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常総学院中学校の入試傾向と受験対策
常総学院中学校の中学受験 基本情報
常総学院中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://joso.ac.jp/junior/
- 中学校所在地
- 〒300-0849 茨城県土浦市中村西根1010番地
- 電話番号
- 029-842-0708
常総学院中学校の入試傾向と受験対策
常総学院中学校の一般入試は、難度の高い特殊な解法だけで差をつけるというより、各教科の基礎知識と標準的な解法を正確に使えるかを確認する問題が中心です。計算、漢字、基本用語などの取りこぼしを減らしたうえで、文章・図表・実験結果から必要な情報を読み取る力を身につけることが合格につながります。
2027年度入試では、推薦・専願入試、適性検査型入試、第1回一般入試、第2回一般入試が実施されます。
- 推薦・専願入試:国語・算数各50分100点と個人面接。所定の英語・数学・プログラミング資格取得者は、1科目と個人面接による受験も選択可能
- 適性検査型入試:適性検査Ⅰ・Ⅱ各45分100点とグループ面接
- 第1回一般入試:国語・算数各50分100点、理科・社会各30分50点
- 第2回一般入試:4科受験または国語・算数の2科受験を選択
受験方式によって科目、面接の有無、必要な対策が異なります。志望する入試区分を早めに決め、出願資格や最新の募集要項を確認しましょう。
各教科に共通する特徴は、基礎学力を重視した問題構成です。ただし、基礎中心だから簡単というわけではありません。限られた時間の中で、解ける問題を見極め、ミスなく得点する処理力が必要です。
常総学院中学校では、現在、医学探究・科学探究・人文探究の3つのフィールドを設け、探究活動とキャリア教育を組み合わせています。学校は、自己肯定力・学力・タフネスからなる「JOSO Core Skill」と、問題発見力や論理的思考力などの「JOSO未来Skill」の育成を掲げています。
併設高等学校全体の2026年度大学入試では、国公立大学98名、早慶上理42名、GMARCH101名の合格実績が公表されています。東京科学大学、筑波大学などへの合格者も出ており、中高一貫の学習環境を生かして大学進学を目指す学校です。
常総学院中学校の入試で求められる力
常総学院中学校の一般入試で特に求められるのは、次の4つの力です。
- 基礎問題を確実に得点する力
計算、漢字、理社の基本用語など、日々の学習で身につけられる問題を落とさないことが重要です。 - 時間内に処理する力
難しい問題に時間をかけすぎず、得点できる問題から進める判断が求められます。 - 資料や条件を正確に読み取る力
文章・図表・実験結果から必要な情報を整理し、根拠をもって答える必要があります。 - 身近な社会や自然への関心
ニュースや自然現象に触れ、学習内容と結びつける姿勢が大切です。
合格のために最も重要なのは、難問対策を急ぐことではなく、標準問題を時間内に正確に解き切れる状態をつくることです。
国語の入試傾向と対策
国語の入試傾向
国語は50分100点です。漢字の読み書きや語句などの知識問題に加え、物語文・説明文を中心とした読解問題が出題されます。選択問題だけでなく、本文の内容を根拠にして答える記述問題への対応も重要です。
物語文では、登場人物の心情が変化したきっかけを押さえる力が必要です。説明文では、段落ごとの役割、筆者の主張、具体例と結論の関係を整理して読む力が問われます。
国語の受験対策
漢字・語句は、まとめて覚えるのではなく、毎日少しずつ反復しましょう。読解問題では、答えだけを確認するのではなく、「本文のどの部分が根拠になるのか」を必ず確認します。
記述問題では、次の順番で答案をつくる練習が効果的です。
- 問われている内容を確認する。
- 本文中の根拠に線を引く。
- 必要な言葉を抜き出して整理する。
- 主語と述語が対応した一文にまとめる。
自分の感想を書いてしまうと、本文に基づかない答案になります。設問の条件と本文の根拠を優先する習慣をつけましょう。
算数の入試傾向と対策
算数の入試傾向
算数は50分100点です。計算問題から始まり、基本的な一行問題、文章題、図形や場合の数などの応用問題へ進む構成が基本です。
近年は、四則計算、分数・小数の計算、数の性質、中央値、割合、速さ、平面・立体図形、場合の数、データの整理など、複数の分野から標準的な問題が出されています。
前半の問題は得点源ですが、途中式が乱れると計算ミスが続き、取るべき問題を落とすおそれがあります。
算数の受験対策
