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日本大学中学校の入試傾向と受験対策
日本大学中学校の中学受験 基本情報
日本大学中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.yokohama.hs.nihon-u.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒223-8566 神奈川県横浜市港北区箕輪町2丁目9-1
- 電話番号
- 045-560-2600
日本大学中学校は、横浜市港北区の日吉エリアに位置する日本大学の付属校です。日本大学への内部進学という選択肢を持ちながら、国公立大学や難関私立大学への進学も目指せる点に特徴があります。
中学1・2年次には、体験・探究型学習を重視するアカデミックフロンティア(AF)コースと、英語教育や国際的な体験を重視するグローバルリーダーズ(GL)コースが設けられています。入試では希望するコースを選んで出願するため、学校の教育内容とお子さまの興味・進路を踏まえてコースを検討することが大切です。
日本大学中学校の入試では、極端に難しい問題を解く力よりも、基本事項を正確に使い、限られた時間内に得点できる問題を見極める力が合否を左右します。
日本大学中学校の入試傾向と受験対策
最新の入試方式を確認する
2026年度の一般入試には、A-1日程、A-2日程、B日程、C日程が設けられました。
- A-1日程・C日程:国語・算数・理科・社会の4科入試
- A-2日程:国語または英語と算数の2科入試
- B日程:国語と算数の2科入試
A-1日程とC日程では、国語と算数が各100点・50分、理科と社会が各75点・40分で実施されました。
以前の資料にある「理科・社会合わせて60分、各50点」という試験形式は、2026年度のA-1・C日程には当てはまりません。古い過去問を利用するときは、当時と現在の試験時間・配点の違いに注意しましょう。
2026年度の実質倍率は、A-1日程が2.5倍、A-2日程が国語選択2.5倍、英語選択2.3倍、B日程が4.0倍、C日程が5.2倍でした。
後半日程は高倍率になりやすいため、「別日程でも同じ準備でよい」と考えず、各日程の合格点や問題構成を確認する必要があります。
日本大学中学校対策の基本方針
日本大学中学校の問題は、基本から標準レベルが中心です。しかし、単に公式や用語を覚えているだけでは解けない問題も含まれます。
合格に向けて最も重要なのは、難問を数多く解くことではなく、基本問題を正確に処理し、試験時間内に答案を完成させることです。
- 計算、漢字、語句、基本用語などの知識問題を落とさない
- 文章、図、表、グラフから必要な条件を読み取る
- 解ける問題から取り組み、試験時間内に答案を完成させる
過去問では合計点だけを見るのではなく、基本問題で失点していないか、時間をかけすぎた大問がなかったかまで確認しましょう。
日本大学中学校の入試で求められる力
基礎知識を正確に使う力
各教科とも、入試問題の中心になるのは中学受験で学習する基本から標準レベルの内容です。
ただし、知識をそのまま答える問題だけではありません。算数では複数の条件を整理して式を立てる力、国語では本文中の根拠を見つける力、理科・社会では資料と知識を結び付ける力が求められます。
一度正解した問題でも、「なぜその式になるのか」「どの言葉が根拠になるのか」を説明できるか確認しましょう。
問題量に対応する処理力
国語では複数の文章や知識問題、算数では計算・一行問題と応用問題が組み合わされます。すべての問題を最初から順番にじっくり解いていると、後半の取りやすい問題に手が回らなくなることがあります。
問題を見た段階で、「すぐに解く問題」「少し考える問題」「後回しにする問題」を判断する練習を行いましょう。
資料を読み取る力
理科と社会では、実験結果、観察記録、地図、統計、グラフなどを使った問題が出題されます。
資料問題で、知っている知識だけをもとに答えを決めるのは危険です。タイトル、単位、年代、数値の変化、比較対象を確認してから解答しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
