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横浜共立学園中学校の入試傾向と受験対策
横浜共立学園中学校の中学受験 基本情報
横浜共立学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://kjg.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒231-8662 神奈川県横浜市中区山手町212番地
- 電話番号
- 045-641-3785
横浜共立学園中学校の入試傾向と受験対策
横浜共立学園中学校の2027年度入試は、A方式が2月1日の4科入試で募集150名、B方式が2月3日の国語・算数による2科入試で募集30名です。直近の詳細要項では、A方式は国語・算数各45分、社会・理科各40分で、4教科すべて100点満点です。B方式は国語・算数各50分、各100点満点となっています。
A方式では理科・社会も国語・算数と同じ配点であるため、4科の総合力が合否を左右します。
2026年度入試では、A方式は314名が受験して206名が合格し、実質倍率は約1.5倍でした。B方式は164名が受験して98名が合格し、実質倍率は約1.7倍でした。募集人数だけを見るとB方式は狭き門に見えますが、A方式合格者の欠席などもあるため、出願者数ではなく実際の受験者数や合格者数を確認することが大切です。
横浜共立学園中学校の入試では、極端な難問だけで合否が決まるというよりも、標準的な問題を速く正確に解き、問題文や資料から必要な情報を読み取り、簡潔に説明する力が求められます。
難しい問題に固執するより、各教科で取るべき問題を確実に得点し、4科合計を安定させることが基本戦略です。
横浜共立学園中学校の入試で求められる力
横浜共立学園中学校の入試で特に求められるのは、次の力です。
- 計算、漢字、用語などの基礎問題を正確に処理する力
- 限られた時間内に多数の設問を解く処理スピード
- 図、グラフ、地図、実験結果などの資料を読み取る力
- 本文や資料を根拠に、要点を短く説明する力
- 1問の難問にこだわらず、得点できる問題を選ぶ判断力
- A方式では理科・社会を含む4科をバランスよく仕上げる力
横浜共立学園中学校の対策では、知識を増やすだけでなく、「知っていることを問題の中でどう使うか」を考える練習が欠かせません。
正解できた問題についても、時間がかかりすぎていないかを確認し、得点力と処理力を同時に高める必要があります。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
A方式の国語は45分・100点で、漢字などの知識問題と、物語文または随筆、論説文または説明文を組み合わせた大問3題の構成が定着しています。
2025年度は解答数が33問、文章量は約7,100字とされており、限られた時間で長い文章を読み、選択肢、抜き出し、説明記述などに対応する力が必要です。特に説明記述は、本文の内容を理解していても、必要な要素を整理して解答欄に収めるのが難しい問題が見られます。
国語の受験対策
漢字や語句は毎日の学習で確実に得点できる状態にしましょう。読解では、物語文なら人物の気持ちが変化したきっかけ、論説文なら筆者の主張と具体例の関係を意識して読みます。
記述問題では、いきなり文章を書き始めるのではなく、次の順番で内容を整理します。
- 何を聞かれているかを確認する
- 本文のどこが根拠になるかを探す
- 解答に必要な要素を整理する
- 解答欄の大きさに合わせて文章をまとめる
文章量に対して試験時間が短いため、本文を何度も読み直す解き方は失点につながります。設問を確認しながら根拠となる箇所に印を付け、一度の読解で文章の構造をつかむ練習が効果的です。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
A方式の算数は45分・100点です。大問1に計算問題と小問集合があり、その後に複数の設問を含む大問が続く構成が基本です。
2025年度は、旅人算とグラフ、割合の文章題、図形の移動、立体図形が出題されました。過去の出題でも、割合、速さ、平面図形、立体図形は頻出分野です。基本から標準レベルの問題が中心ですが、試験時間に余裕があるわけではなく、速さと正確さの両方が問われます。
算数の受験対策
大問1の計算と小問集合を、短時間で正確に解く力を優先して身につけましょう。計算ミスを減らすためには、途中式を省略しすぎず、見直しやすい形で残すことが重要です。
頻出する割合・比、速さ、平面図形、立体図形については、典型題の解法を覚えるだけでなく、次の図を自分でかいて条件を整理する練習を行います。
- 線分図
- ダイヤグラム
- 面積図
