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共立女子中学校の入試傾向と受験対策
共立女子中学校の中学受験 基本情報
共立女子中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/
- 中学校所在地
- 〒101-8433 東京都千代田区一ツ橋2丁目2-1
- 電話番号
- 03-3237-2744
共立女子中学校の入試では、基本知識の定着だけでなく、限られた時間の中で文章・図・グラフ・資料を正確に読み取る力が求められます。難問だけに時間をかけるのではなく、標準的な問題を取りこぼさず、設問の条件に合わせて答えることが合格への重要なポイントです。
共立女子中学校の入試傾向と受験対策
共立女子中学校では、2月1日入試と2月2日入試で国語・算数・社会・理科の4科入試が行われます。試験時間と配点は、国語・算数が各45分・100点、社会・理科が各30分・50点です。
2027年度からは、従来の2月3日午後入試の英語4技能型・合科型が廃止され、国語と算数による2科入試へ変更されます。国語・算数ともに50分・100点で、英検3級以上を取得している受験生には、級に応じて最大10点が加点されます。ただし、加点対象となるのは2023年度第1回以降に受験した英検で、出願時に英検デジタル証明書の申請が必要です。
2月1日・2月2日の4科入試では、各教科とも標準的な知識や解法を土台としながら、短い試験時間で多くの情報を処理する必要があります。共立女子中学校の対策では、難問対策に偏るのではなく、標準問題の正答率と処理速度を高めることが重要です。
共立女子中学校の入試で求められる力
基本事項を正確に使う力
各教科では、中学受験で学習する基本事項を幅広く問われます。ただし、単語や公式を暗記しただけでは、選択肢の細かな違いや資料を使った問題に対応できません。
「なぜその答えになるのか」を説明できる状態まで理解し、条件が変わっても知識や解法を使えるようにしておきましょう。
問題文と資料を短時間で読み取る力
国語の長い選択肢、算数の図やグラフ、理科の実験結果、社会の地図や統計資料など、複数の情報を組み合わせる問題が見られます。
問題文を最初から最後まで丁寧に読むだけでなく、何を問われているのか、どの資料を使うのかを素早く判断する力が必要です。
指示に合わせて答える力
「正しいもの」「誤っているもの」「すべて選ぶ」「簡潔に説明する」など、設問ごとに答え方が異なります。知識があっても、選ぶ数や答え方を間違えると得点にはなりません。
問題を解く際には、設問中の条件に印を付ける習慣をつけ、見直しでも答え方が指示に合っているかを確認しましょう。
国語の入試傾向と対策
知識問題・詩・長文読解に幅広く対応する
2026年度2月1日入試では、漢字、ことわざ・慣用句、詩、物語文、説明的文章が出題されました。知識問題と複数の読解問題に、45分で取り組む構成です。
詩が独立した大問として出される点は、共立女子中学校の国語の特徴の一つです。一般的な説明文や物語文だけでなく、比喩、言葉の響き、詩の話者の心情を読み取る練習も必要です。
選択肢を本文の根拠と照合する
選択問題では、本文の内容と一部だけ合っている選択肢や、表現を大きく言い換えた選択肢が含まれます。「何となく合っていそう」という印象だけで選ぶと、安定して得点できません。
傍線部の前後だけを見るのではなく、文章全体の話題、理由と結果、人物の心情の変化を確認し、選択肢の各部分を本文と照合しましょう。
漢字・語句で失点しない
漢字、ことわざ、慣用句などは、読解問題より短時間で得点しやすい分野です。毎日の学習では、答えを覚えるだけでなく、その言葉を使った短い文を作ると、意味と使い方を一緒に定着させられます。
過去問演習では、知識問題に時間をかけすぎず、詩と長文読解に十分な時間を残す練習を行いましょう。
算数の入試傾向と対策
基本問題から思考力問題まで幅広く出題される
2026年度2月1日入試では、計算、食塩水、植木算、平均、平面図形、数の性質、仕事算に近い処理、速さとグラフなどが出題されました。
前半では基本的な計算力と典型問題への対応力が問われ、後半では図や条件を整理しながら考える問題が中心となります。特定の単元だけを得意にするのではなく、各分野の基本解法を広く定着させることが必要です。
図形とグラフを正確に読み取る