国語では、説明文・論説文や物語文を中心とした読解問題に、漢字、語句、文法、慣用句、ことわざなどの知識問題が組み合わされます。
添付資料では、物語文、説明文、随筆、詩歌の鑑賞文など、幅広い文章が出題される傾向が整理されています。読解問題の中で言葉の知識が問われることもあるため、読解と知識を分けずに学習する必要があります。
選択問題や抜き出し問題が中心でも、本文を大まかに読んだだけでは正解できません。設問で聞かれている内容を確認し、本文中の根拠と選択肢を照らし合わせる力が必要です。
国語の対策
説明文・論説文では、接続語、指示語、各段落の要点、筆者の主張を整理しましょう。特に「しかし」「つまり」「たとえば」などの言葉に印を付け、文章の展開をつかむ練習が有効です。
物語文では、登場人物の気持ちを想像だけで答えないことが重要です。行動、会話、情景描写、表情の変化など、気持ちの根拠となる表現を本文から探しましょう。
- 漢字と語句は毎日短時間ずつ学習する
- 読解問題は、正解の根拠となる一文に線を引く
- 他の選択肢が誤りである理由も確認する
- 抜き出し問題では、字数、文末、抜き出す範囲を確認する
- 過去問では、大問ごとの所要時間を記録する
文章を丁寧に読みすぎて時間が不足することにも注意が必要です。制限時間内で問題を解き、お子さまに合った解答順を決めておきましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
算数では、計算問題と一行問題に続いて、数の性質、割合、場合の数、速さ、規則性、平面図形、立体図形などの応用問題が出題される傾向があります。
添付資料では、大問5題程度で、前半に計算・一行問題、後半に応用問題が配置される構成が示されています。また、グラフ、割合、平面図形の求積、規則性、相似、約数・倍数などが代表的な分野として挙げられています。
一つひとつの知識は基本的でも、複数の条件が組み合わされると、問題文を整理できずに失点することがあります。
算数の対策
まずは、計算問題と典型的な一行問題を短時間で正確に解けるようにします。計算ミスが多い状態で応用問題ばかり練習しても、得点は安定しません。
割合や速さでは、線分図、面積図、ダイヤグラムなどを使って条件を見える形にしましょう。図形では、等しい長さ、角度、相似、面積比など、問題文から分かる条件を図に書き込む習慣が重要です。
- 毎日、計算問題と一行問題に取り組む
- 間違いを、計算ミス、条件の読み落とし、解法不足に分類する
- 途中式や図をノートに残す
- 大問の最初の設問を優先して得点する
- 1問に使う時間の上限を決める
- 解き直しでは、答えを見ずに最初から再現する
難しい問題に長時間取り組み、前半の基本問題を見直す時間がなくなることは、大きな失点リスクです。
過去問演習では満点を目指すのではなく、合格に必要な問題を確実に取る順番を身につけましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科では、物理・化学・生物・地学の各分野から、実験や観察を題材とした問題がバランスよく出題される傾向があります。
記号選択だけでなく、用語や数値を答える問題、計算問題、実験結果を読み取る問題にも対応する必要があります。
2026年度のA-1・C日程では、理科は75点・40分で実施されました。以前より配点と試験時間が変わっているため、40分間で問題全体を処理する練習が必要です。
理科の対策
理科では、用語を覚えるだけでなく、現象の理由や実験の目的まで説明できるようにしましょう。
実験問題では、次の順番で整理すると解きやすくなります。
- 何を変えた実験か確認する
- 何を同じ条件にしたか確認する
- 結果から何が分かるか考える
物理分野では、力、てこ、ばね、電気などの計算を繰り返し練習します。化学分野では、気体、水溶液、溶解度、燃焼などについて、実験器具の使い方と計算の両方を確認しましょう。
生物・地学分野は暗記に偏りやすいため、図や写真、観察記録を見ながら知識を答える練習が有効です。
苦手分野を残したまま過去問だけを繰り返すと、出題分野によって得点が大きく変動します。4分野を一通り復習し、不得意単元を早めに特定しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会では、地理・歴史・公民の基本知識に加えて、地図、統計、年表、グラフ、写真などの資料を読み取る問題が出題されます。