- 立体の見取り図
- 水量変化の途中の状態を表した図
大問の後半や、最初の設問から解法が見えない問題に時間を使いすぎないように注意してください。各大問の前半や取り組みやすい問題を確実に回収することが、合格点を安定させます。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
A方式の理科は40分・100点です。物理・化学・生物・地学の4分野からバランスよく出題される傾向があります。
2025年度は4分野から大問4題が出題され、2026年度も、水の状態変化と金属の密度、月や星座、光合成と色の見え方、回路と手回し発電機など、幅広い分野が扱われました。計算、実験結果の読み取り、記号選択、作図、説明など、解答形式も多様です。
理科の受験対策
特定分野だけを得点源にするのではなく、4分野の基本知識を均等に固めましょう。用語を暗記する際は、実験方法、結果、理由まで一緒に説明できる状態を目指します。
グラフや実験結果を扱う問題では、次の項目を確認してから考えます。
- 縦軸と横軸が何を表しているか
- 数値の単位は何か
- 実験で変化させた条件は何か
- 同じままにした条件は何か
- 結果からどのような規則性が読み取れるか
計算問題だけに時間をかけすぎると、知識問題や考察問題を解く時間がなくなります。40分で4分野を処理することを意識し、過去問では大問ごとの所要時間を記録してください。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
A方式の社会は40分・100点です。地理・歴史・公民の各分野に加え、複数分野を横断する総合問題が出題されます。
2025年度は大問4題、解答数48問で、地図、統計資料、歴史史料、写真、図版などを使った問題が見られました。選択問題、用語記述、並べ替え、説明記述など形式も幅広く、問題数に対する処理スピードが重要です。
社会の受験対策
地理・歴史・公民を別々に暗記するだけでなく、地域、時代、産業、政治制度などを関連付けて整理しましょう。
- 歴史は、出来事の原因・内容・結果を説明できるようにする
- 地理は、地図や統計資料から地域の特徴を判断する
- 公民は、制度の名称だけでなく目的や社会との関係を理解する
- 時事問題は、出来事と地理・歴史・公民の知識を結び付ける
記述問題では、長く書くよりも、問われている理由や違いを端的に示すことが重要です。資料問題では、知識だけで判断せず、資料のタイトル、年代、単位、注記まで確認してください。
解きやすい問題の中に難度の高い設問が含まれることがあります。知らない知識問題や判断に時間がかかる問題は一度飛ばし、基本問題を先に取り切る判断も必要です。
横浜共立学園中学校合格に向けた学習の進め方
横浜共立学園中学校合格に向けた学習は、次の順番で進めます。
- 4科の基礎を固める
国語の漢字、算数の計算、理科・社会の基本用語を毎日継続して確認します。 - 頻出分野と出題形式を練習する
国語は長文と説明記述、算数は割合・速さ・図形、理科は実験・グラフ・作図、社会は資料問題と分野横断問題を重点的に扱います。 - A方式とB方式を分けて過去問に取り組む
A方式では4科合計の安定、B方式では国語・算数の高得点を目指します。 - 失点の原因を分類する
知識不足、条件の読み落とし、時間不足、計算・転記ミスのどれに当たるかを確認します。 - 取るべき問題の精度を上げる
直前期は新しい難問を増やすより、過去問や模試で間違えた問題を解き直します。
合計点だけを見るのではなく、失点の原因を特定し、次に取り組む問題を選ぶことが得点の安定につながります。
横浜共立学園中学校を目指すご家庭へ
横浜共立学園中学校の入試対策では、難しい問題をたくさん解くことだけが合格への近道ではありません。
基礎問題を落とさない正確性、限られた時間で解き進める処理力、資料や文章を根拠に考える力を、4科で積み重ねることが重要です。
ご家庭では、勉強時間や問題数だけでなく、「どの問題で時間を使ったか」「なぜ間違えたか」「次に何を直すか」を確認してください。
すべての課題を一律に増やすと、復習が浅くなり、基本問題のミスが残りやすくなります。
お子様の現在の得点状況とA方式・B方式の受験方針を踏まえ、優先順位を明確にした学習計画を立てることが、横浜共立学園中学校合格への着実な一歩となります。
※入試日程・募集人数は横浜共立学園中学校高等学校が公表している2027年度入試概要、試験時間・配点は2026年度生徒募集要項、受験者数・合格者数は2026年度入試結果をもとに記載しています。出願時には必ず学校が公表する最新の募集要項をご確認ください。
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