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玉川学園中学部の入試傾向と受験対策
玉川学園中学部の中学受験 基本情報
玉川学園中学部の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.tamagawa.jp/academy/lower_upper_d/
- 中学校所在地
- 〒194-8610 東京都町田市玉川学園6丁目1-1
- 電話番号
- 042-739-8931
玉川学園中学部は、広大なキャンパスと多彩な教育環境を生かし、生徒一人ひとりの興味や可能性を伸ばす教育を行っている共学校です。玉川大学への内部進学制度を備えていますが、例年約70%の生徒が玉川大学にはない研究分野などを求め、他大学への進学を希望しています。
入試では、小学校で学習する基礎知識に加え、長い文章や資料を正確に読み取り、自分の考えを筋道立てて表現する力が問われます。単に知識を暗記するだけではなく、問題文の条件、図表、グラフ、実験結果などを結び付けて考える練習が必要です。
玉川学園中学部の入試傾向と受験対策
玉川学園中学部の一般クラス入試は複数回実施され、4科入試のほか、国算入試、算理入試、英語型入試、英語資格利用型入試などが用意されています。受験方式によって科目が異なるため、お子さんの得意科目だけでなく、過去問との相性や得点の安定性を踏まえて方式を選ぶことが大切です。
4科入試では、国語と算数が各50分・100点、理科と社会が各30分・50点です。国語と算数は試験時間に対して問題量が多く、理科と社会は短い時間で知識問題、資料問題、記述問題を処理する必要があります。
玉川学園中学部の入試対策で最も重要なのは、難問だけを追いかけることではありません。基礎知識を正確に使える状態にしたうえで、文章や資料から必要な情報を見つけ、制限時間内に答案へまとめる力を養うことが合格につながります。
また、一般クラスでは受験生面接が行われます。複数回受験する場合は初回のみですが、志望理由や小学校生活について、自分の言葉で明るく答えられるように準備しておきましょう。
玉川学園中学部の入試で求められる力
玉川学園中学部の入試では、主に次の力が求められます。
- 漢字、計算、用語などの基礎知識を正確に使う力
- 長文や問題文を最後まで読み、条件を整理する力
- 表、グラフ、地図、写真、実験結果を読み取る力
- 答えだけでなく、理由や考え方を簡潔に説明する力
- 問題の難易度を判断し、時間を配分する力
特に注意したいのが、知識としては分かっているのに、漢字の間違い、単位の付け忘れ、抜き出しの誤字、指定字数の不足などで失点するケースです。日頃の演習から、答え合わせの際に「考え方が違ったのか」「答案の書き方で失点したのか」を分けて確認しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語は50分・100点です。学校の入試分析では、言語事項が約35%、読解が約65%という構成が示されています。
言語事項では、漢字の読み書きを中心に、熟語の構成、語句の意味や用法、文の成分、ことわざ、慣用句、四字熟語、辞書の使い方などが出題されます。漢字は20問程度、語句や文法に関する問題は15問程度が目安です。
読解では、5000字程度の論理的な文章が1題出題されます。文章の展開、要点、要旨を捉える問題に加え、指示語、接続語、空欄補充、書き抜き、記述など、多様な形式で問われます。
記述問題では、20~50字程度でまとめる問題や、文章の内容を踏まえて自分の考えを書く問題もあります。条件を満たしていない答案、指定字数から外れた答案、主語や文末表現が不適切な答案は減点されやすいため注意が必要です。
国語の対策
漢字、ことわざ、慣用句、四字熟語は、意味を覚えるだけでなく、短い文の中で使える状態にしておきましょう。漢字は読みだけでなく、送り仮名まで正確に書く練習が必要です。
読解では、5000字前後の説明文や論説文を、時間を計りながら読む練習を行います。段落ごとの要点を短くまとめ、「何について述べているか」「筆者が最も伝えたいことは何か」を確認しましょう。
記述問題では、解答の根拠となる部分に線を引き、必要な言葉を整理してから答案を作ります。理由を問われたときは「~だから」「~ため」など、問いに対応した文末にすることも大切です。
書き抜き問題での誤字や脱字、指定字数の見落としは、理解できていても不正解につながります。答案を作った後に、条件、字数、文末を確認する習慣を付けましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数は50分・100点です。小学校で学習する算数全般から出題され、知識を確認する問題、知識を活用する問題、未知の問題を考える問題が組み合わされています。
問題構成の目安は、計算問題が6問程度、短文問題が8問程度、図形問題が4問程度、統計問題と応用問題がそれぞれ小設問4問程度です。
計算問題では、整数、小数、分数を含む四則混合計算や逆算が出題されます。短文問題では、数の性質、割合、速さ、単位量など、幅広い分野から出題されます。
図形問題では、平面図形と立体図形の両方が扱われます。角度、面積、体積などの知識だけでなく、複数の方向から図形を見たり、図形の変化を想像したりする力が必要です。
統計問題では、度数分布表や柱状グラフの作成、平均値や中央値の計算、グラフから分かることの判断などが出題されます。応用問題では、初めて見る規則や状況を問題文から理解し、必要な情報を整理する力が問われます。
算数の対策
計算は毎日取り組み、整数、小数、分数、逆算のいずれでも安定して得点できる状態を目指しましょう。ただし、旧原稿にあるような「問題の半分が計算」という構成ではありません。計算だけでなく、短文問題、図形、統計、応用問題までバランスよく対策する必要があります。
