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実践女子学園中学校の入試傾向と受験対策
実践女子学園中学校の中学受験 基本情報
実践女子学園中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://hs.jissen.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目1-11
- 電話番号
- 03-3409-1771
実践女子学園中学校の入試傾向と受験対策
実践女子学園中学校の一般入試は、2科・4科入試に加えて、英語資格入試や思考表現入試も設けられています。2027年度は、2月1日午前・午後、2月2日午前・午後、2月3日午後、2月4日午後に入試が実施されます。
2027年度一般入試の正式な募集要項は、2026年7月23日に公開されています。出願資格、募集人員、試験科目、英語資格の換算点などは、正式な募集要項で確認してください。
2026年度一般入試は、募集人員230名に対して延べ2,198名が志願し、1,569名が受験、551名が合格しました。複数回受験者を含む延べ人数ではありますが、午後入試や後半日程にも多くの受験者が集まっています。
「後半の回なら合格しやすい」と考えず、受験予定回ごとに過去問を解き、時間配分や問題構成に慣れておくことが重要です。
合格のポイントは、基本事項を正確に処理し、文章・図・表から必要な情報を読み取って答えにつなげることです。
実践女子学園中学校の入試で求められる力
実践女子学園中学校の一般入試で求められるのは、基礎知識を確実に使いこなす力と、初めて見る資料や条件を整理する力です。国語では長文を正確に読み、算数では基本問題を素早く処理したうえで文章題に対応する必要があります。
理科・社会でも、単純な用語暗記だけでなく、グラフ、表、地図、写真、会話文などを読み取る問題が出題されます。
思考表現入試では、社会にある課題について問題点と解決策を考える45分の筆記試験と、解答内容に関する5~10分の質疑応答が行われます。自由な発想による思考力に加え、自分の考えを相手に分かりやすく説明する表現力やコミュニケーション力が求められます。
日頃から、正解したかどうかだけでなく、「なぜその答えになるのか」を言葉や式で説明する習慣をつけましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は45分で、長文読解1題と漢字・語句などの知識問題が基本構成です。長文は説明的文章または文学的文章のいずれかが出題されます。
2026年度2月1日午前入試では文学的文章が扱われ、人物の心情、表現の意味、文脈、場面の変化などを読み取る問題に加え、記述、書き抜き、選択問題が出題されました。漢字や敬語を含む言語知識も問われています。
国語の具体的な対策
- 本文中の根拠となる箇所に線を引き、「誰が」「どの出来事をきっかけに」「どのように変化したか」を整理する
- 選択肢に、本文に書かれていない内容が含まれていないか確認する
- 理由と結果、行動と心情の対応が逆になっていないか確認する
- 漢字、ことわざ、慣用句、語句の意味、敬語を毎日少しずつ復習する
- 過去問では、長文読解に時間をかけすぎず、知識問題を解く時間を残す
自分の印象だけで答えを選ぶと失点しやすいため、記述問題・選択問題のどちらでも本文中の根拠を確認しましょう。
算数の入試傾向と対策
算数は45分で、計算問題5題、一行問題5題、文章題の大問2題という構成が基本です。正確な計算力と典型問題の処理力に加え、後半では条件を整理して考える柔軟な思考力が問われます。
2026年度2月1日午前入試では、整数・分数・小数の混合計算、逆算、時間の単位換算が出題されました。一行問題では、平均、食塩水、売買損益、比、扇形の面積などが扱われています。後半では、図形、点の移動、面積と時間の関係を表すグラフなど、複数の条件を組み合わせる問題が出題されました。
算数で合格点を安定させるには、最初の計算問題と一行問題で失点しないことが最優先です。
算数の具体的な対策
- 分数と小数が混在する計算では、途中式を残して処理する
- 単位換算では、何の単位で答えるのかを先に確認する
- 割合の問題では、何を「1」とするのかを明確にする
- 文章題の条件を線分図、表、図形、グラフに書き込む