整数・小数・分数の四則計算を、速さと正確さの両方を意識して練習します。計算ミスをしたときは、「見間違い」「途中式の省略」「約分忘れ」など原因を分類してください。
一行問題では、割合、速さ、平均、規則性、場合の数、数の性質を優先して復習します。図形は、面積・体積の公式を覚えるだけでなく、補助線を引く、図に数値を書き込む、動く点の位置を整理するといった操作を練習しましょう。
過去問では、前半の計算・小問を確実に取り、後半は問題を見て解法が浮かぶものから進めます。すべての問題を順番どおりに解く必要はありません。
理科の入試傾向と対策
理科の入試傾向
理科は30分50点です。生物・地学・物理・化学の各分野から、基本知識を確認する小問と、実験・観察を題材にした問題が出題されます。
植物の観察、生物の冬の様子、人体、花のつくり、水溶液など、図や実験結果を読みながら基本知識を利用する問題への対応が必要です。
用語だけを暗記していると、似た選択肢を見分けられない場合があります。現象の理由や実験操作の目的まで理解しましょう。
理科の受験対策
まず、4分野の基本用語と代表的な実験を一通り復習します。苦手分野を放置せず、各分野で基本問題を得点できる状態を目指しましょう。
実験問題では、次の点を確認します。
- 何を変えた実験なのか。
- 何を同じ条件にしているのか。
- 結果から何が分かるのか。
- なぜその器具や操作を使うのか。
図やグラフが出たときは、タイトル、縦軸、横軸、単位を確認してから読み始めます。問題文を読む前に思い込みで答えを決めないようにしましょう。
社会の入試傾向と対策
社会の入試傾向
社会は30分50点です。地理・歴史・公民の各分野から、基本知識を中心に出題されます。地図、写真、年表、グラフなどを利用した資料問題に加え、ニュースに関連する時事的な内容が扱われることもあります。
地理では地形・気候・産業の関係、歴史では時代の流れと出来事のつながり、公民では政治・経済の基本的な仕組みを理解しておく必要があります。
社会の受験対策
用語を一問一答で覚えるだけでなく、「なぜその地域でその産業が盛んなのか」「その出来事の前後に何が起きたのか」と関連づけて学習しましょう。
時事問題は、ニュースを細かく暗記することが目的ではありません。国内政治、国際関係、環境、科学技術、経済などの主要な出来事について、場所・背景・関連用語を確認します。
30分の試験で、分からない問題に長時間止まると、後半の得点できる問題に手が回らなくなります。資料問題は設問を先に読み、必要な情報を探す方法を練習しましょう。
常総学院中学校合格に向けた学習の進め方
基礎固めの時期
計算、漢字、理社の基本用語を毎日の学習に組み込みます。正解したかどうかだけでなく、同じ問題を数日後にも解けるかを確認してください。
算数と国語は配点が高いため、早い段階から学習時間を確保します。一方、理科・社会を直前まで後回しにすると、覚える量が集中して負担が大きくなります。4科を並行して進めることが大切です。
標準問題の演習期
単元別の標準問題を解き、間違えた問題を次の3種類に分類します。
- 知識が抜けていた問題
- 解き方を理解していなかった問題
- 計算ミスや読み間違いをした問題
分類後は、それぞれに合った復習を行い、類題を自力で解き直しましょう。解説を読むだけでは、入試本番で解法を再現できるとは限りません。
過去問演習期
過去問は、最初から合格点を取るためではなく、問題構成と時間配分を知るために使います。
- 時間を計って1年分を解く。
- 得点と未着手問題を確認する。
- 時間をかけて解き直す。
- 間違えた単元の類題に戻る。
- 数日後に再度解き、解法を再現する。
第1回一般入試を受験する場合は、4科を通した演習を行い、教科間の休憩を含めて集中力を保つ練習をしましょう。
常総学院中学校を目指すご家庭へ
常総学院中学校の入試では、日々学習してきた基本内容を、本番で安定して得点できるかが重要です。
ご家庭では、学習時間の長さだけを見るのではなく、「何をできるようにする時間なのか」を明確にしてください。「算数を1時間勉強する」ではなく、「速さの基本問題を10問解き、間違いを解き直す」と具体化すると、学習の成果を確認しやすくなります。
模試や過去問で点数が伸びなかったときに、原因を分析せず教材を増やすと、復習が不十分なまま課題だけが増えてしまいます。失点の原因が知識不足なのか、時間不足なのか、読み間違いなのかを確認し、優先順位を決めましょう。
常総学院中学校が掲げる探究活動やグローバル教育に関心を持ち、入学後に取り組みたいことを親子で話し合うことも、受験への目的意識につながります。基礎を丁寧に積み重ね、自分の力を落ち着いて発揮できる状態を目指しましょう。
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