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日本大学豊山女子中学校の入試傾向と受験対策
日本大学豊山女子中学校の中学受験 基本情報
日本大学豊山女子中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.buzan-joshi.hs.nihon-u.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒174-0064 東京都板橋区中台3丁目15番1号
- 電話番号
- 03-3934-2341
日本大学豊山女子中学校の入試傾向と受験対策
日本大学豊山女子中学校は、日本大学への付属推薦制度を活用できる一方、他大学進学にも対応している女子校です。2025年度卒業生は、大学進学率96.5%、日本大学への進学者が157名・60.6%、他大学への進学者が93名・35.9%でした。理系・医療系を含む幅広い進路を考えながら、6年間で基礎学力、探究力、発信力を伸ばしたい受験生に適した学校といえます。
2027年度入試では、4科・2科入試のほか、国語1科、算数1科、英語1科、自己PR型の「0 to 1」プレゼン入試が設定されています。英語1科は4技能型と2技能型に分かれており、受験生の得意分野を生かせる方式が増えています。
方式が多いからこそ、負担の少なさだけで決めず、過去問の得点、英語資格、記述力、発表経験を確認して受験方式を選ぶことが重要です。
科目別の出題傾向は、学校が公開している2026年度版「傾向と対策」を基礎に、2027年度募集要項の試験時間・配点・方式を反映して整理します。4科入試は国語・算数が各50分100点、社会・理科が各30分60点、2科入試は国語・算数が各50分100点です。
日本大学豊山女子中学校の入試で求められる力
日本大学豊山女子中学校の入試で中心となるのは、基礎知識を正確に使う力と、文章・図・表・グラフから必要な情報を読み取る力です。難問だけに対応するよりも、標準問題を落とさず、条件を整理して答えまで進める力を身につけることが合格につながります。
特に必要な5つの力
- 国語と社会で、根拠を明確にして短く説明する力
- 算数で、小問と図形問題を速く正確に処理する力
- 理科と社会で、表・グラフ・資料を読み取る力
- 限られた試験時間の中で、解く順番を判断する力
- 受験方式に応じて、英語4技能やプレゼンテーションで発信する力
4科・2科入試では、国語・算数の安定が得点の土台になります。国語1科・算数1科は科目ごとに別グループで合否判定が行われるため、得意科目で受ける場合も、その科目の完成度が十分かを確認しなければなりません。
英語1科の問題は英検3級レベルに設定されており、英検3級の取得自体は出願要件ではありません。4技能型ではリーディング・ライティング・リスニングに加えて、スピーキングのグループ面接が課され、2技能型ではリーディング・ライティングが課されます。また、英検取得者には取得級に応じた加点制度があります。「0 to 1」プレゼンでは、自分の経験を整理し、相手に伝わるストーリーにする力が必要です。
「科目数が少ない=対策が簡単」とは限りません。1科入試やプレゼン入試では、選んだ力を高い完成度で示す必要があります。
国語の入試傾向と対策
国語は50分100点です。長文問題2題と知識問題で構成され、長文は説明的な文章と文学的な文章が中心です。記述問題も含まれます。知識分野では、漢字、ことわざ、慣用表現、文法、百人一首、俳句などが出題範囲となり、漢字は漢字検定5級程度までが目安です。
読解では根拠を明確にする
説明的文章では、各段落の役割、前後のつながり、筆者の主張を整理する力が求められます。読んだ感想を書くのではなく、「どの言葉や文を根拠にしたか」を明確にして答える練習が必要です。文学的文章では、登場人物の発言だけでなく、行動、表情、周囲の様子から心情の変化を読み取ります。
国語の具体的な対策
- 漢字・語句・文法を毎日少量ずつ反復する
- 説明文は、段落ごとの要点を短くまとめる
- 物語文は、心情が変化したきっかけに線を引く
- 記述問題は、設問の条件と必要な要素を確認してから書く
- 過去問では、知識問題と読解2題の時間配分を固定する
知識問題を直前期だけで仕上げようとすると、読解演習の時間が不足します。また、記述で本文の表現をつなぐだけでは、問いに正面から答えていない答案になりやすいため注意が必要です。
算数の入試傾向と対策
算数は50分100点です。第1問が小問集合、第2問が図形の小問集合、第3問から第5問がグラフを用いた問題、規則性、図形などの大問という構成です。学校は、第1問と第2問を過去問題より多く出題すると示しているため、小問と図形の基本処理の重要性が高まっています。
前半で得点を安定させる
合格に向けては、前半の小問で安定して得点し、そのうえで後半の大問の取りやすい設問を拾うことが基本戦略です。計算、数の性質、割合、比、速さ、特殊算、角度、面積、体積などを、解法を思い出しながら解く段階から、手順を迷わず再現できる段階まで引き上げましょう。
算数の具体的な対策
- 毎日の計算練習では、途中式を省きすぎず、ミスの原因を分類する
- 図形問題は、与えられた長さ・角度・比を図に書き込む
- グラフ問題は、横軸・縦軸・変化の区切りを最初に確認する
- 規則性は、具体例を表にして変化を探す
- 大問は、前問の結果を次の設問に利用する連問として読む
