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公文国際学園中等部の入試傾向と受験対策
公文国際学園中等部の中学受験 基本情報
公文国際学園中等部の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://kumon.ac.jp/k-gakuen/kokusai/
- 中学校所在地
- 〒244-0004 神奈川県横浜市戸塚区小雀町777
- 電話番号
- 045-853-8200
公文国際学園中等部は、男女共学の中高一貫校です。学校教育、寮生活、公文式学習を通して、自ら学び、考え、判断し、行動できる生徒の育成を目指しています。敷地内には男女の寮があり、国内外から多様な背景を持つ生徒が集まることも大きな特徴です。
今回確認できた学校公式の2026年度募集要項では、帰国生入試、A入試、B入試が設けられています。A入試は、国語・算数、国語・数学、国語・英語、数学・英語の4通りから選択する2科入試で、各科目50分・100点です。国語・算数は2科の得点で選抜され、国語・数学、国語・英語、数学・英語は、2科の得点と自己推薦書によって選抜されます。なお、自己推薦書がなくても受験は可能です。B入試は国語・算数・理科・社会の4科型で、国語・算数は各50分・各100点、理科・社会は各40分・各75点です。
公文国際学園中等部の受験対策では、まず受験方式を決め、その方式に必要な科目へ学習時間を集中させることが重要です。本稿では、A入試の国語・算数と、B入試の4科型を中心に解説します。数学・英語を選択する場合は、一般的な中学受験の算数・4科対策とは異なる準備が必要です。
公文国際学園中等部の問題は、極端に難しい知識だけを問うというより、基礎事項を正確に処理し、文章や資料を読み取り、考え方を答案として表現できるかを確認する構成です。合格に向けては、難問対策に偏るのではなく、基礎力、処理力、記述力をバランスよく伸ばしていきましょう。
公文国際学園中等部の入試傾向と受験対策
入試方式を先に決める
公文国際学園中等部は、男女共学の中高一貫校です。学校教育、寮生活、公文式学習を通して、自ら学び、考え、判断し、行動できる生徒の育成を目指しています。敷地内には男女の寮があり、国内外から多様な背景を持つ生徒が集まることも大きな特徴です。
今回確認できた学校公式の2026年度募集要項では、帰国生入試、A入試、B入試が設けられています。
- A入試は、国語・算数、国語・数学、国語・英語、数学・英語の4通りから選択する2科入試です。
- A入試の各科目は50分・100点です。
- 国語・算数は2科の得点で選抜されます。
- 国語・数学、国語・英語、数学・英語は、2科の得点と自己推薦書によって選抜されます。自己推薦書がなくても受験は可能です。
- B入試は国語・算数・理科・社会の4科型で、国語・算数は各50分・各100点、理科・社会は各40分・各75点です。
最初に受験方式と科目の組み合わせを決め、必要な科目へ学習時間を集中させることが重要です。特に数学・英語を選択する場合は、試験科目だけでなく、自己推薦書の提出要件も確認したうえで準備を進めましょう。
基礎力と表現力をバランスよく伸ばす
公文国際学園中等部の問題は、極端に難しい知識だけを問うというより、基礎事項を正確に処理し、文章や資料を読み取り、考え方を答案として表現できるかを確認する構成です。
難問対策に偏らず、基礎力、処理力、記述力をバランスよく伸ばしましょう。
公文国際学園中等部の入試で求められる力
公文国際学園中等部の入試で特に求められるのは、次のような力です。
- 基本問題を短時間で正確に処理する力
- 問題文や資料から必要な条件を整理する力
- 解き方や考えた理由を簡潔に説明する力
- 長い文章の要点をつかみ、指定字数でまとめる力
- 初めて見る題材にも、既習事項を使って対応する力
- 制限時間を意識して問題を取捨選択する力
算数では途中式や考え方、国語では説明記述や要約、理科・社会では理由や自分の考えを書く問題が見られます。知識を覚えているだけでなく、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で表現できることが重要です。
記述問題に時間をかけ過ぎ、計算問題や知識問題を取りこぼすと、得点が安定しません。記述力を伸ばすことと、基本問題を確実に得点することを並行して進める必要があります。
