SS-1中学受験のプロが徹底解説!
専修大学松戸中学校の入試傾向と受験対策
専修大学松戸中学校の中学受験 基本情報
専修大学松戸中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒271-8585 千葉県松戸市上本郷2-3621
- 電話番号
- 047-362-9102
専修大学松戸中学校は、6年間を通した体系的なカリキュラムのもと、基礎学力の定着と知識を柔軟に応用する力、自分の意見を表現する力を育てている共学校です。専修大学の付属校ですが、進路を専修大学だけに限定する学校ではなく、国公立大学や早慶上理、GMARCHを含む幅広い大学への進学実績があります。
ただし、公式に公表されている大学合格実績は高校全体の数字であり、中高一貫生だけの実績ではありません。学校選びでは、大学名や合格者数だけでなく、6年間の教育内容や本人が希望する進路に合った指導を受けられるかも確認することが大切です。
専修大学松戸中学校の入試傾向と受験対策
令和8年度入試では、第1回・第2回・第3回入試Aが4科入試で、国語50分・100点、算数50分・100点、社会30分・50点、理科30分・50点の合計300点満点です。一方、第3回入試Bは、国語50分・100点、算数50分・100点、面接100点の合計300点満点で、事前に提出したエントリーシートに基づく自己アピールと質疑応答が行われます。以下では、主に4科入試の傾向と対策を解説します。学校は、4科目とも中学入試として基礎的・基本的な問題を中心としながら、近年は思考力や記述力を問う問題も出題していると説明しています。
大きな特徴は、極端な難問への対応力だけでなく、広い範囲の標準問題を正確に処理する力が求められることです。算数と国語の配点が高いため、この2科目を得点源にすることは重要ですが、理科・社会も短時間に多くの設問を処理する必要があり、4科のバランスを崩すことはできません。
合格判定は科目別ではなく、合計得点で行われます。また、英検3級以上の取得者には、級に応じて学科試験の得点に加点する優遇制度があります。令和8年度入試の合格基準点は、第1回が199点、第2回が202点、第3回が186点でしたが、これらは英検による加点を含む総合得点の基準です。合格基準点は問題の難度や受験者層によって毎年変わるため、4科の素点だけによる一律の最低点とは考えないようにしてください。
最低点を目標にするのではなく、過去問では4科合計で7割前後を安定して取れる状態を一つの目安とするとよいでしょう。これは直近の結果から考えた学習上の目標であり、実際の合格を保証する数字ではありません。
専修大学松戸中学校の入試で求められる力
専修大学松戸中学校の入試で最も重要なのは、基本問題を速く正確に処理し、残った時間を思考問題や記述問題に使う力です。
求められる力は、主に次の4つです。
- 計算、漢字、用語などの基礎知識を確実に得点する力
- 問題文、表、グラフ、地図、実験結果から必要な情報を読み取る力
- 根拠を整理し、短い記述や途中式として表現する力
- 難しい問題に時間を使いすぎず、4科合計を最大化する力
特に注意したいのは、「難しい問題が解けないこと」よりも、計算ミスや読み落とし、知識の曖昧さによって標準問題を失点することです。合格に近づくためには、難問対策を増やす前に、正答すべき問題を取り切れているかを確認する必要があります。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。漢字を含む知識問題と、文学的文章、説明的文章が出題されます。読解問題の中に、語句の意味、慣用表現、接続詞、品詞、類義語・対義語などの知識問題が組み込まれることもあります。
近年の入試では、漢字の読み書きに加え、文学的文章と説明的文章から、内容理解、書き抜き、記述問題が出題されています。文章量と設問数が多く、書き抜きや記述を含めて書く量も少なくありません。
国語で取り組みたい対策
- 漢字や語句を毎日少しずつ学習し、知識問題を短時間で処理できるようにする
- 物語文では人物の言動と心情の変化を結び付けて読む
- 説明文では接続語と段落の役割を確認しながら読む
- 記述問題では、本文中の根拠を使って答えをまとめる
- 過去問演習の段階から各大問に使う時間を決める
記述問題の解き直しでは、模範解答を写すだけでなく、「どの部分を根拠にすればよかったか」を本文に戻って確認してください。
一つの選択肢や記述問題で長く迷い、最後の問題まで到達できない状態は大きな失点リスクになります。時間切れになりやすい受験生は、漢字・知識問題、各読解問題に使う時間をあらかじめ決めておきましょう。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点です。計算問題、小問集合、数の性質、速さ、場合の数、平面図形、立体図形など、幅広い分野から出題されます。基本から標準レベルの問題が中心ですが、大問の後半にはやや難度の高い問題も含まれます。
計算と小問集合を速く正確に処理し、後半の応用問題に使う時間を確保することが重要です。
算数で取り組みたい対策
- 特定の頻出単元だけに絞らず、全単元の標準問題を解ける状態にする
- 途中式を適切に残し、分数、小数、単位換算を含む計算ミスを減らす
