SS-1中学受験のプロが徹底解説!
淑徳与野中学校の入試傾向と受験対策
淑徳与野中学校の中学受験 基本情報
淑徳与野中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.shukutoku.yono.saitama.jp/
- 中学校所在地
- 〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合5丁目19-18
- 電話番号
- 048-840-1035
淑徳与野中学校の入試傾向と受験対策
淑徳与野中学校の入試では、4科の基礎知識を身につけるだけでなく、文章や図表から必要な情報を読み取り、条件に沿って考えをまとめる力が求められます。難問だけを集中的に解くよりも、標準的な問題を正確に処理したうえで、記述問題や資料問題まで得点につなげることが重要です。
2027年度から、従来の「医進コース」は「医科学進学コース」、「特進コース」は「特別進学コース」に名称が変更されます。募集人数は医科学進学コース40名、特別進学コース120名です。入試は、1月10日の医科学進学コース特別入試、1月13日の第1回入試、2月4日の第2回入試が予定されています。医科学進学コース特別入試は算数・理科各100点、第1回・第2回入試は国語・算数各100点、社会・理科各50点の合計300点です。
2026年度の第1回入試は1,761名が受験し、1,266名が合格、実質倍率は1.4倍、合格最低点は300点満点中150点でした。一方、第2回入試は136名が受験して合格者は27名、実質倍率は5.0倍、合格最低点は192点でした。第1回と第2回では、必要となる得点水準や入試の厳しさが大きく異なるため、実際に受験する回に合わせた過去問対策が欠かせません。
学校教育では、「心の教育」「国際教育」「中高一貫教育」を柱とし、1年間を「適応・挑戦・確立・変革・未来」の5つに分ける5ステージ通年制を採用しています。2026年の中高一貫生の大学合格実績には、東京大学、一橋大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、国公立大学医学科などが含まれています。
淑徳与野中学校の入試で求められる力
淑徳与野中学校の合格に向けて、特に意識したいのは次の力です。
- 基本問題を取りこぼさない正確な知識と計算力
- 長い文章から根拠となる部分を見つける読解力
- 図、表、グラフ、地図、実験結果を整理する力
- 理由や考え方を指定された条件で説明する記述力
- 限られた時間の中で解く問題を判断する時間管理力
最も重要なのは、「知っている」状態で終わらず、与えられた情報を使って答えを組み立てられるようにすることです。
理科と社会は、第1回入試では2科目合わせて60分、第2回入試では合わせて50分です。各科目を機械的に半分ずつに分けるのではなく、受験する回の試験時間を踏まえ、本人の得意不得意や問題量に合わせて時間配分を決めておきましょう。
医科学進学コース特別入試を受験する場合は、算数と理科だけで200点を競います。4科入試以上に、計算ミスや読み違いによる失点が結果に影響するため、途中式や単位まで含めた正確さが必要です。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。近年は、小説・物語文、論説・説明文、漢字や語句を中心に構成され、読解問題の中で記述力が問われます。以前見られた独立した小論文形式の問題は2024年度・2025年度には出題されていませんが、長めの記述問題は残っているため、記述対策そのものは引き続き必要です。
文章全体の流れを整理する
物語文では、登場人物の関係、出来事、心情が変化したきっかけを整理します。説明文では、段落ごとの役割を確認し、「筆者の主張」と「具体例」を区別しましょう。
記述問題では、傍線部の近くをそのまま抜き出すだけでは不十分なことがあります。設問で聞かれている内容に合わせて、複数の箇所から必要な要素を集め、主語と述語の通った文にまとめる練習が必要です。
記述は要素を整理してから書く
いきなり解答欄に文章を書くのではなく、先に次の点をメモします。
- 誰について答えるのか
- どのような出来事があったのか
- その結果、気持ちや考えがどう変化したのか
- 本文中のどの表現を根拠にするのか
週に数回、80字から120字程度で文章の要旨や登場人物の心情をまとめる練習を行いましょう。
注意したいのは、文章を丁寧に読みすぎて、最後の記述問題に時間を残せないことです。過去問演習では、大問ごとの終了時刻を決め、50分で答案を完成させる練習を重ねてください。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点です。2025年度第1回入試は、計算、小問集合、平面図形、文章題、植木算、正六角形とおうぎ形、立体図形の切り口など、大問6題で構成されました。標準的な問題が中心ですが、図形を頭の中で動かしたり、条件を図に整理したりする力が必要です。
過年度には、作図、図形の軌跡、サイコロの移動など、図形の変化や動きを考えさせる問題も見られました。特定の出題形式だけを覚えるのではなく、図を自分で描き、変化の前後を比較する学習が有効です。
前半の問題を確実に得点する
合格に向けては、計算問題や標準的な小問で失点しないことが第一です。途中式を書かずに暗算で進めると、逆算、単位換算、比、割合などでミスが起こりやすくなります。
計算過程を残し、見直す場所が分かる答案を作る習慣をつけましょう。