文章題では、分かっている数値、求める数値、単位を整理してから式を作ります。割合や速さの問題は、公式を暗記するだけでなく、図や線分図を用いて数量の関係を説明できるようにしましょう。
図形では、答えを出すだけでなく、補助線を引いた理由や、どの長さに注目したかを説明する練習が有効です。立体図形は、見取り図、展開図、上・正面・横から見た図を関連付けて考えましょう。
統計問題では、表からグラフを作る練習と、グラフから情報を読み取る練習の両方が必要です。単位の記入漏れや、設問の答え方と異なる形式で解答するミスにも注意してください。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科は30分・50点です。物理、化学、生物、地学の各分野から、偏りなく出題されます。
問題は、基礎知識を確認する一問一答形式と、文章、実験、図、グラフなどを読み取る大設問形式に分かれます。一問一答形式は12問程度、大設問形式は小設問を含めて8問程度が目安です。
一問一答形式であっても、答えが一つとは限りません。複数の選択肢を選ぶ問題、実験器具の操作手順を並べ替える問題、実験結果を用いて計算する問題などが出題されます。
大設問では、与えられた文章や資料から情報を読み取り、根拠を示して説明する力が問われます。グラフを作成する問題や、プログラミングの命令を読み取って図形を考える問題など、教科書の知識を新しい場面で活用する出題も見られます。
理科の対策
理科では、用語を暗記するだけでなく、「なぜその結果になるのか」を説明できるようにしましょう。実験問題は、目的、条件、予想、操作、結果、考察の順に整理すると理解しやすくなります。
グラフ問題では、目盛り、単位、縦軸と横軸を確認し、数値の変化から分かることを言葉で説明する練習を行います。表の数値からグラフを作る問題にも取り組みましょう。
計算問題では、小数を含む四則計算に慣れ、解答に必要な単位を必ず付けます。実験器具の名称や使い方についても、理由とセットで覚えることが大切です。
長い文章を読んで答える問題では、条件の読み落としや、説明が長すぎて要点が伝わらない答案が失点につながります。「何が、どうなったため、どのような結果になったか」を簡潔にまとめましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会は30分・50点です。地理、歴史、公民からバランスよく出題され、新聞やニュースで取り上げられた時事問題も扱われます。
基礎知識を確認する一問一答形式は10問程度で、大設問は2題程度です。大設問では、一つのテーマを通して地理、歴史、公民の内容を組み合わせて問う場合があります。
地図、雨温図、棒グラフ、折れ線グラフ、写真、文章などの資料を読み取る問題が多く、用語を覚えているだけでは対応できません。資料のどこに根拠があるかを確認し、複数の情報を関連付けて考える必要があります。
解答形式は、記号、数字、単語、文章などさまざまです。「漢字で答えなさい」と指定された問題では、漢字で書けなければ不正解になるため注意しましょう。
社会の対策
地理では、都道府県の位置、都道府県庁所在地、地形、気候、農業、工業などを、地図や統計資料と関連付けて学習します。雨温図や生産量のグラフは、地域名を覚えるだけでなく、判断した根拠を説明できるようにしましょう。
歴史では、人物名や出来事を単独で暗記するのではなく、原因、出来事、結果のつながりを整理します。時代の順序や、同じ時期に起こった出来事を関連付けることも大切です。
公民では、日本国憲法、三権分立、選挙、地方自治、税金、国際社会などの基本用語を正確に覚えます。ニュースで扱われた内容を、教科書で学んだ制度と結び付けて考えましょう。
週に一度はニュースを振り返り、「何が起こったか」「なぜ注目されているか」「社会科のどの分野と関係するか」を親子で話すと、時事問題への対応力が高まります。
玉川学園中学部合格に向けた学習の進め方
まずは、漢字、計算、理社の基本用語など、短期間で確認できる基礎事項を正確にしましょう。間違えた問題は、知識不足、読み間違い、計算ミス、記述条件の見落としなどに分類すると、改善すべき点が明確になります。
次に、文章や資料を使った問題へ取り組みます。国語の長文、算数のグラフや規則性、理科の実験、社会の統計資料などを、制限時間を意識して解きましょう。答え合わせでは、正解したかだけでなく、根拠を説明できるかまで確認します。
過去問演習は、次の3段階で進めると効果的です。
- 時間を気にせず解き、出題形式と必要な知識を確認する
- 科目ごとの制限時間を設定して解き、時間配分を調整する
- 本番と同じ科目順、休憩時間、答案用紙で通して解く
玉川学園中学部では、途中の考え方や資料の読み取りが重要です。過去問で点数が伸びない場合は、単元別の復習だけでなく、問題文の読み方や答案の作り方まで見直しましょう。
玉川学園中学部を目指すご家庭へ
玉川学園中学部の入試では、知識量だけでなく、学んだことを使って考え、相手に伝える姿勢が求められます。ご家庭では、正解をすぐに教えるのではなく、「どこを見てそう考えたのか」「ほかの説明方法はないか」と問いかけ、お子さん自身に考えを言葉にしてもらうことが大切です。
面接に向けては、志望理由を暗記させるだけでなく、小学校で頑張ったこと、興味を持っていること、中学校で挑戦したいことを親子で整理しておきましょう。本人の経験に基づいた言葉であれば、短い面接でも学校への意欲が伝わりやすくなります。
玉川学園中学部の合格に必要なのは、特別な問題だけを数多く解くことではありません。基礎知識を正確に身に付け、文章や資料を丁寧に読み、考えたことを答案に表す練習を重ねることが、安定した得点につながります。
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