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昭和女子大学附属昭和中学校の入試傾向と受験対策
昭和女子大学附属昭和中学校の中学受験 基本情報
昭和女子大学附属昭和中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://jhs.swu.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1丁目7-57
- 電話番号
- 03-3411-5115
昭和女子大学附属昭和中学校では、本科コース・グローバルコース・スーパーサイエンスコースの3コースが設置されています。学校独自のカリキュラム「SHOWA NEXT」を通して、本科では幅広い学力、グローバルでは語学力と国際的素養、スーパーサイエンスでは医・薬をはじめとした理系進学につながる力を育てています。
昭和女子大学附属昭和中学校の入試傾向と受験対策
昭和女子大学附属昭和中学校では、本科コース・グローバルコース・スーパーサイエンスコースの3コースが設置されています。学校独自のカリキュラム「SHOWA NEXT」を通して、本科では幅広い学力、グローバルでは語学力と国際的素養、スーパーサイエンスでは医・薬をはじめとした理系進学につながる力を育てています。
2027年度入試は、2月1日午前・午後、2月2日午前、2月4日午後に設定されています。本科コースは、2月1日午前のAA日程、同日午後のAP日程、2月2日午前のB日程、2月4日午後のC日程です。午前のAA・B日程では2教科・4教科・英語資格入試から、午後のAP・C日程では2教科・英語資格入試から選択できます。グローバルコースは2月1日午前のGA日程と2月2日午前のGB日程のみで、2教科・4教科・英語資格入試から選択します。スーパーサイエンスコースは、2月2日午前のSB日程が国語・算数・理科の3教科、2月4日午後のSC日程が2教科または英語資格入試です。
国語と算数はいずれも50分・100点です。4教科入試では理科と社会を合計50分で解き、合わせて100点となるため、知識だけでなく短時間で問題を読み分ける力が欠かせません。
合格の軸になるのは、基本問題を正確に得点したうえで、文章・図・表・グラフから必要な条件を読み取り、自分の言葉で説明する力です。難問だけを集中的に練習するのではなく、基礎知識を実際の問題の中で使える状態にしておくことが重要です。
なお、2027年度から従来の英語試験は英検取得級を利用する英語資格入試に変更され、グローバルコースには英検3級以上という出願条件が設けられました。受験コースと日程を決める際は、教科の得意不得意だけでなく、英検取得状況も含めて検討しましょう。
昭和女子大学附属昭和中学校の入試で求められる力
昭和女子大学附属昭和中学校の入試では、次の4つの力が求められます。
- 基礎事項を正確に処理する力
計算・漢字・用語などの基本問題は、合格点を安定させるための得点源です。 - 資料を読み取る力
図形・グラフ・実験結果・地図・統計・年表から、必要な条件や変化を読み取ります。 - 理由や考え方を説明する力
国語だけでなく、理科や社会でも自分の言葉で答える問題が見られます。 - 時間を管理する力
特に4教科入試では、理科と社会を合計50分で処理しなければなりません。
「知っていること」と「時間内に正しく使えること」は別です。普段の学習から、制限時間を設けて解き、見直しまで含めた処理手順を整えておきましょう。
国語の入試傾向と対策
読解・知識・100字作文が出題される
国語は50分・100点です。文章読解を中心とした大問と、漢字・慣用句・四字熟語・類義語・対義語などの知識問題が出題されます。選択問題や抜き出し問題に加え、25字から50字程度の記述問題も複数見られます。
特徴的なのが、本文を踏まえて自分の経験や考えをまとめる100字作文です。2026年度には、「人の助けを得て問題を乗り越えた経験」「チームで努力した経験と自分の役割」「異なる考えに触れて考えたこと」などが問われました。
作文では、本文との関連、具体的な経験、主語の明確さ、九割以上の記述、漢字の正確さなどが重視されます。
記述問題が得点差になりやすい
100字作文だけでなく、本文中の根拠を正確にまとめる短い記述問題への対応が重要です。質問が求めている条件を確認し、本文中の必要な言葉を過不足なく組み合わせる力を養いましょう。
- 記述問題では、答えを書く前に「理由」「気持ち」「具体的な行動」など、問われている要素を確認する
- 本文中の根拠に線を引き、必要な言葉を組み合わせて答える
- 漢字は読みだけでなく、書き取りや熟語の形まで正確に覚える
- 慣用句・四字熟語・類義語・対義語を短時間で処理できるようにする
- 100字作文は、結論、具体的な経験、そこから考えたことの順にまとめる
100字作文は、週に1題程度、実際のマス目を使って書く練習を行いましょう。書いた後は、質問に答えているか、具体例が入っているか、主語と述語が対応しているかを確認します。
算数の入試傾向と対策
大問1の計算・一行問題を確実に得点する
算数は50分・100点で、2026年度は大問6題の構成でした。大問1には四則計算・逆算と、速さ・割合・比・仕事算・整数・規則性などの一行問題が並びます。その後は、速さとグラフ、平面図形、立体図形、場合の数、規則性などの大問が続きます。
