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十文字中学校の入試傾向と受験対策
十文字中学校の中学受験 基本情報
十文字中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://js.jumonji-u.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒170-0004 東京都豊島区北大塚1丁目10-33
- 電話番号
- 03-3918-0511
十文字中学校の入試傾向と受験対策
十文字中学校の入試では、基本的な知識や解法を確実に使える力に加え、問題文や図表から必要な情報を読み取り、自分で考えて答えを導く力が求められます。問題の難度そのものが極端に高いわけではありませんが、幅広い単元から出題されるため、苦手分野を残さず、標準問題を安定して得点できる状態にしておくことが重要です。
一般的な2科・4科入試では、国語と算数が各50分・100点、理科と社会が各25分・50点です。このほか、英検利用入試、思考作文、得意型入試など、受験生の強みを生かせる複数の方式が用意されています。
合格に向けて最も大切なのは、難問対策を優先することではなく、基本知識の抜け、計算ミス、問題文の読み違いを減らすことです。そのうえで、過去問を通じて問題量や時間配分に慣れていきましょう。
十文字中学校の入試で求められる力
十文字中学校の入試で求められる力は、主に次の3つです。
- 計算、漢字、用語などの基礎知識を正確に使う力
- 文章、会話文、実験、図表、地図などから条件を読み取る力
- 考え方や理由を、式や短い文章でわかりやすく表現する力
特に算数や理科では、答えだけでなく式や考え方を書く問題があります。国語でも、人物の気持ちや筆者の主張を文章中の根拠と結びつけて判断する必要があります。知識を覚えるだけで終わらせず、「なぜその答えになるのか」を説明する練習を取り入れましょう。
理科と社会は試験時間が各25分と短いため、知識があっても、資料を読むのに時間をかけすぎると解き切れません。問題を読む速さと、迷った問題をいったん飛ばす判断力も必要です。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点で、大問2題を中心とした構成です。物語文や小説と、説明文・論説文などの文章に対応できる総合的な読解力が求められます。
物語文・小説の対策
物語文では、登場人物の言動や表情、周囲との関係から気持ちの変化を読み取る問題が中心です。選択肢は本文の一部だけに合っているものではなく、場面全体の流れに合っているものを選ばなければなりません。
説明文・論説文の対策
説明的文章では、指示語や接続語、段落同士の関係を確認しながら、筆者の主張とその理由を整理することが重要です。漢字や語句などの知識も、日頃から確実に積み上げておきましょう。
文章を読んだ後に「誰が、何をきっかけに、どのように変化したか」「筆者が最も伝えたいことは何か」を短くまとめる練習が効果的です。選択肢問題を間違えたときは、正解の根拠だけでなく、ほかの選択肢がなぜ誤りなのかまで確認してください。
自分の印象だけで答えを選ぶと失点しやすいため、必ず本文中に根拠を探す習慣をつけましょう。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点で、2026年度第1回入試は大問6題で構成されました。
はじめに四則計算や逆算、割合、場合の数、単位換算、角度、面積などの小問が出題され、その後に規則性、速さとグラフ、食塩水、平均、立体図形などの問題が続きます。幅広い分野から出題されるため、特定単元だけを重点的に勉強するのではなく、標準的な解法を一通り身につけておく必要があります。
2026年度には、独自に定められた計算記号を理解して処理する問題や、表の数値から平均時間を求める問題、複数の立体を組み合わせて体積や表面積を求める問題も出題されました。一部では式や考え方の記述も求められています。
- 大問1の計算・小問集合で安定して得点できる状態をつくる
- 速さ、割合・比、食塩水、規則性、平面図形、立体図形を重点的に復習する
- 長い問題文では、数値や条件に印を付けて図や表に整理する
- 答えだけでなく、途中式や考え方を書く練習を行う
