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東京農業大学第三高等学校附属中学校の入試傾向と受験対策
東京農業大学第三高等学校附属中学校の中学受験 基本情報
東京農業大学第三高等学校附属中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.nodai-3-h.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒355-0005 埼玉県東松山市大字松山1400-1
- 電話番号
- 0493-24-4611
東京農業大学第三高等学校附属中学校の入試では、4科の基礎知識を正確に使う力に加え、文章・図表・グラフ・地図などから必要な情報を読み取る力が重視されます。特に理科・社会は、単純な暗記だけではなく、資料をもとに考える問題への準備が欠かせません。
2026年7月時点では、学校公式サイトに「2027 School Guide」が公開されている一方、中学入試の最新募集要項として掲載されているのは2026年度版です。以下の試験科目・時間・配点は2026年度要項を基準とし、科目別の傾向は添付原稿に記載された過去問分析を整理してまとめています。次年度の受験生は、募集要項の公開後に必ず変更点を確認してください。
東京農業大学第三高等学校附属中学校の入試傾向と受験対策
2026年度入試は4回実施され、受験回によって科目構成が異なりました。
- 第1回特待入試:国語・算数の2科、または国語・算数・社会・理科の4科から選択。4科受験では社会と理科を合わせて40分・100点
- 第2回特待入試:「ことば力」「理科」「世界と日本」「算数」から1科目を選び、45分・100点で受験
- 第3回入試:2科・4科から選択。4科は各教科40分・100点
- 第4回入試:国語・算数の2科入試
合格に向けて最初に行うべきことは、得意科目や併願日程を踏まえて受験回を決め、出題形式に合わせて準備することです。4科型では幅広い基礎力と時間配分、2科型では国語・算数の得点安定、特色入試では選択科目で高得点を取るための専門的な対策が求められます。
また、2026年度の第2回特待入試では、英検・漢検・数検4級以上を対象とする加点制度が設けられ、取得級に応じて5点・7点・10点が加算されました。ただし、この制度は年度によって変更される可能性があるため、最新要項の確認が必要です。
東京農業大学第三高等学校附属中学校の入試で求められる力
基本問題を速く正確に解く力
合格の土台になるのは、難問だけを解く力ではなく、基本問題を速く正確に処理する力です。計算、漢字・語句、理社の基本用語など、取りこぼしてはいけない問題を確実に得点することが重要です。
文章や資料の条件を整理する力
算数では図や表に条件を書き込み、国語では本文中の根拠を押さえ、理科・社会ではグラフや地図の変化を読み取る練習を重ねましょう。
時間内で解く順序を判断する力
特に第1回の4科型は社会・理科を合わせて40分で解くため、一問に時間をかけすぎない判断が欠かせません。過去問演習では、正解できたかだけでなく、「どの問題から解いたか」「どこで時間を使いすぎたか」まで振り返りましょう。
国語の入試傾向と対策
通常の2科・4科型では、国語は40分・100点です。過去問では、文章読解1題と漢字・ことわざなどの知識問題が中心となり、文章全体の内容や展開を正しく理解できているかが問われています。選択肢には本文の一部だけを使った紛らわしいものが含まれるため、印象ではなく根拠で選ぶ必要があります。
記述問題では、本文の内容を踏まえて自分で答えを組み立てる力が必要です。問題集を解く際は、答え合わせだけで終わらせず、設問が求める内容、根拠となる箇所、必要な要素の三つを確認しましょう。
- 週に複数回、時間を計って読解問題に取り組む
- 選択肢問題は、ほかの選択肢がなぜ誤りなのかも説明する
- 漢字・語句・ことわざは短時間でも毎日継続する
- 記述は「問いに答える要素」がそろっているかを確認する
特色入試の「ことば力」を選ぶ場合は、一般的な読解だけでなく、語彙、文法、文の書き換え、会話文やグラフからの情報整理、文章の要約・構成など、複数形式の練習が必要です。学校の入試模擬体験や最新の出題傾向説明を活用し、年度ごとの形式を確認しておくことが重要です。
算数の入試傾向と対策
通常入試の算数は40分・100点、特色入試で算数を選ぶ場合は45分・100点です。過去問では、計算問題、応用小問、応用問題という構成が中心で、計算では小数・分数の四則計算、逆算、単位換算などが出題されています。
応用小問では、数の性質、濃度、面積、旅人算など、標準的な中学受験単元が幅広く問われます。後半では速さ、規則性、図形、グラフ、場合の数などが扱われるため、特定単元だけに偏らず、典型問題を一通り解ける状態にする必要があります。