四則計算は比較的正答率が高い一方、逆算や一行問題、後半の図形・場合の数・規則性では正答率が大きく下がる設問もあります。算数では、まず前半を落とさないことが最優先です。
図形と条件整理への対応が必要
平面図形では面積・面積比・辺の長さ、立体図形では体積・表面積・切断などが出題されています。図を見ただけで解法を決めるのではなく、等しい長さ、面積比、高さ、底面などの条件を書き込みましょう。
場合の数や規則性では、頭の中だけで考えず、表・樹形図・簡単な具体例を使って整理することが重要です。
- 計算・逆算・割合・比・速さなどを毎日短時間で練習する
- 図形や特殊算は、解説を読んだ後に自分で図や式を再現する
- 過去問では、大問1と解ける大問を先に取り、後半の難問に使う時間を残す
正答率の低い最終設問に時間をかけすぎることは失点リスクになります。途中で手が止まった場合は一度飛ばし、基本問題の見直しを優先しましょう。
理科の入試傾向と対策
基本知識と実験・グラフの考察が問われる
本科・グローバルの4教科入試では、理科と社会を合計50分で解きます。一方、スーパーサイエンスコースのSB日程では、理科が独立した50分・100点の試験です。受験するコースによって、必要となる処理量や問題の深さが異なります。
本科・グローバル向け理科は、物理・化学・生物・地学の基本事項を幅広く問う小問集合と、実験・観察をテーマにした大問で構成されます。浮力、中和反応、運動、気体の発生、血液と循環などが出題されています。
用語だけでなく、グラフを作成する問題、実験結果が理論値と異なる理由を説明する問題、実験装置を正しく組み立てる理由を記述する問題も見られます。
実験の目的と条件を言葉にできるようにする
- 実験では「何を変えたか」「何を同じにしたか」「何を測ったか」を整理する
- グラフは横軸・縦軸・単位・比例関係を確認する
- 計算問題は式だけでなく、数値が表す意味を説明できるようにする
- 記述問題は、原因と結果をつなぐ言葉を入れる
- 気象・環境・生物・エネルギーに関するニュースを確認する
問題集の答えを覚えるのではなく、実験の目的や結果の理由を一文で説明する練習を行いましょう。
社会の入試傾向と対策
地理・歴史・公民を関連づけた総合問題が中心
社会は、大問2題を中心とした総合問題が出題されています。河川や災害、技術の発達など一つのテーマを軸に、地理・歴史・公民を関連づけて問う構成が特徴です。
地図・雨温図・統計表・棒グラフ・円グラフなどの資料が多く、複数の資料を比較して都道府県や出来事を特定する力が必要です。
関税、選挙、国際機関、海外情勢など、試験前年までの出来事を踏まえた時事問題も出題されています。
資料を先に確認してから本文を読む
社会では文章量と設問数が多いため、最初から本文を丁寧に読みすぎると時間が不足します。まず設問と資料を確認し、何について問われているかを把握してから、必要な部分を本文に戻って探しましょう。
- 地理は白地図と統計資料を組み合わせて学ぶ
- 歴史は年代だけでなく、出来事の原因と影響をつなげる
- 公民は国会・内閣・裁判所・地方自治の役割を整理する
- 時事問題は、出来事、場所、関係する制度をセットで確認する
- 過去問では、理科と合わせて50分で解く練習を行う
理科と社会を合計50分で解く形式を見落とさないことが重要です。最初は理科25分・社会25分を目安に練習し、得意不得意に応じて配分を調整しましょう。
昭和女子大学附属昭和中学校合格に向けた学習の進め方
合格に向けた学習は、次の4段階で進めます。
- 計算・漢字・理社の基本用語を固める
正答率の高い基本問題を落とさない状態をつくります。 - 短い記述と資料問題を増やす
国語の読解記述、理科の実験理由、社会の背景説明を一文で書く練習を行います。 - 受験コースと日程に合わせて過去問を解く
2教科・4教科・スーパーサイエンス入試では、科目数と時間配分が異なります。 - 設問別正答率を使って復習する
多くの受験生が正解している問題を間違えた場合は、優先的に原因を確認します。
復習時には、間違いを次の3種類に分けます。
- 知識を覚えていなかった
- 条件や資料を読み落とした
- 時間不足や計算ミスで失点した
過去問は、解いた回数ではなく、同じ失点を繰り返さなくなったかで効果を判断しましょう。
昭和女子大学附属昭和中学校を目指すご家庭へ
昭和女子大学附属昭和中学校には、本科・グローバル・スーパーサイエンスという特色の異なる3コースがあります。受験校を決める際は、偏差値や合格可能性だけでなく、お子さんが語学・国際交流・理系分野など、どのような学びに関心を持っているかを確認することが大切です。
また、附属校だからといって、全員が昭和女子大学へ内部進学するわけではありません。2025年度は卒業生183名のうち164名が4年制大学に進学し、昭和女子大学への内部進学者は48名でした。内部進学の選択肢を持ちながら、他大学を目指すこともできる学校です。
ご家庭では、問題の解き方を直接教えること以上に、答案を見ながら「知識不足なのか」「条件を読み落としているのか」「時間配分に問題があるのか」を整理することが重要です。
昭和女子大学附属昭和中学校の入試では、基礎力を土台に、資料を読み、自分の考えを表現する力が求められます。お子さんの現在の課題を具体的に見極め、受験するコースと入試方式に合わせて対策を組み立てていきましょう。
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