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麗澤中学校の入試傾向と受験対策
麗澤中学校の中学受験 基本情報
麗澤中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.hs.reitaku.jp/
- 中学校所在地
- 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2丁目1番1号
- 電話番号
- 04-7173-3700
麗澤中学校の入試傾向と受験対策
麗澤中学校は、千葉県柏市にある共学の中高一貫校です。知識と人間性を一体として育てる教育を掲げ、言語技術教育、英語教育、体験型探究学習などを取り入れています。2026年度からは、従来の2コース制を再編し、「AE+コース」の1コース制となりました。
2027年度入試は、第1回・第2回入試で、国語・算数・理科・社会の4科型と、国語・算数・英語の3科型を実施します。第3回は午後入試となり、国語・算数の2科型と算数1科型から選択できます。
4科型では、国語と算数が各50分・100点、理科と社会が各30分・50点です。どの科目も限られた時間で複数の問題を処理しなければならないため、麗澤中学校合格の軸となるのは、難問だけを解く力ではなく、標準問題を速く正確に処理し、記述や作図まで丁寧に完成させる力です。
2026年度入試の実質倍率は、第1回が2.3倍、第2回が3.0倍、第3回が4.2倍でした。第3回入試は募集人数が少なく、受験者が集中しやすいため、「後半の入試なら入りやすい」と考えるのは危険です。第1回から合格点を取れる状態を目指して準備する必要があります。
2027年度入試の主な形式
- 第1回入試:4科型または3科型、募集70名
- 第2回入試:4科型または3科型、募集50名
- 第3回入試:2科型または算数1科型、募集30名
- 4科型:国語100点、算数100点、理科50点、社会50点
- 3科型:国語100点、算数100点、英語100点
- 2科型:国語100点、算数100点
- 算数1科型:65分、120点
麗澤中学校の入試で求められる力
麗澤中学校の入試では、各教科の基礎知識に加えて、問題文や資料を正確に読み、必要な情報を選び、制限時間内に答案へまとめる力が求められます。
標準問題を確実に得点する力
算数や理科では、極端な難問ばかりが出題されるわけではありません。一方で、計算、図形、速さ、物質、電気など、幅広い単元から出題されるため、苦手分野を残していると得点が安定しません。
難問対策を優先する前に、塾の基本教材や標準問題集で、典型問題を自力で解き切れる状態をつくりましょう。
多くの問題を時間内に処理する力
国語と算数は各50分、理科と社会は各30分です。特に理科・社会は、知識問題だけでなく資料問題や計算問題、記述問題も含まれるため、一問に時間をかけすぎると最後まで到達できません。
過去問演習では、正答率だけでなく、「どの問題に何分かかったか」「後回しにすべき問題を判断できたか」まで確認しましょう。
根拠を言葉や式で表す力
国語と社会では短い記述問題、理科では理由説明やグラフ・作図、算数では途中式や図を使った整理が必要です。
答えだけを覚える学習ではなく、「なぜその答えになるのか」を短く説明する習慣をつけることが、4科目共通の対策になります。
入試形式に合わせて得意科目を生かす力
麗澤中学校には、4科型のほか、英語を含む3科型や算数1科型があります。ただし、科目数が少なければ対策が簡単になるわけではありません。受験者の得意科目が集まりやすく、1問の失点が合否に大きく影響します。
受験方式は、単に偏差値だけで決めるのではなく、過去問を実際に解き、得点の安定度を確認して選ぶことが重要です。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。漢字や語句などの知識問題と、説明文・小説の読解問題から構成される傾向があります。読解問題では、文章中の根拠を押さえて、登場人物の心情や行動の理由、筆者の主張を読み取る力が問われます。
説明文では、文章だけでなく資料を組み合わせた問題が出されることもあります。また、選択問題や抜き出し問題だけでなく、50~60字程度でまとめる記述問題にも対応できるようにしておく必要があります。
国語の対策ポイント
- 漢字や語句は毎日短時間でも継続し、知識問題を安定した得点源にする
- 説明文では、接続語、指示語、対比、具体例と結論の関係を整理する
- 小説では、出来事の前後で人物の気持ちがどう変化したかを確認する
- 記述問題は、設問の条件、文章中の根拠、必要な要素の順に確認する
- 過去問では、大問ごとの所要時間を記録し、時間配分を調整する
記述問題では、自分の感想を書くのではなく、本文中の根拠を使って答えることが重要です。設問に対して自分の考えだけを書いてしまうと、文章として自然でも得点につながりません。
「誰が」「何をきっかけに」「どのように考えたか」を整理してから書くと、必要な要素を落としにくくなります。
算数の入試傾向と対策
通常の算数は50分・100点、算数1科型は65分・120点です。通常入試では、大問1に計算問題、大問2に応用小問、大問3以降に図形や数の性質などの応用問題が配置される傾向があります。
計算問題では、小数や分数を含む四則計算が出題されます。応用小問では、速さ、割合、濃度、平面図形の角度や面積など、主要単元から幅広く問われます。後半では、図形や数の性質、規則性など、条件を整理しながら考える問題への対応が必要です。
算数の対策ポイント
