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湘南白百合学園中学校の入試傾向と受験対策
湘南白百合学園中学校の中学受験 基本情報
湘南白百合学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://chukou.shonan-shirayuri.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒251-0034 神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
- 電話番号
- 0466-27-6211
湘南白百合学園中学校は、カトリックの精神に基づき、「愛ある人として」を教育目標に掲げる女子中高一貫校です。2026年大学入試では、現役・既卒を合わせた合格者延べ数として、東京大学、東北大学、横浜国立大学、横浜市立大学医学部などの国公立大学に加え、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学などへの合格実績を残しています。
入試では、知識を覚えているだけでなく、文章や資料から条件を読み取り、自分の知識を使って考え、答えとして表現する力が求められます。特に算数のグラフ・図形、国語の記述、理科の大量の小問、社会の資料問題と説明問題への準備が重要です。
湘南白百合学園中学校の入試傾向と受験対策
2027年度一般入試では、2月1日午後に国語・算数の1教科入試、2月2日午前に4教科入試と英語資格入試が実施されます。1教科入試は国語または算数の単願に加え、国語・算数の両方に出願することもできます。
- 1教科入試:国語または算数、各60分・100点。国語・算数の併願も可能
- 4教科入試:国語・算数各45分、社会・理科各40分、各100点
- 英語資格入試:国語・算数と、2022年4月以降に取得した英検3級以上を得点化した英語資格で判定
2026年度の4教科入試では、合格者最低点が238点、合格者平均点が271.8点でした。合格者平均点は国語66.1点、算数63.0点、社会70.9点、理科70.7点です。
特定科目だけで押し切るより、4科目の取りこぼしを抑えることが重要です。国語・算数の1教科入試では、いずれも合格者最低点が67点でした。
入試方式によって試験時間や問題構成が異なります。志望する方式を早めに決め、4教科型と1教科型を混同せずに対策を進めましょう。
湘南白百合学園中学校の入試で求められる力
湘南白百合学園中学校の入試では、知識を覚えているだけでなく、知識を問題に合わせて使う力が求められます。
- 問題文や資料を正確に読み取る力
- 基本知識や公式を、問題に合わせて使う力
- 考えた過程を文章・式・図で表す力
- 多くの問題を時間内に処理する正確さとスピード
国語・算数だけでなく、理科や社会でも読解力と表現力が問われます。用語を覚えた後に、「なぜそうなるのか」「資料から何がわかるのか」を自分の言葉で説明する練習を行いましょう。
国語の入試傾向と対策
4教科入試の傾向
4教科入試の国語は45分100点で、物語文と説明文の長文2題に、漢字、慣用句、四字熟語、ことわざ、文法などが加わります。
物語文では、情景や会話を手がかりに登場人物の心情や状況を説明する力が必要です。説明文では、段落の役割や文章全体の要旨を論理的に整理する力が問われます。
国語の対策
- 設問で何を聞かれているかを確認する
- 本文中の根拠となる部分に印をつける
- 必要な要素を整理してから記述する
- 漢字とあわせて熟語の意味や使用例を確認する
記述問題は、本文中の根拠を見つけ、「誰が・何を・なぜ」の要素を整理してから書き始めましょう。
漢字を何度も書くだけでは、語彙問題への対策として不十分です。言葉の意味を知らなければ、やさしい漢字であっても正しく答えられません。
1教科入試の傾向
1教科入試は60分100点です。長文2題と知識問題に加え、思考力を見る問題も出題されます。読解のスピードだけでなく、複数の情報を整理して考える力も鍛えましょう。
算数の入試傾向と対策
4教科入試の傾向
4教科入試の算数は45分100点で、次の大問5題で構成されます。
- 計算・小問集合
- 文章題
- 関数・グラフ
- 平面図形
- 空間図形
