量だけを増やすのではなく、どの段階で考え方がずれたのかを一緒に確認してください。
ご家庭では、結果だけでなく、条件を書き出したこと、根拠を探したこと、見直しでミスを発見したことも評価すると、入試本番で必要な粘り強さが育ちます。基礎の正確さと、資料を読み解いて考えを表現する力を積み重ねることが、富士見中学校合格への近道です。
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