- 前半10題にかかった時間を記録し、後半の大問に時間を残す
難しい大問に長時間かけ、前半の見直し時間を失うことがないよう、解く問題の優先順位を決めておきましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は、生物・地学・化学・物理の4分野から幅広く出題されます。基本知識だけでなく、実験や観察によって得られた表・グラフ・図から情報を集め、規則性を見つける力が重視されています。
2026年度2月1日午前入試では、ばねに付けたおもりの重さと伸びの関係を表やグラフから考える問題が出題されました。測定結果の誤りを見つけて修正し、グラフを作成したうえで未知の値を推測するなど、データ処理の力が必要な内容です。
植物と光の強さ、気体の吸収・放出量を扱う問題でも、表の数値を比較して植物の状態を判断する力が問われました。
理科の具体的な対策
- 実験の目的、変える条件、そろえる条件、結果、考察を分けて整理する
- グラフの縦軸、横軸、単位を必ず確認する
- 数値の増減だけでなく、変化の割合にも注目する
- 生物・地学・化学・物理の4分野を偏りなく復習する
- 記述問題では、結果だけでなく理由まで説明する
知識だけで解こうとせず、問題中の実験結果や数値を使って判断することが大切です。
社会の入試傾向と対策
社会は、地理・歴史・公民の3分野から総合的に出題されます。教科書レベルの基本事項に加え、地図、統計資料、写真、年表、会話文などを使った問題が多く、複数分野を関連づけて考える力が必要です。
2026年度2月1日午前入試では、沖縄とブラジルを題材に、地図上の位置、距離、気候などを考える地理問題が出題されました。また、2025年の大阪・関西万博を入口に、過去の万国博覧会、幕末、近代史などへ話題を広げる問題も見られました。
社会の具体的な対策
- 地名や産業を覚える際は、地図帳で位置を確認する
- 地理の知識を気候、農業、工業、交通と関連づける
- 歴史上の人物や出来事を年代順に整理する
- 出来事が起きた原因と、その後の影響を説明できるようにする
- 日本国憲法や政治制度の基本事項を正確に覚える
- 国内外の主要ニュースを既習内容と結びつけて整理する
教科書で漢字表記されている固有名詞や用語は、漢字で書けるようにしておきましょう。
実践女子学園中学校合格に向けた学習の進め方
実践女子学園中学校の対策では、基礎問題の完成度を高めた後に、資料読解や複数条件を整理する問題へ進むことが大切です。
- 基礎知識を定着させる
小学校5年生までに、計算、漢字、語句、理科・社会の基本知識を定着させます。 - 間違いの原因を分類する
間違えた問題を「知識不足」「読み間違い」「計算ミス」「条件整理不足」に分けて記録します。 - 標準的な入試問題を経験する
小学校6年生の夏までに、算数の一行問題、国語の長文、理科・社会の資料問題を一通り学習します。 - 過去問演習を始める
秋以降は、実践女子学園中学校の過去問を使い、国語・算数を45分で解く練習を行います。 - 得点以外の課題も確認する
取るべき問題の失点、時間のかけすぎ、記述の根拠不足などを確認します。 - 本番の生活リズムを整える
複数回受験する場合は、睡眠、食事、移動時間を含めた受験日程を準備します。
過去問は点数を確認するためだけでなく、「合格するためにどの問題を取るべきか」を判断するために活用しましょう。
実践女子学園中学校を目指すご家庭へ
実践女子学園中学校は、基本的な学力を土台に、自分で情報を整理し、考え、表現できる受験生を求めています。
難問ばかりに取り組むより、標準問題を正確に解き、初めて見る資料にも落ち着いて向き合える状態をつくることが合格への近道です。
ご家庭では、テストの点数だけを確認するのではなく、「どの問題を取る予定だったか」「なぜ間違えたか」「次は何を変えるか」を一緒に振り返りましょう。
保護者がすぐに解き方を教えるのではなく、お子さま自身に図や式、根拠を説明してもらうことが、思考力と表現力の向上につながります。
英語資格入試や思考表現入試については、英語資格の取得状況、文章を書く力、社会的な課題への関心、質疑応答への適性を確認し、お子さまの強みを発揮できる方式を検討しましょう。
入試方式の多さだけを理由に受験方法を選ばず、最新の募集要項で試験科目、募集人数、資格換算基準を確認してください。
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