公式を覚えるだけでなく、問題の条件に応じて使い分ける力が必要です。
算数の対策
- 小数・分数・逆算を毎日短時間で練習する
- グラフを読み取るだけでなく、自分で作成する
- 図形に補助線を書き、別の向きから見直す
- 途中式、単位、図や表を答案に残す
グラフでは、数値だけでなく「どこで変化の仕方が変わるか」を確認しましょう。図形では、与えられた図を眺めるだけでなく、自分で書き直すことが大切です。
1教科入試の傾向
1教科入試の算数は、計算・小問が70点を占め、課題文を読み解く問題、データを扱う問題、考え方を問う問題が各10点です。
難問への対策より先に、計算と基本問題を正確に得点できる状態をつくることが合格の土台になります。
答えを急いで出そうとすると、条件の読み落としや計算ミスが増えます。途中式や図を使って、自分の考えを確認しながら解きましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は40分100点で、生物約30点、化学約25点、地学約20点、物理約25点の順に出題され、小問数は60問程度です。
基本的な知識・技能だけでなく、実験や観察の結果を考察する問題、計算問題、身近な科学現象を扱う問題、教科を横断した問題も出題されます。
- 用語と実験の手順・結果・理由をセットで覚える
- 表やグラフから必要な情報を取り出す
- 物理・化学分野の計算を繰り返す
- 身近な自然現象や科学ニュースに関心を持つ
過去問では、解ける問題を先に確保し、難しい問題に長く止まりすぎない練習を行いましょう。
知識問題だけを練習していると、実験結果の考察や条件整理を必要とする問題で失点しやすくなります。
社会の入試傾向と対策
社会は40分100点で、地理約40点、歴史約40点、公民約20点です。教科書の内容を中心に出題されますが、単純な用語暗記だけでは十分ではありません。
地理の対策
地形、産業、交通、気候などを地図帳と関連づけて整理しましょう。統計や地図から読み取った内容を、自分の言葉で説明する練習も必要です。
歴史の対策
出来事を年号だけで覚えるのではなく、原因、経過、結果を時代の流れの中で説明できるようにしましょう。写真、表、史料から時代や出来事を判断する問題にも取り組みます。
公民の対策
時事的なテーマと、国会、内閣、裁判所、地方自治、国際社会などの教科書知識を結びつけて確認しましょう。
- 地図帳と資料集を開きながら学習する
- 歴史の出来事を因果関係で整理する
- ニュースを公民の単元と結びつける
- 覚えた内容を短い文章で説明する
社会では、用語を答えられるだけでなく、その用語を使って出来事を説明できる状態を目指しましょう。
湘南白百合学園中学校合格に向けた学習の進め方
合格に向けた学習は、次の順番で進めると効果的です。
- 計算、漢字、語句、理社の基本知識を毎週確認する
- グラフ、図形、記述、資料問題など、学校特有の形式を練習する
- 過去問を時間どおりに解き、失点の原因を分類する
- 受験する入試方式に合わせて、得点戦略を調整する
過去問の丸つけでは、正解・不正解だけで終わらせず、失点を次のように分類しましょう。
- 知識不足
- 問題文の読み落とし
- 時間不足
- 計算ミス
- 記述や説明の不足
同じ原因による失点が続いている場合は、新しい問題を増やすより、その原因を直す学習を優先してください。
4教科入試と1教科入試では問題構成が異なります。直前期になってから方式を決めるのではなく、模試や過去問の答案を見ながら早めに方針を整理しましょう。
湘南白百合学園中学校を目指すご家庭へ
湘南白百合学園中学校の入試では、知識量だけでなく、問題を丁寧に読み、自分で考え、限られた時間の中で表現する力が求められます。
成績が伸び悩んでいるときは、単純に勉強時間を増やすのではなく、どの科目の、どの形式で、どのような理由から失点しているのかを確認しましょう。
合格に近づくために大切なのは、問題数を増やすことではなく、答案から失点原因を見つけ、次の学習を具体的に変えることです。
4教科入試を目指す場合は科目間のバランス、1教科入試を目指す場合は基本問題の完成度と読解・思考問題への対応力が重要です。過去問の点数だけで判断せず、途中式、記述、選択肢の迷い方まで確認しましょう。
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