図形問題は条件を図に書き込む
平面図形では、等しい長さ、角度、比を図に書き込みます。立体図形では、見取り図だけで考えず、正面・真上・横から見た図や展開図も利用しましょう。
一つの大問に時間を使いすぎることが、算数で最も注意したい失点要因です。手が止まった問題には印をつけて一度離れ、得点できる問題を先に終わらせる練習が必要です。
理科の入試傾向と対策
第1回・第2回入試の理科は50点です。理科・社会の試験時間は、第1回入試が2科目合わせて60分、第2回入試が合わせて50分です。生物、地学、化学、物理の各分野から幅広く出題されます。2025年度第1回では、4分野の小問集合に加え、中和、消化、電熱線が扱われました。文章、表、グラフ、実験結果から条件を読み取り、計算や考察を行う問題への対応が必要です。
実験の目的と結果を結びつける
理科では、実験器具の名称や手順を覚えるだけでなく、「何を確かめる実験なのか」「条件を変えると結果がどうなるのか」を説明できるようにします。
問題演習後は、正解を確認するだけでなく、表やグラフのどこを見れば答えが分かるのかを言葉にしましょう。
計算問題は式と単位を残す
物理・化学分野では、比、割合、速さ、密度、電気、水溶液などの計算が得点差につながります。
式、使用した数値、単位を途中に残し、答えが実験結果として不自然でないか確認してください。
気体や水溶液など一部の単元だけに学習を偏らせるのは危険です。年度によって扱われるテーマは変わるため、4分野の基礎を固めたうえで、実験・計算・グラフ問題を横断的に練習しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は50点です。理科・社会の試験時間は、第1回入試が2科目合わせて60分、第2回入試が合わせて50分です。地理・歴史を中心に、公民や時事的な内容も組み合わせて出題されます。地図、統計、写真、図版などを用いた問題が多く、基本知識だけでなく、資料から分かることを判断する力が必要です。記述問題では、資料を読み取ったうえで理由や背景を説明することが求められます。
知識を原因と結果で結びつける
用語だけを一問一答で覚えるのではなく、次のようなつながりを説明できるようにします。
- 地形や気候と農業・産業の関係
- 交通網の発達と都市・観光の変化
- 出来事が起こった背景と、その後の社会への影響
- 法律や制度が設けられている目的
地図や統計を使った問題を増やす
地理では、都道府県名や特産品の暗記だけでなく、雨温図、人口、産業別生産額、地形図などを読み取る練習が必要です。歴史でも、年号だけでなく、地図、文化財、史料、人物の関係を確認してください。
資料問題では、資料を見ずに知識だけで答えを決めないことが重要です。必ずタイトル、単位、年代、注釈を確認してから選択肢を判断しましょう。
淑徳与野中学校合格に向けた学習の進め方
淑徳与野中学校の過去3年間の合格最低点は、第1回入試が300点満点中150~177点、第2回入試が192~214点、医進コース特別入試が200点満点中124~137点でした。得点率にすると、第1回は約50~59%、第2回は約64~71%、医進コース特別入試は約62~69%です。年度による問題難度の差はありますが、第2回と医科学進学コース特別入試では、より高い得点の安定性が必要だと考えられます。
- 小学5年生までは、4科の基本知識、計算、漢字・語句を固めます。
- 小学6年生前期は、記述、図形、実験考察、資料読み取りなど、淑徳与野中学校で差がつきやすい形式を補強します。
- 小学6年生の9月以降は、50分または60分の時間を計って過去問を解き、問題の取捨選択を練習します。
- 直前期は、新しい難問よりも、過去問で失点した基本問題と頻出分野を解き直します。
過去問は、受験予定の入試回に合わせて取り組むことが重要です。第1回だけを受験する場合と、第2回や医科学進学コース特別入試も受験する場合では、目標点と優先すべき科目が異なります。
過去問を解いた後は、点数だけでなく、失点を「知識不足」「条件の読み違い」「計算ミス」「時間不足」「記述の要素不足」に分類しましょう。原因が分かれば、次に取り組む教材や問題を具体的に決められます。
淑徳与野中学校を目指すご家庭へ
淑徳与野中学校は、基本問題を確実に得点する力と、文章・図表・実験結果をもとに考える力の両方が問われる学校です。問題集を何ページ進めたかだけではなく、間違えた問題をどこまで説明できるようになったかを確認することが大切です。
ご家庭では、すぐに解き方を教えるよりも、「何を聞かれている?」「どの条件を使った?」「どこまでは分かっている?」と問いかけ、お子さま自身に考え方を言葉にしてもらいましょう。
合格に近づくために必要なのは、すべての難問を解けるようにすることではなく、本人が得点すべき問題を見極め、制限時間内に確実に答案へ残せるようにすることです。
模試や過去問の点数が伸びないときは、単純に演習量を増やす前に、科目ごとの失点原因と時間の使い方を確認してください。答案を具体的に分析することで、優先すべき学習内容が見えやすくなります。
SS-1からも合格者が続出! 淑徳与野中学校 合格の声
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。
- 保護者様だけで、相談できる学習カウンセリングは
こちらから - お子さんの今必要な課題が分かる学習カウンセリング付き
無料体験授業は
こちらから

