平面図形では、比や面積の関係を利用する問題が見られます。また、動く点と面積の変化を組み合わせた問題など、図形とグラフを関連づける力も求められます。
図に書かれていない長さや比を自分で書き込み、同じ高さの三角形や相似、面積比など、どの関係を利用できるかを整理しましょう。
45分間の問題選択を練習する
問題数に対して試験時間が長いとはいえません。一つの問題に固執すると、後半の解ける問題に手を付けられなくなる可能性があります。
過去問では、最初に全体を確認し、基本問題から確実に得点する練習を行いましょう。途中式を求められる問題にも対応できるよう、考え方を簡潔に残す習慣も必要です。
理科の入試傾向と対策
4分野の知識と資料読解が問われる
2026年度2月1日入試では、植物、天体、ばね、浮力、化学反応、光とレンズなど、幅広い分野から出題されました。
単純な知識問題だけでなく、グラフを作成する問題、実験結果を読み取る問題、現象が起こる理由を説明する問題も含まれています。用語を暗記するだけでなく、観察や実験の流れと結びつけて理解することが重要です。
身近な現象を理科の知識で説明する
ダイヤモンド富士、植物の発芽、ペットボトルを通した光の見え方など、身近な現象を題材にした問題が見られます。
日常生活で目にする現象について、「どの単元の知識で説明できるか」を考える習慣をつけましょう。初めて見る設定でも、基本原理に戻って考えられるようになります。
30分で解き切る処理力を身につける
理科は30分で、複数分野の問題や図表を処理しなければなりません。知識問題は素早く答え、計算・グラフ・記述問題に時間を残す必要があります。
過去問演習では、正答率だけでなく、各大問に何分かかったかを記録し、時間を使いすぎた原因を確認しましょう。
社会の入試傾向と対策
地理・歴史・公民・時事問題を関連づける
2026年度2月1日入試では、歴史上の兄弟を題材とした会話文、長野県の地形や産業、世界地図や日本の貿易、直近の国際情勢などが扱われました。
一問一答型の知識だけでなく、一つのテーマから時代や分野をまたいで考える問題が特徴です。人物名や地名を単独で覚えるのではなく、時代、場所、産業、出来事とのつながりを整理しましょう。
地図・統計資料から根拠を読み取る
地形図、雨温図、円グラフ、貿易統計など、多様な資料が使われます。資料を見た印象だけで答えるのではなく、方位、縮尺、単位、年度、数値の大小を確認することが必要です。
資料問題を解いた後は、どの部分が答えの根拠だったのかを言葉にして確認しましょう。
時事問題は基礎知識と結びつける
直近の国際情勢を扱う問題も見られるため、ニュースに触れるだけでなく、関連する国の位置、宗教、資源、貿易、歴史まで確認しておくことが大切です。
「正しいもの」「誤っているもの」「2つ選ぶ」といった指示が混在します。設問の読み違いは大きな失点につながるため、選択条件への印付けを徹底しましょう。
共立女子中学校合格に向けた学習の進め方
- 基本事項と典型問題を固める
5年生から6年生前半は、算数の計算、国語の漢字・語句、理科・社会の重要用語を、短時間でも毎日継続します。 - 資料や条件を整理する問題に取り組む
6年生の夏頃から、図・グラフ・資料を使った問題や、複数の条件を整理する問題の演習を増やします。正解した問題でも、根拠を説明できるかを確認します。 - 本番時間で過去問を解く
秋以降は、2月1日・2月2日の過去問を45分・30分の本番時間で解きます。時間不足、設問の読み違い、知識不足、計算ミスなど、失点原因を分類してください。 - 2月3日午後入試は別の時間配分を作る
国語・算数各50分の2科形式に合わせた演習を行います。4科入試とは試験時間や得点構成が異なるため、別の時間配分を作っておきましょう。
共立女子中学校を目指すご家庭へ
共立女子中学校の入試では、特殊な難問を数多く解けることより、基本知識を正確に使い、問題の指示や資料を丁寧に読み取ることが得点につながります。
ご家庭では、学習量を増やすだけでなく、間違えた理由をお子様と一緒に整理してください。「知らなかった」「時間が足りなかった」「条件を読み落とした」「解法を選べなかった」では、必要な対策が異なります。
過去問の点数が伸びないときも、すぐに難しい問題集を追加するのではなく、失点の多い単元や問題形式に戻ることが大切です。
一つずつ原因を解消し、標準問題を確実に得点できる状態を作ることが、共立女子中学校合格への近道になります。
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