SS-1中学受験のプロが徹底解説!
広尾学園小石川中学校の入試傾向と受験対策
広尾学園小石川中学校の中学受験 基本情報
広尾学園小石川中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://hiroo-koishikawa.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒113-8665 東京都文京区本駒込2丁目29-1
- 電話番号
- 03-5940-4455
広尾学園小石川中学校は、110年を超える歴史を持つ村田学園が広尾学園中学校・高等学校と教育連携を結び、2021年4月に男女共学の中高一貫校として誕生しました。本科コースとインターナショナルコースを設け、読解力・発信力を土台にした探究活動、キャリア教育、英語教育を重視しています。
2027年度の一般入試は、第1回が国語・算数・理科・社会の4科、第2回から第4回が国語・算数の2科、国際生AG回が英語・数学・Japanese・面接で実施されます。一般入試と帰国生入試を合わせた募集人員は120名です。
2026年度の一般入試では、出願者1,767名、受験者1,074名、合格者226名でした。実質倍率は第1回3.2倍、第2回3.7倍、第3回5.5倍、第4回12.8倍で、後半回ほど厳しい競争になっています。複数回受験を前提にする場合でも、各回を「練習」と考えず、初回から合格点を取りにいく準備が必要です。
広尾学園小石川中学校の入試傾向と受験対策
広尾学園小石川中学校の一般入試は、2月1日の第1回が4科、2月2日の第2回、2月3日の第3回、2月6日の第4回が2科という構成です。第1回では4科をバランスよく得点する総合力が求められ、後半回では国語・算数のどちらか一方を大きく崩すことが致命傷になります。受験する回に合わせて、科目配分と過去問演習の比重を変えることが重要です。
2026年度の合格最低点は、第1回が300点満点で本科192点・SG194点、第2回〜第4回は200点満点で122〜142点でした。年度や回によって難度は変わるため、単純な得点率だけで判断せず、「取るべき問題を落とさないこと」と「難問に時間を使いすぎないこと」を両立させる必要があります。
広尾学園小石川の教育では、読解力・発信力、プレゼンテーション、探究論文活動が重視されています。入試でも、知識を覚えているだけではなく、文章・条件・資料から必要な情報を取り出し、自分の考えを筋道立てて表す力が問われます。
合格の鍵は、基礎知識の正確さに加えて、初見の文章や資料を読み取り、限られた時間で答えにまとめる力です。
第3回・第4回は募集人員が少なく倍率も上がりやすいため、「後半回で挽回する」前提の受験計画はリスクがあります。
- 第1回:国語・算数各50分100点、理科・社会各30分50点
- 第2回〜第4回:国語・算数各50分100点
- 本科・インターナショナルSGのいずれも、一般入試では同じ問題を受験
- 複数回受験では、各回の開始時刻・出願締切・合格発表時刻を事前に確認
広尾学園小石川中学校の入試で求められる力
入試で求められるのは、難しい知識を大量に持っていることだけではありません。標準的な知識や解法を正確に使い、設問の条件に合わせて処理できることが大切です。特に、国語と算数はすべての一般入試で課されるため、合格可能性を安定させる軸になります。
また、理科・社会では、実験・観察・地図・統計・グラフなどを読み取る問題に対応する力が必要です。問題文が長くても、何を問われているか、どの情報を使うかを整理する習慣をつけましょう。
広尾学園小石川の入試では、「知っている」状態から一歩進み、「使える・説明できる」状態まで学習を深めることが重要です。
演習後は、正誤だけでなく、知識不足・条件の読み落とし・計算ミス・時間不足のどれで失点したかを分類してください。
- 基本事項を素早く正確に処理する力
- 長い文章や複数条件を整理する力
- 資料・グラフ・図から情報を読み取る力
- 根拠を示して説明する力
- 問題の難度を見極め、時間を配分する力
