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サレジアン国際学園中学校の入試傾向と受験対策
サレジアン国際学園中学校の中学受験 基本情報
サレジアン国際学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.salesian.international.seibi.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒115-8524 東京都北区赤羽台4丁目2-14
- 電話番号
- 03-3906-0054
サレジアン国際学園中学校は、2022年度の校名変更・共学化後、本科とインターナショナルの学びを展開し、2026年度から本科の新プロジェクト「MEDICO」を始動しました。2027年度入試では、本科・本科(MEDICO)・インターナショナルStandard(SG)・Advanced(AG)で試験科目が異なります。入試方式が複数あるため、まず志望するクラスと受験回を決め、その方式に合った準備を進めることが重要です。以下では、主に本科・インターナショナルStandard(SG)の国語・算数・理科・社会について、近年の出題傾向と対策を整理します。
サレジアン国際学園中学校の入試傾向と受験対策
2027年度の一般・国際生入試は、第1回から第5回までと国際生入試が設定され、本科・本科(MEDICO)・インターナショナルStandard(SG)・Advanced(AG)で試験科目が異なります。本科・SGでは、国語・算数の2科、国語・算数・理科・社会の4科、4科から2科目を選ぶ自由選択2科が実施されます。MEDICOは第3回・第5回に算数・理科、AGは英語筆記・英語エッセイ・英語・日本語面接が中心です。なお、第4回はスカラシップ入試で、本科・SGは4科を受験し、2科・4科の両方で判定されます。
本科・SGの4科型では国語と算数が各50分・100点、理科と社会は合わせて50分・合計100点です。自由選択2科は2科目を60分で解き、合計100点となります。科目選択や配点だけでなく、1科目あたりに使える時間まで確認して受験方式を決める必要があります。
近年の問題は、知識自体は基本から標準が中心である一方、資料の読み取り、理由説明、自分の考えを書く設問が目立ちます。基礎・標準問題を正確に処理し、その知識を使って考えを言葉にする力が合否を分けます。
2027年度の募集要項は、2026年7月27日に公式サイトで公開されています。出願時には必ず公式の募集要項で、試験回・科目・時間・配点を確認してください。
サレジアン国際学園中学校の入試で求められる力
サレジアン国際学園中学校の入試では、次の4つの力をバランスよく身につけることが大切です。
- 計算・漢字・用語などの基礎を、短時間で正確に処理する力
- 文章、図表、実験結果、統計資料から必要な情報を抜き出して整理する力
- 答えだけでなく、理由・根拠・考え方を筋道立てて記述する力
- 問題量を見て優先順位を決め、解ける問題から得点する時間管理力
特に注意したいのは、「知識を覚えた=得点できる」と考えてしまうことです。過去問演習では正誤だけでなく、設問の条件を拾えているか、根拠を答案に書けているかまで確認しましょう。
国語の入試傾向と対策
近年の国語は、説明的文章と物語文を軸に、漢字・語彙・資料読解を組み合わせる構成が見られます。選択、抜き出しだけでなく記述問題が多く、本文内容を説明する問題と、自分の考えを書く作文型の問題の両方に備える必要があります。
対策の中心は、本文中の根拠をもとに答える「客観的な記述」と、自分の意見を理由付きでまとめる「主体的な記述」を使い分ける練習です。
- 説明文は段落ごとの要点を20〜40字でまとめ、筆者の主張と具体例を区別する
- 物語文は、出来事→心情→行動のつながりを本文の言葉で説明する
- 50〜100字程度の記述を、結論→理由→具体例の順に書く
- 漢字・語彙は毎日確認し、資料や会話文を含む問題にも慣れる
記述で自分の体験だけを書き、本文の問いに答えていない答案は失点につながります。設問が本文根拠を求めているのか、自分の考えを求めているのかを最初に見分けることが重要です。
算数の入試傾向と対策
