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東京学芸大学附属小金井中学校の入試傾向と受験対策
東京学芸大学附属小金井中学校の中学受験 基本情報
東京学芸大学附属小金井中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www2.u-gakugei.ac.jp/~gkoganei/
- 中学校所在地
- 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4丁目1-1
- 電話番号
- 042-329-7833
東京学芸大学附属小金井中学校の入試傾向と受験対策
東京学芸大学附属小金井中学校は、東京学芸大学と同じキャンパス内にある国立大学附属中学校です。大学と連携して教育の理論と実践に関する研究を行う一方、中学校としての普通教育を大切にしています。
学校が掲げる大きな特徴は「自主的に行動しよう」という姿勢です。他者から学び、自ら考え、考えや気持ちを的確に表現できる生徒の育成を目指しています。
入学者選抜でも、単に多くの知識を覚えているかだけではなく、与えられた条件を理解し、実際に調べたり手を動かしたりしながら考え、根拠をもって判断する力が問われます。
東京学芸大学附属小金井中学校の入試は、基礎知識の量だけでなく、その知識を使ってどのように考えるかを重視する入試です。
令和8年度の一般入学者選抜では、国語・算数・社会・理科の筆記検査と報告書の内容を合わせて総合的に評価しています。したがって、4教科の知識を固めるだけでなく、聞く力、資料を読む力、作図する力、自分の考えを表現する力をバランスよく育てることが重要です。
東京学芸大学附属小金井中学校の入試で求められる力
最も重要なのは、基礎知識を使って初めて見る問題を考える力です。
- 小学校で学ぶ基本事項を正確に使う力
- 長い条件や複数の資料から必要な情報を取り出す力
- 図や表をかき、実際に調べながら規則や関係を発見する力
- 結果だけでなく「なぜそうなるのか」を説明する力
- 身近な生活や社会の出来事を、教科の知識と結び付ける力
- 聞いた内容や自分の考えを、限られた時間で整理して表現する力
算数では、規則に従って調べ、発見した性質を利用して先を考える力が重視されています。理科では、実験方法や結果を覚えるだけでなく、その操作が必要な理由や現象が起こる理由まで理解することが求められます。
社会では、身近な出来事の背景に目を向け、変化や関連を見つける姿勢が重視されています。
問題を解いた後は、答え合わせだけで終わらせず、「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は、放送による聞き取り問題、文学的文章、説明的文章を中心とした大問3題程度の構成が多く、内容をまとめたり、自分の考えと理由を記述したりする問題が特徴です。
放送問題への対策
放送問題では、文章を目で確認できないため、話の要点や登場人物の意見、理由、具体例を聞き分ける必要があります。
すべてを書き取ろうとせず、「誰が・何について・どのように考えたか」を短い言葉でメモする練習をしましょう。
読解・記述問題への対策
読解問題では、本文中の言葉を根拠として答える力と、本文の内容を踏まえて自分の考えを組み立てる力の両方を磨く必要があります。
- ニュースや説明文を一度だけ聞き、要点を3項目でまとめる
- 物語文では人物の心情が変化した理由を本文から探す
- 説明文では各段落の役割を短い言葉で整理する
- 60字から100字程度で、結論と理由を書く練習をする
- 放送問題を考慮した時間配分を練習する
放送を聞きながら完全な文章を書こうとすると、その後の内容を聞き逃しやすくなります。メモは単語や記号を中心にし、放送終了後に答案として整えましょう。
算数の入試傾向と対策
令和8年度の算数は大問4題でした。計算、誤った計算から正しい答えを逆算する問題、直方体の展開図、往復の平均の速さ、図形を転がしたときの頂点の軌跡、記号の並びを数に置き換える規則性などが出題されています。
公式を知っているだけでなく、問題文に示された新しいルールを理解し、具体例を試しながら仕組みを見抜く力が必要です。
- 分数や小数を含む計算を、途中式まで正確に書く
- 間違った計算結果から元の数や正しい答えを逆算する
- 立体の展開図を実際に組み立て、面や頂点の対応を確認する
- 速さでは、距離・時間・速さを図や表に整理する
- 規則性では、最初の数例をすべて書き出して変化を調べる