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。過去問では、漢字・語彙などの知識問題に加え、説明的文章や物語文の読解、記号選択、抜き出し、記述などが出題されています。本文の内容を大づかみに理解するだけでなく、設問が求める範囲と根拠を正確に特定する力が必要です。
説明的文章では、接続語、指示語、段落ごとの役割、筆者の主張を整理します。物語文では、人物の言動と心情の変化を、場面や表現を根拠に追う練習が有効です。記述問題は、本文中の言葉をそのまま並べるのではなく、問いに対応する主語・理由・結論をそろえてまとめましょう。
語彙対策は、知らない言葉を辞書で調べるだけで終わらせず、意味・類義語・反対語・短い例文まで確認すると定着しやすくなります。読書量を増やすことも有効ですが、入試対策では、設問根拠を本文中に戻って確認する読み方を身につけることが優先です。
毎週、説明文と物語文を1題ずつ解き、根拠となる一文に線を引いてから解答を作る練習を行いましょう。
本文の印象だけで選択肢を選ぶと、似た表現の誤答に引っかかりやすくなります。必ず本文との一致を確認してください。
- 漢字・語彙は短時間でも毎日継続する
- 段落ごとに「話題・具体例・結論」を整理する
- 選択肢は、本文と異なる部分を一語ずつ確認する
- 記述は、設問の条件と字数に合わせて書き直す
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点です。過去問では、小数・分数を含む四則計算、角度・面積などの平面図形、速さ、濃度、規則性、数の性質など、幅広い分野から出題されています。特定単元だけを集中的に仕上げるより、標準問題を広く確実に解ける状態をつくることが先決です。
2026年度の受験者平均点は、回・コースによって36.3点から59.6点まで幅があり、問題の難度や受験者層によって得点が動いています。難しい問題が出たときにも、計算問題や典型問題を確実に取り、途中までの条件整理を丁寧に行うことが重要です。
速さや濃度は、公式を暗記するだけでなく、比・線分図・表を使って数量関係を見える形にします。図形は、補助線を引く前に、等しい長さ・角度・面積比など、問題文から確定する情報を書き込みましょう。規則性や数の性質では、小さい数で試し、変化を表にしてから一般化する練習が効果的です。
算数では、難問を解き切ることより、標準問題を落とさず、途中式や図を使って条件を正確に整理することが合格点につながります。
過去問演習では、大問ごとの所要時間を記録し、「解く問題・後回しにする問題・見直す問題」を決める練習をしてください。
一つの難問に固執すると、後半の取りやすい問題を失うおそれがあります。数分考えて方針が立たない場合は、いったん飛ばしましょう。
- 計算は途中式を省略しすぎず、毎日正確さと速さを確認する
- 速さ・割合・濃度は、比や図に置き換えて考える
- 図形は条件を書き込み、根拠のない補助線を増やさない
- 規則性は具体例を並べ、変化のルールを言葉で説明する
理科の入試傾向と対策
理科は第1回一般入試で30分・50点です。過去問では、人体、水溶液、天体などの各分野から、実験・観察の結果を予想したり、資料をもとに考察したりする問題が出題されています。知識問題と計算問題が独立しているのではなく、実験条件を読み取ったうえで知識や計算を使う形式に備える必要があります。
対策では、実験の目的、変える条件、そろえる条件、観察結果、そこから言えることをセットで整理します。グラフは縦軸・横軸・単位を確認し、数値の増減だけでなく、変化の理由まで説明できるようにしましょう。
計算問題では、公式の暗記だけでなく、何を求めているか、与えられた数値が何を表すかを確認します。単位を書き、答えの大きさが現実的かを見直す習慣も重要です。
実験問題を解いた後は、「結果を知っていたから解けた」のか、「条件から予想できた」のかを区別して復習しましょう。
暗記した結論だけで答えると、条件が変わった実験で失点します。問題文中の条件差を必ず確認してください。
- 実験の目的・条件・結果・考察を一つの流れで整理する
- グラフや表は軸、単位、変化量を確認する
- 計算問題は式の意味を言葉で説明する