近年の算数は、計算問題、小問集合、単元別の大問という構成が中心です。基本から標準レベルの問題が広く出され、図形、数の性質・規則性、場合の数、速さが差のつきやすい分野です。式や考え方を書く欄が設けられることもあります。
合格に向けては、前半の計算・小問を安定して得点し、後半の思考問題に使う時間を確保することが大切です。
- 毎日5〜10分、四則計算・分数・小数・逆算を正確に解く
- 図形は補助線、相似、面積比、立体の切断を図に書いて考える
- 速さは状況図・線分図・グラフを自分で作る
- 規則性・場合の数は、具体例を書き出して規則を発見する
- 過去問では途中式や考え方も残し、採点者に伝わる答案にする
難問に長く粘って前半の見直し時間を失うことは避けましょう。解く順番と撤退時間を事前に決め、基本・標準問題の取りこぼしを減らすことが優先です。
理科の入試傾向と対策
理科は、基本知識を土台に、実験・観察・考察を行う問題が中心です。近年は生物・化学の比重が高い回が見られますが、物理・地学を含めて幅広い準備が必要です。文章や図表から条件を読み取り、計算や記述につなげる力が問われます。
理科では、用語を覚えるだけでなく「なぜその現象が起こるのか」を説明できる状態を目指しましょう。
- 実験の目的・条件・結果・考察をセットで整理する
- グラフや表は、変化した量と変化していない条件を確認する
- 物理・化学だけでなく、生物・地学でも数量関係を式にする練習を行う
- 身近な現象を図鑑や資料集で調べ、短い文章で説明する
理科と社会を合わせて50分で解く4科型では、時間配分が厳しくなります。過去問では理科に何分使うかを決め、長い記述は要点を先にメモしてから書きましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は、地理・歴史・公民・時事を幅広く扱い、地図、雨温図、統計、年表、文章資料などを読み取る問題が出されます。基本知識を問う問題に加え、社会的なテーマについて理由や考えを書く記述問題にも対応する必要があります。
知識を単独で暗記するのではなく、場所・時代・原因・影響を関連づけて説明できるようにすることが重要です。
- 地理は地図帳を開き、位置・地形・産業・統計を結びつける
- 歴史は年表で流れを整理し、出来事の前後関係と因果関係を説明する
- 公民は制度名だけでなく、目的や社会への影響まで確認する
- 時事問題はニュースの概要、背景、関係する地理・公民事項をセットでまとめる
直前に重大ニュースの用語だけを詰め込んでも、資料読解や記述には対応しにくい点に注意が必要です。日頃から「なぜ起きたのか」「誰にどのような影響があるのか」を家庭で話題にすると効果的です。
サレジアン国際学園中学校合格に向けた学習の進め方
受験方式が多い学校だからこそ、学習の順番を明確にして進める必要があります。
- 小5まで:計算・漢字・理社の基本知識を固め、苦手単元を残さない。
- 小6前半:標準問題を時間内に解く練習を増やし、記述答案を週1回以上添削する。
- 夏休み:受験予定の入試方式に近い過去問を試し、科目別の得点力と時間配分を把握する。
- 9〜11月:過去問の解き直しを中心に、頻出分野と記述の弱点を補強する。
- 12月以降:合格点を取るための解く順番、見直し方法、当日の科目配分を固定する。
過去問は年度だけでなく、受験する回・方式まで合わせて選ぶことが大切です。自由選択2科、4科型、MEDICO、AGでは求められる準備が異なるため、同じ学校の過去問でも目的を明確にして使いましょう。
サレジアン国際学園中学校を目指すご家庭へ
サレジアン国際学園中学校は、基本知識を重視しながら、資料を読み、自分で考え、相手に伝える力を確かめる入試です。偏差値や総合点だけではなく、答案のどこで条件を見落としたか、どの記述で根拠が不足したかを具体的に確認することが、合格への近道になります。
ご家庭では、結果だけを責めるのではなく、ミスの原因を「知識不足」「読み取り不足」「考え方」「時間配分」「表現」のどこに分類できるかを一緒に整理してください。
志望クラスと入試方式を早めに定め、基礎の安定と記述・思考力の育成を並行して進めることが、最も重要な受験対策です。
なお、次年度の試験方式が変更される可能性があります。学校説明会や最新の募集要項を確認し、学習計画を必要に応じて調整しましょう。
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