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開智日本橋学園中学校の入試傾向と受験対策
開智日本橋学園中学校の中学受験 基本情報
開智日本橋学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://kng.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目7-6
- 電話番号
- 03-3662-2507
開智日本橋学園中学校の入試傾向と受験対策
開智日本橋学園中学校は、国際バカロレアのMYPを1年生から4年生、DPを5年生・6年生で実施し、自ら問いを立てて考え、調べ、表現する探究型の学びを重視している学校です。学校公式の入試要項でも、「探究型・創造型・発信型の教育を希望する者」「国際バカロレアの教育理念を理解し、意欲的に学ぶ志を持つ者」が応募資格として示されています。
試験時間と配点
2026年度一般入試では、国語が50分・100点、算数が50分・120点です。4科受験では、これに社会と理科が各25分・50点で加わります。このほか、第1回から第4回までの一般入試、特待生入試、算数単科入試、GLC希望者向けの3科入試など、複数の受験方式が設けられていました。
- 国語:50分・100点
- 算数:50分・120点
- 理科:25分・50点
- 社会:25分・50点
- 算数単科入試:算数Ⅰ50分・120点、算数Ⅱ20分・40点
4科受験者は、4科の総合点だけでなく、国語・算数の2科合計でも判定されます。したがって、合格の軸となるのは、配点の大きい算数と国語を安定させたうえで、理科・社会を上積みすることです。
2027年度以降は試験方式や募集区分が変更される可能性があります。受験年度の募集要項と学校説明会の情報を必ず確認してください。
開智日本橋学園中学校の入試で求められる力
開智日本橋学園中学校の入試で求められるのは、難問だけを解く力ではありません。基礎知識を正確に使い、問題文や資料から必要な情報を読み取り、考えた過程を適切に表現する力が重要です。
身につけたい4つの力
- 計算、漢字、用語などの基礎問題を速く正確に処理する力
- 長い問題文や複数の条件を整理し、必要な情報を選び出す力
- 式、図、文章を使って、考えた根拠を相手に伝える力
- 問題の難度を判断し、解く順番や時間配分を調整する力
学校が重視する探究型の学びでは、単に答えを覚えるのではなく、自ら考え、根拠を示し、振り返る姿勢が求められます。入試対策でも、正解したかどうかだけで終わらせず、「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明する学習を取り入れることが大切です。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語は50分・100点です。近年の過去問分析では、漢字の読み書きと、物語文・説明文を中心とした読解問題で構成される傾向があります。語彙、接続語、表現技法、内容一致、抜き出し、記述など、幅広い形式が出題されています。
50字以上の記述問題が複数出題された回もあり、本文の根拠をまとめて説明する力が必要です。
国語の対策
対策では、読書量を増やすだけでなく、文章の構造を意識して読む練習を行いましょう。説明文では、各段落の要点、具体例、筆者の主張を整理します。物語文では、人物の言動と心情、その変化のきっかけを対応させて読むことが重要です。
- 説明文は、段落ごとの要点と筆者の主張を整理する
- 物語文は、言動・心情・変化のきっかけを対応させる
- 40字から80字程度で文章を要約する
- 記述では、設問の条件と本文中の根拠を確認する
- 漢字、語彙、文法を毎日少量ずつ学習する
記述の内容が合っていても、主語が不明確だったり、指定字数や文末条件を守っていなかったりすると失点につながります。解答後には、内容だけでなく条件を満たしているかも確認しましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数は50分・120点で、4科の中で最も配点が高い科目です。近年は大問4題から5題程度で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元別の問題となる構成が中心です。
- 数の性質、規則性、場合の数
- 速さとグラフ
- 割合、食塩水、損益算
- 平面図形、相似、図形の移動
- 立体図形、展開図、切断
- 式や考え方を書く問題
算数の対策
合格に向けて最優先したいのは、計算問題と小問集合を安定した得点源にすることです。毎日の計算練習では、正答数だけでなく、途中式を省略していないか、数字を整えて書けているかも確認しましょう。
- 速さは、線分図、ダイヤグラム、グラフを自分で書く
- 図形は、条件や長さを図に書き込み、補助線を試す
- 場合の数は、表や樹形図を使って漏れと重複を防ぐ
- 規則性は、小さい数で試して変化を表にまとめる
- 過去問では、問題ごとの所要時間を記録する