- 生物・化学・物理・地学を偏りなく復習する
社会の入試傾向と対策
社会は第1回一般入試で30分・50点です。過去問では、地形図や統計資料、近現代史、国際関係、現代社会に関するテーマなどが扱われています。基本知識を問う問題が中心でも、資料を読み、知識と結びつけて判断する問題が含まれるため、用語暗記だけでは十分ではありません。
地理は、地図・雨温図・産業統計などを見たときに、地域の特色を根拠とともに説明できるようにします。歴史は年号を単独で覚えるのではなく、出来事の前後関係、原因、影響をつなげて整理します。公民・時事分野は、制度や用語の意味を確認したうえで、ニュースの背景を小学生向けに説明できる程度まで理解を深めましょう。
30分で多くの設問を処理する必要があるため、資料を最初から細部まで読むのではなく、設問を確認してから必要な箇所に戻る読み方も練習してください。
統計資料を見たら、「最大・最小」「増減」「割合」「例外」の4点を確認し、根拠となる数値に印をつけましょう。
一つの資料問題に時間をかけすぎると、後半の基本問題を解き切れません。判断に迷う問題は印をつけて先へ進みます。
- 地理は地図・統計と地域の特色を結びつける
- 歴史は年表を作り、原因と結果を一緒に覚える
- 公民は制度の目的と具体例を説明する
- 時事問題は出来事の背景と関連単元まで確認する
広尾学園小石川中学校合格に向けた学習の進め方
広尾学園小石川中学校を目指す場合、志望コースと受験回を早めに決め、4科型と2科型のどちらを軸にするかを明確にします。第1回を受験するなら理科・社会も含めた総合力が必要です。第2回以降を中心にする場合でも、倍率が高くなる可能性を踏まえ、国語・算数で安定して合格点を超える準備が欠かせません。
過去問は、点数を出すだけでなく、時間の使い方と失点原因を確認するために使います。同じ問題を解き直す際は、答えを覚えている状態で終わらせず、なぜその解法・根拠になるのかを説明できるか確認しましょう。
学習の優先順位は、「基礎の穴を埋める→標準問題を安定させる→過去問で時間配分を調整する」の順です。
- 基礎固め:計算・漢字・語彙・理社の基本事項を毎日短時間で反復し、苦手単元を残さないようにします。
- 分野別演習:国語は根拠確認、算数は図や式による条件整理、理社は資料読解を意識して演習します。
- 過去問演習:受験予定回と同じ科目数・試験時間で解き、合格最低点との差と失点原因を記録します。
- 弱点補強:解き直しで改善しない単元は、類題に戻り、基本例題から再構築します。
- 直前調整:新しい難問に手を広げず、頻出分野、知識事項、時間配分、見直し手順を確認します。
広尾学園小石川中学校を目指すご家庭へ
広尾学園小石川中学校は、本科とインターナショナルコースが互いに刺激し合い、キャリア教育や探究活動を通して読解力・発信力を育てる学校です。入試対策でも、正解数だけに注目するのではなく、考え方を説明する力や、失敗を次の学習に生かす姿勢を育てることが、入学後の学びにつながります。
ご家庭では、模試や過去問の点数だけで一喜一憂せず、どの失点が次回までに改善できるかを一緒に確認してください。学習計画を細かく管理しすぎるより、本人が「何を、いつまでに、どの方法で直すか」を言葉にできるよう支えることが大切です。
また、募集要項や試験日程、コース内容は年度によって変更される可能性があります。出願前には、学校公式サイトの最新募集要項と説明会情報を必ず確認しましょう。
合格だけをゴールにせず、入学後に必要となる自律的な学習姿勢まで育てることが、広尾学園小石川を目指す受験準備の中心です。
過去問の復習では、保護者が解き方を教える前に、お子さま自身に「どこで迷ったか」「次はどうするか」を説明してもらいましょう。
SS-1からも合格者が続出! 広尾学園小石川中学校 合格の声
広尾学園小石川中学校
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。
- 保護者様だけで、相談できる学習カウンセリングは
こちらから - お子さんの今必要な課題が分かる学習カウンセリング付き
無料体験授業は
こちらから


