- コンパスと定規を使い、円弧や軌跡を正確にかく
往復の平均の速さを、行きと帰りの速さの単純な平均で求めないように注意しましょう。
また、「すべて答えなさい」という指示や作図条件の見落としも失点につながります。答えが出た後に、設問の条件を一つずつ満たしているか確認する習慣が必要です。
理科の入試傾向と対策
令和8年度の理科は大問4題でした。小学校理科の各分野を横断する基礎問題、アサガオの観察と顕微鏡の操作、水溶液が凍る温度を調べる実験、てこの仕組みと身近な道具などが出題されています。
知識問題だけでなく、図、表、観察記録、実験結果を読み取る問題が多く見られます。複数の選択肢を選ぶ形式もあるため、一つ正しい選択肢を見つけただけで判断を終えないことが大切です。
実験の結果だけでなく、「なぜその操作が必要なのか」「なぜその結果になるのか」まで理解しましょう。
- 実験ごとに「目的・条件・操作・結果・理由」を整理する
- 顕微鏡やガスバーナーの操作手順を、理由とともに覚える
- 表の数値を比較し、変えた条件と結果の関係を説明する
- 身近な道具がどの科学的な仕組みを利用しているか考える
- 「正しいものを二つ」「すべて選びなさい」などの指示に印をつける
- 選択問題でも、各選択肢が正しいかを一つずつ検証する
実験結果だけを暗記していると、条件を変えた問題には対応できません。「この条件を変えると結果はどうなるか」と予想し、理由を説明する学習を取り入れましょう。
社会の入試傾向と対策
令和8年度の社会は大問3題でした。日本史の年代整序、前年の国内外のニュース、政治、国際情勢、都道府県の位置、最新の統計、農業、防災などが幅広く出題されています。
歴史では、人物名や出来事を個別に暗記するだけでなく、前後関係を判断できることが重要です。古代から現代までの大きな流れの中に、それぞれの出来事を位置付けましょう。
地理では、都道府県の位置、地形、気候、農業、工業を関連付ける必要があります。ニュースについても、出来事の名称だけでなく、どこで起きたのか、どのような制度や産業と関係するのかまで確認します。
- 歴史上の出来事を年表に書き込み、前後関係を確認する
- 白地図に都道府県名、地形、産業、ニュースを書き込む
- 統計資料では、数値の大小だけでなく地域差の理由を考える
- 直近1年間のニュースを政治・国際・産業・環境に分類する
- 複数の資料を比較し、共通点と相違点を説明する
- 選択肢の正誤を、知っている語句だけで判断しない
時事問題をニュース用語の暗記だけで終わらせるのは危険です。地理や歴史、公民の知識と結び付けて整理しましょう。
東京学芸大学附属小金井中学校合格に向けた学習の進め方
- 基礎知識を固める
4教科の基本事項を抜けなく学び、計算、漢字、理社の基本用語を正確に答えられる状態をつくります。 - 考え方を説明する
正解した問題でも、なぜその答えになるのかを説明します。算数では図や表、理科では実験条件、社会では資料の根拠、国語では本文中の言葉を示します。 - 学校特有の形式に慣れる
放送問題、作図、規則性、複数選択、年代整序、時事問題などを分野別に練習した後、過去問で時間配分を調整します。 - 失点の原因を修正する
間違えた原因を「知識不足」「条件の読み落とし」「作業ミス」「時間不足」に分け、同じ失点を繰り返さないようにします。
入学者選抜では、筆記検査だけでなく、小学校から提出される報告書も合わせて総合的に評価されます。報告書には教科の学習記録、総合的な学習、特別活動、行動、出欠などが記載されます。
受験直前の学習だけでなく、日頃の学校生活や提出物、出欠にも丁寧に取り組むことが大切です。
東京学芸大学附属小金井中学校を目指すご家庭へ
東京学芸大学附属小金井中学校が求めているのは、難しい知識を先取りしているだけの子どもではありません。基礎を正確に身につけたうえで、条件を読み、実際に手を動かし、自分なりに考え、理由を言葉で伝えられる子どもです。
ご家庭では、正解か不正解かだけを確認するのではなく、「どうしてそう考えたのか」「ほかの方法はあるか」「条件が変わったらどうなるか」と問いかけてください。
ニュースを見たときに地図を開く、料理や買い物の中で割合を考える、植物や天気の変化を観察するなど、日常生活と学習を結び付ける経験も大きな力になります。
知識を覚える学習と、知識を使って考える学習を両立させることが、東京学芸大学附属小金井中学校合格への近道です。
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