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城北埼玉中学校の入試傾向と受験対策
城北埼玉中学校の中学受験 基本情報
城北埼玉中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.johokusaitama.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒350-0014 埼玉県川越市古市場585-1
- 電話番号
- 049-235-3222
城北埼玉中学校の入試対策では、基本問題を確実に得点する力に加え、長い文章や資料から条件を読み取り、限られた時間で正確に処理する力が求められます。2027年度入試は男子120名を募集し、第1回・特待入試・第2回・第3回・第4回・第5回の計6回を実施します。4科入試、2科入試、算数1科入試があり、受験する回によって科目構成が異なるため、志望する入試回に合わせた準備が必要です。
城北埼玉中学校の入試傾向と受験対策
城北埼玉中学校の入試は、標準的な知識・解法を土台にしながら、問題文の条件整理や資料の読み取り、記述・作図・計算を組み合わせて得点差をつける構成です。一般入試では基本から標準レベルの問題を取りこぼさないことが重要で、特待入試では算数・理科を中心に、公式を当てはめるだけでは解けない思考力の高い問題への対応が必要になります。
2027年度入試の科目構成
2027年度は、第1回が国語・算数・社会・理科の4科、特待入試が算数・理科、第2回と第3回が2科または4科、第4回が国語・算数、第5回が算数1科です。第2回・第3回では、全受験者を対象に国語・算数の得点で合格者の約75%を選び、4科受験者から残り約25%を選抜する方式が示されています。4科受験では国語・算数の得点力を軸にしつつ、社会・理科を上積み科目として安定させることが大切です。
合格の鍵は、難問をすべて解くことではなく、受験する回の出題形式を把握し、基本・標準問題を正確に回収したうえで、得意分野の応用問題を積み上げることです。
複数回受験を予定する場合は、各回の科目数と試験時間を確認し、同じ過去問演習だけで済ませず、4科・2科・1科それぞれの時間配分を練習しておきましょう。
城北埼玉中学校の入試で求められる力
城北埼玉中学校の入試で特に求められるのは、次の5つの力です。
- 漢字、計算、理社の基本事項を正確に再現する基礎力
- 長文、会話文、実験文、図表から必要な条件を抜き出す読解力
- 知識を組み合わせ、理由や関係を考える思考力
- 設問の指示に合わせて、記述、作図、単位、漢字を正しく表す表現力
- 問題全体を見渡し、解く順番と見直し時間を決める時間管理力
2026年度の公式採点講評では、国語の送り仮名や条件付き論述、算数の単位換算や小数点、社会の漢字や設問条件、理科の表・グラフの読み取りなど、知識不足だけではない失点が繰り返し指摘されています。
日頃の演習から「分かった」で終わらせず、制限時間内に正しい形で答案にできるかを確認しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
第1回から第3回の国語では、漢字の読み書きや慣用句・語句に加え、説明的文章と文学的文章が出題されています。文章の内容、理由、心情、言い換えを問う問題が中心ですが、条件に沿って自分の考えや登場人物への言葉を書く論述問題も見られます。
過去の「選択式や書き抜きが中心」という理解だけでは不十分で、本文を根拠にまとめる記述力まで準備する必要があります。
説明的文章では、同じ意味の言い換え、接続語、指示語、繰り返される重要語をつかむ力が重要です。文学的文章では、場面設定、人物関係、出来事の前後、心情の変化を整理しながら読むことが求められます。文章全体を見渡さなければ答えにくい問題もあり、傍線部の近くだけを探す読み方では対応できない場合があります。
国語で合格点を取るための対策
漢字・語句は、見て覚えるだけでなく、実際に書いて確認しましょう。送り仮名や同音異義語まで含めて、小テスト形式で定着させることが効果的です。
読解演習では、答え合わせの際に「本文のどこが根拠か」「選択肢のどの表現が違うか」を説明できるようにします。説明文は段落ごとの要点と対比、物語文は出来事と心情の変化を短くメモする練習をすると、長文でも内容を見失いにくくなります。
週に1~2題は30~80字程度の記述を作り、主語の抜け、理由と結論のずれ、本文にない思い込みがないかを添削しましょう。
記述・論述は、字数だけでなく、設問で指定された条件をすべて満たしているかを確認します。50分の過去問演習では、漢字・語句に時間をかけすぎず、最後に記述を見直す時間を残すことが大切です。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
一般入試の算数は、小問集合と複数の大問で構成され、全体で20問前後となる回が多く見られます。基本・標準問題が中心ですが、各大問の後半や一部の小問には、条件整理や複数の考え方を必要とする問題が含まれます。
頻出分野は、計算、場合の数、規則性、速さ、割合、食塩水、仕事算・ニュートン算などの特殊算、平面図形、相似、立体図形です。2026年度には、さいころの場合の数、ニュートン算、規則性、立体の展開図と最短距離、樹形図、数表、相似などが取り上げられました。特待入試では、単純な公式適用ではなく、状況を整理し、誘導を利用して考えを進める問題が増えます。
算数で合格点を取るための対策
最優先は、小問集合での取りこぼしを減らすことです。計算、割合、単位換算、角度、基本図形は、短時間で正確に解ける状態にします。
途中式を省きすぎると、小数点、単位、数字の写し間違いに気づけなくなります。見直せる形で式を残しましょう。