添付資料では、地理・歴史分野を中心に、記号選択、適語記入、記述、グラフの読み取りなどが挙げられています。現在の対策では、公民分野も含めて3分野を広く学習しておく必要があります。
2026年度のA-1・C日程では、社会は75点・40分で実施されました。知識を思い出すだけでなく、短時間で資料を読み取る処理力も求められます。
社会の対策
地理では、地方ごとの地形、気候、農業、工業、貿易を関連付けて学習します。統計資料は数字を丸暗記せず、「なぜその地域で多いのか」を地形や気候と結び付けて説明しましょう。
歴史では、人物名や年号を単独で覚えるのではなく、出来事の原因、内容、結果を流れで整理します。時代をまたいだ並べ替え問題にも対応できるよう、政治・外交・産業・文化を関連付けましょう。
公民では、日本国憲法、三権分立、国会、内閣、裁判所、選挙、地方自治などの基本事項を正確に押さえます。時事問題については、ニュースの内容だけでなく、関連する制度や地理的背景を確認することが大切です。
- 用語を漢字で正確に書く
- 地図帳や資料集を日常的に使う
- グラフではタイトル、単位、年代を最初に確認する
- 歴史は出来事を因果関係で説明する
- 間違えた問題の周辺知識まで復習する
資料を見ずに、覚えている知識だけで答えを決めると失点につながります。資料に示された情報と自分の知識が一致しているかを確認してから解答しましょう。
日本大学中学校合格に向けた学習の進め方
基礎完成期
小学6年生の夏頃までは、各教科の基本事項を一通り学習し、苦手単元を明確にします。
算数では計算・割合・速さ・図形、国語では漢字・語句・読解の基本、理科と社会では全分野の基礎知識を固めましょう。
この段階では、難問に時間をかけるよりも、標準問題を自力で正解できる状態をつくることが重要です。
標準問題演習期
9月から10月頃は、複数の単元が組み合わされた標準問題に取り組みます。
算数では解法を選ぶ練習、国語では文章ごとの時間配分、理科・社会では資料問題の演習を増やします。
同じ問題集を繰り返す場合も、答えを覚えて解くのではなく、考え方を最初から説明できるかを確認しましょう。
過去問演習期
11月以降は、過去問を使って学校別対策を進めます。
A-1・C日程を想定する場合は、国語・算数を各50分、理科・社会を各40分で解きます。A-2日程を想定する場合は、国語または英語と算数の2科、B日程を想定する場合は、国語と算数の2科で得点を安定させる必要があります。
過去問演習後は、次の内容を記録しましょう。
- 科目別得点
- 大問ごとの所要時間
- 解けたはずなのに落とした問題
- 知識不足だった単元
- 時間があれば解けた問題
- 現在の合格点との差
点数だけで合否を判断するのではなく、次回どの失点を減らすかを決めることが大切です。
直前期
1月は新しい問題集を増やさず、過去問で見つかった弱点と、これまで間違えた問題を中心に復習します。
計算、漢字、理社の基本用語など、短期間でも得点に結び付きやすい内容を毎日確認しましょう。
入試日程ごとの集合時間や科目順に合わせて問題を解き、本番と同じ時間帯に集中する練習も有効です。
日本大学中学校を目指すご家庭へ
日本大学中学校の受験では、難しい問題を解けるようにすることだけが対策ではありません。
基本問題を落とさないこと、問題文や資料を正確に読むこと、試験時間内に解く問題を選ぶことが、合格点を安定させるための重要なポイントです。
ご家庭では、勉強時間や問題集のページ数だけでなく、「どのような間違いが減ったか」「時間内にどこまで解けたか」を確認してください。
また、AFコースとGLコースでは教育内容や研修プログラムに違いがあります。入試科目や合格可能性だけで決めず、学校説明会などを通して、お子さまがどのような6年間を送りたいのかを話し合うことが大切です。
2027年度以降の入試方式、試験時間、配点、募集人員は変更される可能性があります。古い過去問や塾の資料だけで判断せず、出願前に必ず学校公式サイトの最新募集要項を確認しましょう。
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