- 毎日の計算練習では、速さだけでなく正答率も記録する
- 途中式を残し、答え合わせの際にミスの発生箇所を確認する
- 間違いを「計算ミス」「読み落とし」「解法不足」「時間不足」に分類する
- 図形や速さは、図・線分図・表を書いて条件を可視化する
特色入試で算数を選ぶ場合は、得意単元だけでなく、45分間で一科目を解き切る演習を行い、得点の波を小さくすることが必要です。
理科の入試傾向と対策
理科は、受験回によって試験時間の扱いが異なります。第1回の4科型では社会と合わせて40分・100点、第3回の4科型では理科単独で40分・100点、第2回特待入試で理科を選ぶ場合は45分・100点です。同じ理科でも、受験回に応じて時間配分の練習を変える必要があります。
過去問では、生物・地学・物理・化学の各分野から基本事項がバランスよく出題され、実験・観察、グラフの読み取り、天気図などの資料問題が多い傾向です。用語を覚えるだけでなく、実験の目的、条件、結果、そこから分かることを一続きで説明できるようにしましょう。
- グラフは軸と単位を最初に確認する
- 表は比較する項目を明確にする
- 実験問題は、変える条件とそろえる条件を区別する
- 間違えた資料問題は、図や表を自分で書き直す
第2回特待入試の理科は、2026年度に「総合理科」から「理科」へ名称・形式が見直されています。古い問題だけで判断せず、最新の模擬体験や説明会で確認しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は、地理・歴史・公民からバランスよく出題され、地図・グラフ・統計・史料を使った問題が中心です。基本知識を問う問題が多い一方、世界地理、時事問題、環境や科学に関わるテーマなど、教科横断的な内容が扱われることがあります。
地名・人名・年代は単独で暗記せず、地図、出来事の因果関係、時代の流れと結び付けて覚えましょう。統計資料は、数値そのものよりも「増えているか」「地域差があるか」「なぜその変化が起きたか」を説明する練習が効果的です。
第2回特待入試の「世界と日本」を選ぶ場合は、日本地理・世界地理、日本と海外の関係、環境問題、時事的なテーマを広く学ぶ必要があります。ニュースを見る際は、出来事を覚えるだけでなく、場所、背景、日本との関係まで整理しましょう。
東京農業大学第三高等学校附属中学校合格に向けた学習の進め方
- 受験回と科目を早めに決める
2科型、4科型、特色入試では必要な準備が異なります。模試の成績だけでなく、時間内の得点安定度や本人の得意分野を見て決めます。 - 基礎問題の正答率を高める
計算、漢字・語句、理社の基本用語を毎日の学習に組み込みます。難問に時間を使う前に、標準問題で失点しない状態を作ります。 - 資料を読む問題を増やす
算数のグラフ、国語の要約、理科の実験・観察、社会の地図・統計を、教科ごとに分けず「情報を整理する練習」として取り組みます。 - 秋以降は時間を計って解く
40分・100点、45分・100点、社会理科40分など、受験予定回と同じ条件で演習します。終了後は、得点だけでなく時間配分と解く順序を振り返ります。 - 学校主催の入試模擬体験を活用する
学校では入試模擬体験と出題傾向の説明が行われています。最新形式を把握し、家庭学習や過去問演習の優先順位を調整する機会として活用しましょう。
東京農業大学第三高等学校附属中学校を目指すご家庭へ
家庭で大切なのは、勉強量を増やすことだけではなく、受験方式と本人の強みが合っているかを定期的に確認することです。模試や過去問の結果を見るときは、点数だけで判断せず、知識不足、読み落とし、時間不足、計算ミスなど、失点の原因を分けて考えましょう。
学校生活では、放課後サロンやEdOM(学内塾)が設けられ、放課後の学習や自習に取り組める環境が示されています。受験対策だけでなく、入学後にどのような学習習慣を身につけたいかまで考え、説明会や体験授業で学校との相性を確認することが大切です。
また、東京農業大学の併設校ですが、進路は併設大学だけに限られません。学校公表の2026年度大学合格実績では、東京農業大学115名のほか、上智大学3名、東京理科大学5名、MARCH合計34名など、多様な合格実績が示されています。これらは大学別の合格数であり、実際の進学者数とは異なる点に注意しつつ、学校の教育内容と本人の将来像が合うかを見てください。
東京農業大学第三高等学校附属中学校の合格には、基礎を正確に得点する力、資料を読み取って考える力、そして受験回に合わせた時間配分が必要です。最新要項を確認しながら、本人が力を発揮しやすい方式を選び、日々の学習と過去問演習をつなげていきましょう。
※入試科目・配点・加点制度は2026年度募集要項を基にしています。2027年度入試以降は変更される可能性があるため、必ず学校公式サイトで最新情報をご確認ください。
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