- 毎日の計算練習で、速さと正確さを両立させる
- 割合、速さ、比、平面図形などの典型解法を確実に身につける
- 問題文の条件を図、表、線分図、式に置き換える
- 解き直しでは答えだけでなく、間違えた原因を記録する
- 前半の計算・小問で失点しない答案づくりを徹底する
麗澤中学校の算数では、難しい問題を1問解くことより、前半の標準問題を取り切ることが重要です。
計算ミスや条件の読み落としが多い状態で、応用問題だけを増やしても得点は安定しません。途中式の書き方や見直し方法を決めましょう。
算数1科型を受験する場合は、通常の4科型の算数とは試験時間と配点が異なります。通常入試の過去問だけで判断せず、算数1科型の問題を使って得点力と時間配分を確認することが必要です。
理科の入試傾向と対策
理科は30分・50点です。生物、地学、物理、化学の各分野から幅広く出題される傾向があります。動植物、気体や水溶液、電気回路、力学、天体など、基本知識を使って答える問題が中心です。
記号選択や適語記入だけでなく、計算問題、理由を説明する記述問題、グラフや図を完成させる問題も見られます。知識を暗記するだけでなく、実験条件や観察結果を読み取り、現象の理由を説明する力が必要です。
理科の対策ポイント
- 4分野の基本事項を、単元ごとに抜けなく確認する
- 気体、水溶液、金属、電気、てこなどの計算問題を繰り返す
- 実験では、目的、条件、結果、考察をセットで整理する
- グラフは、横軸、縦軸、単位、変化の特徴を確認する
- 記述問題は、原因と結果をつなげて一文で説明する
30分という短い試験では、知識問題で迷わないことが重要です。用語を覚えていても、図や実験結果と結びついていなければ、資料問題では正解できないことがあります。
基本用語を見て答えを思い出すだけでなく、図や実験結果を見て関連知識を使える状態にしておきましょう。
社会の入試傾向と対策
社会は30分・50点です。地理・歴史・公民からバランスよく出題され、文章、地図、統計、写真、年表などの資料に沿って答える問題が中心となります。
地理では、日本の地形や気候、農業、工業、交通、各地域の特色などが問われます。歴史では古代から現代まで幅広く扱われますが、近現代史では戦争や外交、社会の変化を整理しておくことが重要です。公民では、憲法、国会、内閣、裁判所、選挙制度などに加え、時事的な出来事と関連づけた出題にも注意が必要です。
30~40字程度の記述問題に対応するため、用語を覚えるだけでなく、出来事の理由や影響を説明できるようにしておきましょう。
社会の対策ポイント
- 地図帳を使い、地形、気候、産業、都市の位置を関連づける
- 歴史は人物名や年号だけでなく、原因、出来事、結果をつなげる
- 統計資料では、項目、単位、年代、増減を最初に確認する
- 時事問題は、出来事、背景、社会への影響を整理する
- 記述問題は、指定字数に合わせて一文でまとめる練習をする
資料問題では、知っている知識だけで答えを決めず、資料の数値や表現を確認することが大切です。問題文に示された条件を使わずに、一般的な知識だけで答えると失点につながります。
麗澤中学校合格に向けた学習の進め方
麗澤中学校の対策では、4科目の基礎完成、時間を計った演習、過去問による形式への適応を順番に進めることが重要です。
夏休みまで
各科目の基本単元を一通り学習し、苦手分野を洗い出します。算数の計算・割合・速さ・図形、国語の漢字・語句・基本読解、理科と社会の基本用語は、夏までに繰り返し確認しておきましょう。
この時期は、難問に時間をかけすぎるより、標準問題を自力で解ける範囲を広げることを優先します。
9月から11月
過去問や同程度の問題を使い、入試形式に慣れます。最初から合格点だけを目標にするのではなく、失点を次の四つに分類してください。
- 知識不足
- 解法を思いつかなかった
- 問題文や資料の読み違い
- 時間不足や計算ミス
原因を分類すると、追加すべき学習が明確になります。知識不足なら基本教材へ戻り、時間不足なら問題を解く順番や見切りの基準を調整します。
12月から入試直前
第1回・第2回の4科型または3科型、第3回の2科型または算数1科型など、実際に受験する方式に合わせて演習します。
本番と同じ時間で解き、休憩時間や科目順も意識して通し演習を行いましょう。
直前期に新しい問題集を何冊も増やすと、復習が不十分なまま入試を迎えるおそれがあります。過去問で間違えた問題、頻出単元、知識の穴を繰り返し確認することが効果的です。
麗澤中学校を目指すご家庭へ
麗澤中学校の入試では、幅広い基本知識、時間内に処理する力、根拠を示して答える力がバランスよく求められます。難しい問題集を何冊も進めることより、現在使っている教材を正確に解ける状態にすることが合格への近道です。
ご家庭では、点数だけでなく、どのような理由で失点したかを一緒に確認してください。「勉強時間が足りない」と判断する前に、計算ミス、知識不足、読み違い、時間配分のうち、どこに課題があるのかを整理することが大切です。
また、2026年度入試では、第3回の実質倍率が第1回・第2回を上回りました。後半日程を安全校のように考えず、第1回から合格を取る受験計画を立てましょう。
2027年度入試では、英検資格、帰国生、複数回受験者に対する加点制度も設けられています。ただし、加点だけに頼って受験計画を立てることは避ける必要があります。
通常の学科試験で合格最低点を超える力をつけることを基本とし、出願方式や優遇措置については、出願前に学校公式の最新募集要項を確認してください。
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