また、学校が自学自習力や主体性を重視している点を考えると、指示された問題だけを解くのではなく、自分の弱点を見つけて学び直す習慣を身につけることも大切です。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
国語は50分・100点です。近年は、論説文・説明文、小説・物語文、要約問題を中心とした大問3題の構成が見られます。
選択問題、空欄補充、書き抜き、漢字、語句、指定字数の記述など、出題形式は多岐にわたります。
旧原稿の「120字程度の作文問題が必出」という表現は、字数や形式を固定している点で適切ではありません。ただし、2026年度入試では、本文を根拠として説明・要約する問題だけでなく、本文の内容に関連づけて自分の経験や中学入学後に取り組みたいことを書く短い記述も出題されています。要約・説明記述に加え、自分の経験や考えを指定字数内で具体的にまとめる練習も必要です。
選択問題では、選択肢の文章が長い場合や、似た内容の選択肢が並ぶ場合があります。印象だけで選ぶのではなく、本文中の根拠と照合して判断する必要があります。
国語の対策
国語対策では、まず文章を速く読むことよりも、段落ごとの役割を正確につかむ練習を行いましょう。
- 論説文・説明文では、問題提起、具体例、筆者の主張を整理する
- 小説・物語文では、人物の言動や情景描写から心情の変化を読み取る
- 各段落を読んだ後に、内容を一文でまとめる
- 漢字や語句は、意味と用例まで確認する
記述問題では、次の手順を習慣化します。
- 設問が何を尋ねているかを確認する
- 本文中の根拠に線を引く
- 解答に必要な要素を箇条書きにする
- 指定字数に合わせて一文または二文でまとめる
- 主語の欠落や文末のずれを確認する
要約問題では、文章全体の結論と、その結論を支える理由をつかみ、重要度の低い具体例を省く練習を重ねましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
算数は50分・100点です。近年は、大問1が計算問題、大問2・3が小問集合、大問4・5が単元別の応用問題という5題構成が基本となっています。
計算、小数・分数、数の性質、規則性、特殊算、速さ、平面図形、立体図形など、幅広い分野から出題されます。小問集合の割合が大きいため、特定単元だけが得意でも得点は安定しません。
後半の大問では図形が出題されることが多く、面積、角度、立体図形、切断、図形の構成・分割などへの対応が必要です。
答えだけでなく、途中式や考え方を書かせる問題では、必要な説明が不足すると十分な得点につながらない可能性があります。
算数の対策
最初に計算と小問集合で安定して得点できる状態をつくることが重要です。
計算ミスが起きたときは、「うっかりミス」で終わらせず、原因を分類します。
- 途中式を省略した
- 数字や記号を写し間違えた
- 単位を確認しなかった
- 問題の条件を読み落とした
- 暗算に頼り過ぎた
- 見直す場所を決めていなかった
小問集合対策では、複数単元が混ざった問題セットを使い、単元を見分けて解法を選ぶ練習を行いましょう。
図形問題では、頭の中だけで考えず、補助線、対応する長さ、面積比、移動の様子などを図に書き込みます。立体図形は、見取り図だけでなく、展開図や断面図へ置き換える練習も有効です。
途中式や考え方を書く問題については、次の3点を短く説明できるようにします。
- 何を求めるための式か
- どの条件を使ったか
- その結果から何が分かるか
過去問では、すべての問題を解き切ろうとして前半の基本問題を取りこぼさないよう注意しましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科は40分・75点です。近年は大問3題程度ですが、一つの大問の中に複数分野の内容が含まれ、物理・化学・生物・地学の各分野から幅広く出題される傾向があります。
選択問題、適語・数値記入、計算問題のほか、実験結果やグラフを読み取る問題、理由や考えを短く説明する論述問題にも注意が必要です。
実験の目的、変えた条件、そろえた条件、観察結果を区別して読む力が求められます。
理科の対策
まず4分野の基礎知識に大きな抜けがない状態をつくります。用語を覚えるだけでなく、図や現象と結びつけて説明できるようにしましょう。