- 過去問では、1問に長く止まらず、見直し時間を残す
難しい大問の最後まで解こうとして、前半の見直し時間を失うのは大きな失点リスクです。まずは第1問・第2問を正確に取り切り、後半は小問単位で得点を積み上げる練習を行いましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は30分60点です。物理・化学・生物・地学の4分野から、約25%ずつバランスよく出題されます。基本知識に加え、グラフや表の読み取り、計算、実験・観察・観測に関する問題が出題されます。身近な自然現象や科学ニュースへの関心も求められます。
30分で4分野を処理するため、苦手分野を残さないことが重要です。知識を覚えるだけでなく、実験の目的、条件、結果、考察をセットで説明できるようにしましょう。
理科の確認項目
- 実験器具の使い方と安全上の注意を説明できるか
- 対照実験で変える条件とそろえる条件を区別できるか
- 表やグラフから、増減や比例関係を読み取れるか
- 計算問題で単位を書き、答えの大きさを確認できるか
- 最近の自然現象や科学ニュースを、学習単元と結びつけられるか
一つの分野に時間をかけすぎると、残りの分野を解く時間が不足します。過去問演習では、大問ごとの目安時間を決め、知識問題から先に回収する練習も行いましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は30分60点です。地理・歴史・公民の3分野がバランスよく出題され、基礎知識だけでなく、資料を読み取って文章で答える問題もあります。時事的なテーマが使われることも多いため、ニュースと教科書知識を結びつける学習が必要です。
地理・歴史・公民を関連づける
地理は日本に関する内容が中心です。都道府県や主要都市の位置、産業、地形、気候を地図帳と統計資料で確認し、雨温図や地形図の読み取りに慣れましょう。歴史は、用語を単独で覚えるのではなく、時代の流れ、出来事の原因と結果、人物と地域の関係を年表や地図で整理します。公民は、国会・内閣・裁判所、憲法、選挙、地方自治、国際社会を基本から固めます。
社会の具体的な対策
- 地図帳を開き、都市・河川・山地・工業地域を位置とセットで覚える
- 統計資料は、数値そのものより順位や変化の理由を説明する
- 歴史は、出来事を年代順に並べ、前後関係を確認する
- 公民は、制度を図にまとめ、誰が何を決めるのか整理する
- 週に1回、重要ニュースを一つ選び、背景と自分の説明を短く書く
用語暗記だけで対応しようとすると、資料問題や短文記述で得点が伸びません。正しい用語を使いながら、「なぜそうなるのか」を一文で説明する練習を続けましょう。
日本大学豊山女子中学校合格に向けた学習の進め方
合格に向けては、志望する入試方式を早めに決めつつ、国語・算数の基礎を共通の土台として育てることが大切です。方式を一つに絞り切れない時期でも、国語の読解・記述と算数の計算・小問は優先して進めましょう。
4段階の学習計画
- 基礎定着期
計算、漢字、語句、理社の基本事項を毎週反復し、単元別テストで穴を確認します。間違えた問題は、知識不足、読み違い、計算ミス、時間不足に分けて記録します。 - 形式対応期
国語の記述、算数の図形小問・グラフ、理社の資料問題を重点的に練習します。正解した問題でも、時間がかかりすぎたものは解き直します。 - 過去問演習期
本番と同じ時間で解き、得点だけでなく、解く順番と見直しの質を確認します。4科・2科、1科入試は判定の仕組みが異なるため、実際に受ける方式の過去問を優先します。 - 直前調整期
新しい難問に広げすぎず、頻出分野、知識問題、計算ミス、記述の型を総点検します。英語1科を受験する場合は、英検加点の条件を確認し、4技能型では音読と英問英答、2技能型では読解と英作文を仕上げます。プレゼン入試を受験する場合は、発表内容だけでなく、質疑応答まで練習します。
過去問の合格最低点だけを目標にせず、時間内に再現できる得点を積み上げることが重要です。年度や受験回によって合格ラインは変わるため、複数年度を解き、安定して取れる問題を増やしましょう。
日本大学豊山女子中学校を目指すご家庭へ
日本大学豊山女子中学校は、日本大学への進学の安心感と、他大学への挑戦の両方を考えられる学校です。入試方式も多様ですが、合格しやすそうな方式を探すだけではなく、お子さまが本番で最も力を発揮できる方式を選ぶことが大切です。
ご家庭で確認したい3つのポイント
- 基礎問題で同じミスを繰り返していないか
- 時間を測ったときにも、普段どおり解けているか
- 間違いの原因を本人が言葉で説明できるか
成績が伸び悩むときは、難しい問題を追加する前に、前半の小問、知識問題、資料の読み取り、記述の根拠の置き方を点検しましょう。
学習量を増やすだけでは、同じ失点が繰り返されることがあります。日本大学豊山女子中学校の入試では、日々の学習で身につけた基礎を、限られた時間の中で正確に使う力が問われます。得意科目を伸ばしながら、失点しやすい基本問題を一つずつ減らしていくことが、合格への着実な道になります。
※入試方式・試験時間・配点は2027年度生徒募集要項、科目別傾向は学校公開の2026年度版「傾向と対策」、進路実績は学校公式サイトの2025年度卒業生データをもとに整理しています。
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