応用問題では、問題文を読んだ直後に式を作ろうとせず、条件を図、表、線分図、樹形図に整理します。図形は相似、面積比、展開図、切断、移動を重点的に演習し、特殊算は解法を暗記するだけでなく、「何が一定で、何が時間とともに変わるか」を説明できるようにします。
過去問では最初に全体を確認し、得点しやすい問題から進め、一定時間で解けなければ印を付けて次へ移る練習を行いましょう。
特待入試を目指す場合は、一般入試の標準問題を安定させた後に、算数・理科の思考力問題へ段階的に進むことが重要です。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
4科入試の理科は50点・30分、特待入試は70点・40分です。物理・化学・生物・地学の各分野から幅広く出題され、知識問題だけでなく、実験・観察の文章、表、グラフ、作図、計算を読み取って考える問題が含まれます。
2026年度には、光の反射、空気の組成と密度、化石と地層、浮力、金属の酸化、森林の遷移、ボールの運動、富栄養化、電気回路、溶解度、昆虫、人工衛星などが出題されました。身近な現象や環境問題、科学技術を題材にしながら、基本知識を使って未知の条件を考えさせる点が特徴です。
理科で合格点を取るための対策
各単元の用語や法則は、言葉だけでなく、図や実験と結びつけて覚えます。「なぜその操作をするのか」「グラフの変化は何を表すのか」を一文で説明する練習を行うと、初見の実験問題にも対応しやすくなります。
計算問題は、割合、比、速さ、密度、浮力、溶解度などを重点的に復習し、単位をそろえてから式を立てる習慣をつけます。表やグラフでは、数値を一つずつ見るだけでなく、比例・反比例、増減、変化が止まる点などの関係を読み取りましょう。
試験開始後は全体を確認し、知識問題、読み取り問題、計算問題の中から、自分が得点しやすいものを優先します。
「大問1は必ず後回し」など、問題番号だけで解く順番を固定すると、年度や入試回が変わったときに失点するおそれがあります。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会は50点・30分で、地理・歴史・公民から幅広く出題されます。入試回によって、1つの長いテーマ文をもとに3分野を融合して問う形式と、地理・歴史・公民を大問ごとに分ける形式の両方が見られます。
「毎年必ず大問1題」と決めつけず、複数年度・複数回の問題に触れておく必要があります。
地図、統計グラフ、気候資料、写真、イラスト、年表などの資料問題が多く、用語を知っているだけでなく、資料と知識を結びつける力が求められます。2026年度には、記念日を題材にした3分野融合問題、気温と降水量、歴史上の人物や文化財、関東地方、時事問題などが出題され、短い記述問題も含まれました。
社会で合格点を取るための対策
地理は、地図帳と資料集を常に開き、地名、地形、産業、気候、交通を位置と理由まで結びつけて覚えます。雨温図や統計は、「どの地域か」だけでなく、「なぜその数値になるか」を説明できるようにしましょう。
歴史は、人物名や出来事を単独で暗記せず、時代、政治、文化、関連人物をセットで整理します。文化財や人物写真、絵画・建築などの図版問題に備え、資料集を使って見た目と名称を一致させることが大切です。
公民・時事は、入試前年を中心に国内外のニュースを確認し、出来事、背景、関係する制度、社会への影響を一組で整理します。
記述問題では、設問の言葉を使い、理由や因果関係を短くまとめる練習をしましょう。
急いで書いて漢字が崩れたり、問われている条件と違う内容を書いたりすると、知識があっても得点になりません。
城北埼玉中学校合格に向けた学習の進め方
- 小6の夏まで:基礎事項を完成させる
算数の計算・割合・速さ・図形、国語の漢字・語句と基本読解、理社の重要単元を一通り完成させます。正解した問題でも、根拠や解き方を説明できないものは復習対象にします。 - 夏から10月:分野別の得点力を高める
算数は小問集合と図形・特殊算、国語は長文と記述、理科は実験・グラフ、社会は資料・時事を重点的に演習します。間違いを「知識不足」「条件の読み落とし」「計算・表記ミス」「時間不足」に分類し、原因別に直します。 - 11月から12月:過去問で入試回別の戦い方を作る
第1回の4科、特待の算数・理科、第2回・第3回の2科または4科、第4回の2科、第5回の算数1科では、必要な時間配分が異なります。受験予定の回を優先しつつ、複数年度の問題で、得点源、後回しにする問題、見直し時間を決めます。 - 直前期:新しい問題より失点防止を優先する
漢字・語句、計算、理社の一問一答、間違えた問題を繰り返します。社会の時事事項を整理し、算数・理科の単位、国語・社会の漢字、記述の条件を最終確認します。本番と同じ開始時刻や制限時間で演習し、答案を完成させる感覚を整えましょう。
城北埼玉中学校を目指すご家庭へ
城北埼玉中学校は、基礎力だけでも、難問演習だけでも安定した合格点に届きにくい学校です。基本・標準問題を確実に取り、長文や資料を落ち着いて読み、必要な場面で考えを答案に表す総合力が求められます。
成績が伸びないときは、問題数を増やす前に、失点の原因を確認してください。知識が不足しているのか、解き方は分かっていても時間内に終わらないのか、設問条件や単位・漢字で落としているのかによって、必要な対策は異なります。
ご家庭では、点数だけでなく、「どの問題を取るべきだったか」「なぜ間違えたか」「次は何を変えるか」を一緒に確認しましょう。
受験回の選択や特待入試への挑戦も、お子さまの得意科目と過去問の得点状況をもとに判断し、城北埼玉中学校の形式に合った学習計画を進めていきましょう。
※入試日程、募集人数、試験科目、選抜方法は変更される場合があります。出願前には城北埼玉中学校の最新の生徒募集・入試要項をご確認ください。
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