- 物理・化学は、単位と数量の関係を確認して計算する
- 生物・地学は、図、表、グラフを知識と結びつける
- 実験問題は、条件と結果を整理してから解く
- 論述問題は、結果と理由がつながる一文にする
実験問題では、次の順番で情報を整理します。
- 何を調べる実験か
- 変化させた条件は何か
- 同じにした条件は何か
- どの結果を比較するか
- 結果から何がいえるか
一つの計算問題や論述問題に時間をかけ過ぎると、知識問題を解く時間が不足します。知識問題を先に確実に取り、計算や論述に使える時間を残しましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会は40分・75点です。地理、歴史、政治・経済の各分野から幅広く出題されます。
選択問題、適語記入、人物名・地名などを書く問題、資料読解、説明記述など、出題形式は多様です。語句を漢字で正確に書く必要がある問題も見られます。
地図、統計、新聞記事、会話文などをもとに考える問題もあり、暗記した知識をそのまま答えるだけでは対応できない場合があります。
問題量が多いため、資料を丁寧に読み過ぎると、後半の問題に使える時間が不足する点に注意が必要です。
社会の対策
- 地理は、地名、地形、気候、産業を地図や統計と結びつける
- 歴史は、原因、出来事、結果の順で整理する
- 公民は、制度を実際のニュースと結びつける
- 人物名、地名、制度名は漢字で正確に書く
時事問題は用語だけを暗記せず、何が起きたか、なぜ問題なのか、どの制度や地域と関係するかをまとめましょう。
- 何が起きたか
- なぜ問題になっているか
- どの地域や制度と関係するか
- 立場によってどのような意見があるか
記述問題では、自分の意見だけを書くのではなく、問題文や資料中の情報を根拠として使うことが重要です。
公文国際学園中等部合格に向けた学習の進め方
「基礎固め」「書く練習」「時間内に解く練習」の3段階で学習を進めましょう。
第1段階:基礎事項の穴をなくす
算数の計算・基本問題、国語の漢字・語句、理科・社会の基本知識を確認します。
難しい問題を大量に解くよりも、間違えた基本問題を自力で解き直せる状態にすることを優先しましょう。
第2段階:考え方を答案にする
算数の途中式、国語の記述・要約、理科・社会の説明問題に取り組みます。
- 問われたことに答えているか
- 必要な根拠が入っているか
- 主語と述語が対応しているか
- 指定字数や解答形式を守っているか
- 採点者が考え方を読み取れるか
第3段階:過去問で時間配分を固める
過去問は、出題形式、得意・不得意、時間不足の原因を確認する教材として活用します。初めは科目ごと、大問ごとに解き、その後、本番と同じ時間で一年度分を解きましょう。
間違いは、次のように分類します。
- 知識が不足していた
- 解き方を思い出せなかった
- 条件を読み落とした
- 計算や書き写しでミスをした
- 時間が足りなかった
- 記述に必要な要素が不足していた
公文国際学園中等部では、入試方式によって科目が異なります。過去問演習を始める前に、受験する方式と科目を確定させてください。
入試方式や選考方法は年度によって変更される可能性があるため、必ず受験年度の学校公式募集要項を確認しましょう。
公文国際学園中等部を目指すご家庭へ
公文国際学園中等部は、基礎学力に加え、自分で考え、判断し、その考えを表現する力を重視する学校です。入試でも、計算や知識の正確さだけでなく、要約、途中式、資料読解、説明記述などを通して、学び方そのものが問われます。
ご家庭では、正解をすぐに教えるのではなく、「どの条件を使ったのか」「本文のどこが根拠なのか」「別の方法でも説明できるか」と問いかけてみましょう。
毎回長く説明させると、学習が進まなくなることもあります。基本問題では正確さとスピードを優先し、思考問題や間違えた問題では考え方を丁寧に確認するなど、問題に応じて関わり方を変えることが大切です。
合格を目指すうえで最も重要なのは、難問を数多く解くことではありません。基礎問題を確実に得点し、文章や資料を正しく読み、考えたことを相手に伝わる形で書ける状態をつくることです。
お子さまの現在の得意科目、受験方式、記述力、時間配分の課題を整理し、優先順位を決めて学習を進めていきましょう。
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