難しい問題に時間を使いすぎず、解ける問題を先に確実に得点する練習を行いましょう。
途中式を省略して暗算に頼ると、計算ミスだけでなく、考え方を記述する問題でも失点する可能性があります。
理科の入試傾向と対策
理科は25分・50点で、2026年度第1回入試は大問4題で構成されました。
2026年度には、インゲンマメの発芽と顕微鏡観察、ろうそくの燃焼、水の流れと土の堆積、光の反射や色による光の吸収の違いなどが扱われています。生物・化学・地学・物理の各分野から、実験や観察を題材とした問題がバランスよく出題されています。
単に用語を答える問題だけでなく、実験結果を予想する問題、図を見て適切なものを選ぶ問題、割合を使った計算問題、観察結果から理由を説明する問題も含まれます。
実験の「目的・方法・結果・考察」をセットで整理し、実験器具の使い方や条件を変える理由についても、自分の言葉で説明できるようにしましょう。
25分という短い時間で図や文章を読む必要があるため、計算問題や記述問題だけに時間を取られないよう注意が必要です。先に設問を確認し、必要な情報を探す練習を取り入れてください。
社会の入試傾向と対策
社会は25分・50点で、2026年度第1回入試は大問4題で構成されました。
2026年度には、大阪・関西万博を入り口とした大阪府の地理や産業、古代から現代までの歴史、裁判所と刑事裁判の仕組み、2025年に起こった国内ニュースに関する時事問題が出題されています。
特定の地域や出来事をテーマにしながら、地図、統計、写真、イラスト、年表などを読み取らせる問題が多いことが特徴です。知識を一問一答形式で覚えるだけでなく、場所、時代、産業、政治制度などを関連づけて理解する必要があります。
- 地理は白地図を使い、都道府県の位置、地形、産業、交通を整理する
- 歴史は年表を作り、出来事の前後関係や同時代の文化を確認する
- 公民は日本国憲法、国会・内閣・裁判所、選挙、地方自治を押さえる
- 時事問題は、出来事と関連する地理・歴史・公民の知識まで調べる
ニュースを見た後に、中学受験のどの単元と結びつくかを親子で話してみると効果的です。
出来事の名称だけを暗記しても、背景や関連制度を問われる問題には対応できません。
十文字中学校合格に向けた学習の進め方
- 基礎知識を固める
計算、漢字、理社の基本用語を反復し、苦手単元を洗い出します。 - 標準問題で使い方を確認する
図表、会話文、実験を含む問題に取り組み、答えの根拠を説明できるようにします。 - 過去問を時間内に解く
本番と同じ時間で解き、大問ごとの所要時間や後回しにすべき問題を確認します。 - 失点原因を分類して解き直す
知識不足、読み違い、計算ミス、解法不足などに分けて復習します。
正答できなかった問題は、「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「解法が思いつかなかった」など、原因を分類してください。
過去問を一度解いて終わりにせず、間違えた問題は数日後に解き直しましょう。特に算数の小問、国語の選択肢、理科・社会の資料問題は、同じ失点を繰り返さない仕組みづくりが重要です。
過去問対策の目的は、点数を記録することではなく、合格点に届かない原因を見つけ、次の学習内容を決めることです。
十文字中学校を目指すご家庭へ
十文字中学校の入試は、基本を丁寧に積み重ねてきた受験生が力を発揮しやすい試験です。一方で、文章や資料を読み取る問題が多いため、知識を覚えているだけでは得点が安定しません。
ご家庭では、点数だけを見るのではなく、「どの問題で時間を使ったか」「どの条件を読み落としたか」「なぜその答えを選んだか」をお子さんと確認してください。
答えをすぐに教えるよりも、お子さん自身に考え方を説明してもらうことで、理解の曖昧な部分を見つけやすくなります。
また、複数の入試方式があるため、国語・算数・理科・社会の得点状況だけでなく、英語資格や作文力も含めて、どの方式で強みを生かせるかを検討することが大切です。
難問ばかりに取り組ませると、基本問題の精度や時間配分の練習が不足することがあります。
基本問題を時間内に正確に処理できる状態をつくることが、十文字中学校合格への近道です。
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