- 小問集合では、問題を見て解法を判断するまでの時間を短くする
- 速さでは線分図やダイヤグラムを使って条件を整理する
- 図形では補助線、見取り図、展開図を自分で書いて考える
速さや図形では、公式を覚えるだけでは十分ではありません。問題の条件を図に表し、どの数量の関係を使うのかを判断する練習が必要です。
難度の高い問題に固執し、計算や標準問題の見直し時間を失うことは避けましょう。過去問では、すべての問題を解こうとするだけでなく、解ける問題から確実に得点する練習も行ってください。
理科の入試傾向と対策
理科は30分・50点です。小問集合に加え、物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題される傾向があります。選択や適語記入だけでなく、実験・観察結果の読み取り、計算、短文記述、グラフに関する問題にも対応する必要があります。
特定分野だけを重点的に学習するのではなく、4分野の基礎をまんべんなく定着させることが重要です。
理科で取り組みたい対策
- 実験の目的、変える条件、そろえる条件、結果を一組にして整理する
- 表やグラフでは、何と何を比較すればよいかを確認する
- 計算問題では、単位と求める量を先に確認する
- 実験結果から分かることを短い文章で説明する
- 小問集合や知識問題を手早く処理する練習を行う
30分という試験時間の中で、計算や一つの資料問題に時間をかけすぎると、後半まで解き切れない可能性があります。まず知識問題を確実に取り、考察問題に使える時間を残しましょう。
環境や科学に関する身近な話題が題材になる場合も、時事用語だけを覚えるのではなく、その背景にある生物、化学、地学の基本事項と結び付けて理解することが大切です。
社会の入試傾向と対策
社会は30分・50点です。地理、歴史、公民から出題され、地理と歴史の比重が比較的高い傾向があります。選択問題と適語記入を中心に、短い説明記述も出題されます。
社会で取り組みたい対策
- 地理では地方ごとの特色、産業、地図、統計資料を関連付けて学ぶ
- 歴史では人物や年号だけでなく、出来事の原因と結果を整理する
- 年表を使い、同じ時代の政治・文化・外交を結び付ける
- 公民では憲法、国会、内閣、裁判所、選挙の基本を固める
- ニュースを政治制度や地理・歴史の学習内容と結び付ける
地理では、地名や生産物を単独で暗記するのではなく、「なぜその地域でその産業が発達したのか」まで説明できるようにしましょう。
歴史では、出来事を一問一答で覚えるだけでなく、前後の流れを確認することが重要です。公民や時事問題も、ニュースの内容だけでなく、憲法や政治制度などの基本事項と関連付けて整理してください。
設問数に対して試験時間が短いため、知らない問題で長く止まらないことが重要です。選択問題と用語問題を手早く処理し、資料問題や記述問題に時間を残しましょう。
専修大学松戸中学校合格に向けた学習の進め方
専修大学松戸中学校の対策では、早い段階から難問ばかりに取り組むよりも、4科の基礎を整え、標準問題の正答率を上げることが優先されます。
- 小学6年生の夏まで
計算、漢字、理社の基本用語を定着させ、苦手単元を残さないようにします。間違いを「知識不足」「解法不足」「読み違い」「計算ミス」に分類しましょう。 - 夏休みから9月
複数単元が混ざった標準問題に取り組みます。算数では速さや図形、国語では長文読解と記述、理社では資料・実験問題を重点的に練習します。 - 9月から11月
過去問演習を始め、各科目の時間配分と解く順番を調整します。点数だけでなく、取るべき問題を落としていないかを確認してください。 - 12月から入試直前
新しい問題集を増やすよりも、過去問や模試で繰り返している失点を修正します。得意科目を伸ばしながら、苦手科目で大崩れしない状態を目指します。
受験回によって問題の難度や合格基準点は変動します。特定年度の最低点だけを基準にせず、複数年度・複数回の過去問を使って、安定して合格圏に入れるかを確認することが重要です。
専修大学松戸中学校を目指すご家庭へ
専修大学松戸中学校の過去問で点数が伸びない場合、単純に演習量を増やす前に、どこで失点しているかを確認してください。
計算や漢字で失点しているのか、問題文や資料を正しく読めていないのか、解法は分かっているのに時間が足りないのかによって、必要な対策は異なります。
すべての問題を同じように解き直すのではなく、失点原因に合った練習を選びましょう。ご家庭では、点数だけを見て叱ったり、難しい問題の解説をすぐに教えたりするよりも、「本来取るべきだった問題はどれか」「次は何を変えるか」をお子さんと一緒に整理してみてください。
専修大学松戸中学校の入試では、4科の基本を着実に積み上げ、限られた時間の中で自分の力を答案に反映させることが合格につながります。入試直前まで難問に振り回されず、標準問題の正答率と時間配分を丁寧に整えていきましょう。
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。
- 保護者様だけで、相談できる学習カウンセリングは
こちらから - お子さんの今必要な課題が分かる学習カウンセリング付き
無料体験授業は
こちらから


