後半の難しい問題に時間を使いすぎて、前半の取りやすい問題を落とすことが大きな失点リスクです。過去問演習を通して、いったん飛ばす問題の基準を決めておきましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科は25分・50点です。物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題される傾向があり、基本知識だけでなく、計算、実験結果の読み取り、現象を考察する問題も含まれます。
- 物理:浮力、電気、光、力のつり合いなど
- 化学:気体、中和、溶解度、燃焼など
- 生物:生物の特徴、環境との関係、実験・観察など
- 地学:天体、地震、気象、地層など
理科の対策
25分という短い試験時間に対応するためには、基本用語や典型問題を見た段階で、解法を素早く判断できる状態を目指します。ただし、公式や解き方を暗記するだけでは、条件を変えた問題に対応できません。
計算式の意味や、実験結果が変化する理由まで説明できるようにしましょう。実験問題では、「何を変えたか」「何を同じにしたか」「結果から何が分かるか」を整理します。
グラフや表が出てきたときは、数値の増減、比例関係、変化が止まる地点などに印をつける習慣をつけてください。
理科の間違い直し
- 知識が不足していた
- 計算方法を理解していなかった
- 条件や単位を読み落とした
- 実験や現象の意味を理解していなかった
間違いを原因別に分類することで、次に取り組むべき課題が明確になります。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会は25分・50点です。地理・歴史・公民の3分野から幅広く出題され、統計、地図、グラフ、写真、史料などを使った資料問題も多く見られます。時事的な題材を社会科の知識と結びつけて考える問題や、短い記述問題も出題されています。
分野別の対策
- 地理:地形、気候、交通、人口、産業のつながりを整理する
- 歴史:原因、出来事、結果を一つの流れとして理解する
- 公民:憲法、国会、選挙、地方自治、国際関係の仕組みを説明できるようにする
- 時事問題:ニュースを既習の地理・歴史・公民と結びつける
統計資料では、数値を覚えるのではなく、順位、割合、増減、地域差を読み取る練習が必要です。歴史では、人物名や出来事だけでなく、「なぜ起きたのか」「その後どう変わったのか」まで確認しましょう。
人名、地名、制度名は、普段の問題演習から漢字で書くことを徹底してください。
用語の暗記だけに偏ると、資料問題や時事問題を説明できず、得点が安定しません。資料から読み取った内容と、持っている知識を組み合わせて答える練習を行いましょう。
開智日本橋学園中学校合格に向けた学習の進め方
学年・時期別の学習計画
- 小学4年生・5年生:計算、漢字、語彙、理社の基本用語を定着させ、苦手単元を残さない
- 小学6年生前半:5年生までの弱点を補強し、頻出単元の標準問題を解けるようにする
- 夏休み:過去問に触れ、現在の得点と必要な力との差を把握する
- 9月から11月:過去問演習と弱点単元の類題演習を往復する
- 12月から入試直前:計算、漢字、知識、過去問の間違いを中心に完成度を高める
過去問を解いた後は、問題を次の3種類に分けてください。
- 時間内に正解できた問題
- 知識や解法を確認すれば正解できる問題
- 現時点では優先度が低い難問
合格に必要なのは、すべての難問を解くことではなく、解くべき問題を確実に得点することです。
同じ年度を繰り返すだけでなく、間違えた問題と同じ単元の類題を解き、解法を自力で再現できるか確認しましょう。
入試直前に新しい難問集を広げすぎると、基礎問題の精度や復習時間が不足する可能性があります。これまでに間違えた問題を優先して仕上げてください。
開智日本橋学園中学校を目指すご家庭へ
ご家庭では、点数だけで評価するのではなく、失点の原因を一緒に確認することが大切です。「知らなかった」「条件を読み落とした」「時間が足りなかった」「途中式を省略した」など、原因によって必要な対策は異なります。
ご家庭で確認したいこと
- 間違いの原因を知識・読解・計算・時間配分に分類する
- 「どこまでは分かったか」を本人に説明してもらう
- 答えの根拠となる文章、式、資料を確認する
- 過去問の得点だけでなく、前半の基本問題の正答率を見る
- 受験年度の募集要項と説明会情報を定期的に確認する
お子さまが問題を解いた後は、すぐに解き方を教えるのではなく、「問題は何を求めているか」「その答えの根拠はどこか」と問いかけてください。自分の考えを言葉にする経験は、算数の途中式、国語や社会の記述、理科の考察問題にもつながります。
難問対策に偏り、計算、漢字、用語、標準問題の復習が不足すると、合格に必要な得点が安定しません。
開智日本橋学園中学校の入試では、基礎を正確に使う力と、自分で考えたことを根拠とともに表現する力の両方が重要です。日々の学習でも、答えを出して終わりにせず、考え方を説明し、間違いを振り返る習慣を育てていきましょう。
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