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芝国際中学校の入試傾向と受験対策
芝国際中学校の中学受験 基本情報
芝国際中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.shiba-kokusai.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒108-0014 東京都港区芝4丁目1-30
- 電話番号
- 03-3451-0912
芝国際中学校の入試傾向と受験対策
芝国際中学校は、旧・東京女子学園中学校が2023年度から男女共学化し、校名を変更して誕生した学校です。そのため、旧校名時代の入試情報ではなく、現在の募集区分や出題方針に合わせて準備する必要があります。
2027年度一般入試の科目構成
- 本科第1回は、国語・算数・社会・理科の4科入試です。
- 本科第2回・第3回・第4回は、国語・算数の2科入試です。
- 本科の国語と算数は各45分・100点です。
- 本科第1回の理科と社会は、合わせて60分で各50点です。
- 国際入試は、英語、国語、英語で出題される算数、面接で実施されます。国語と算数は各30分・50点、英語は60分・100点、面接は約10分です。
志望する入試回によって必要な科目が異なるため、早い段階で受験方式を決めておくことが重要です。
2027年度募集要項では、科目・試験時間・配点は公表されていますが、各教科の問題数や分野別配点、知識問題と考察問題の割合までは示されていません。以下の科目別傾向は、学校が公開した近年の入試体験問題などをもとに整理したもので、2027年度本番では構成が変更される可能性があります。
極端な難問への対策よりも、基本知識を確実に身につけ、文章・図・表・グラフから必要な情報を読み取って答えにつなげる練習が重要です。
芝国際中学校の入試で求められる力
芝国際中学校の入試で求められているのは、知識の量だけではありません。学校の出題方針では、最後まで粘り強く学習する姿勢、十分な知識と技能、知識を活用して課題を発見・解決しようとする力が重視されています。
学校教育でも、対話を通した論理的思考力や発信力、探究学習、STEAM教育などが重視されています。入試問題でも、覚えたことをそのまま答えるだけでなく、自分で考えて説明する姿勢が求められます。
- 漢字、計算、理社の重要語句などを正確に覚える力
- 長い文章や複数の資料から必要な情報を見つける力
- 条件を整理し、順序立てて考える力
- 理由や根拠を短い言葉で説明する力
- 時間内に解ける問題を見極め、最後まで取り組む力
基礎知識を確実にしたうえで、その知識を問題の条件や資料に当てはめて使える状態を目指しましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は45分・100点です。物語文・小説と、随筆・説明文・論説文の長文読解を中心に、漢字、語句、慣用句、ことわざ、文法、敬語などの知識問題が出題されます。
長文はそれぞれ4,000~5,000字程度が想定され、30字程度の記述問題も含まれます。解答は記号選択が中心ですが、文章全体の内容や人物の心情を正確に捉える力が必要です。
2025年度の入試体験問題でも、物語文と説明的な文章の読解に加え、漢字、慣用句、四字熟語、敬語などが扱われています。
国語の対策ポイント
- 物語文では、人物の気持ちが変化したきっかけを確認する。
- 説明文では、指示語、段落ごとの要点、筆者の結論を整理する。
- 記述問題は、本文中の根拠を使い「理由+結論」の形でまとめる。
- 漢字や語句は、毎日少量ずつ取り組む。
- 間違えた知識問題は、日を空けて繰り返し解き直す。
普段から時間を測り、長文1題を15~18分程度で解く練習を重ねましょう。
本文の内容を自分の知識だけで判断すると、選択肢問題や記述問題で失点しやすくなります。必ず本文中の根拠を確認してください。
算数の入試傾向と対策
算数は45分・100点です。四則計算が4問程度、一行問題が8問程度、その後に平面図形、立体図形、思考問題が続きます。
- 計算問題:約20点
- 一行問題:約40点
- 平面図形:約10点
- 立体図形:約10点
- 思考問題:約20点
2025年度の入試体験問題でも、計算、約数、比、速さ、場合の数、仕事算、角度などの一行問題に続き、平面図形、積み木を使った立体問題、カードを規則的に並べる思考問題が出題されています。
算数の対策ポイント
合格点を安定して取るには、配点の大きい計算と一行問題で失点を減らすことが最優先です。
- 計算では、分数、小数、逆算、計算の工夫を正確に処理する。
- 一行問題では、問題文から分野と使う考え方を判断する。
- 図形では、長さ、角度、面積比などの条件を図に書き込む。
- 立体図形では、見えていない部分を含めて個数や体積を整理する。
- 思考問題では、小さい数で試し、表にまとめて規則を見つける。
計算と一行問題に使う時間を事前に決め、後半の図形・思考問題に取り組む時間を残しましょう。
途中式そのものを採点する形式ではないため、考え方が合っていても、計算ミスや転記ミスがあると得点になりません。
理科の入試傾向と対策
第1回本科入試では、理科と社会を合わせて60分で解き、理科は50点です。時間配分は受験生に任されます。
出題範囲は、生物、化学、物理、地学・環境の4分野で、各分野12~14点程度が目安です。用語を答える問題だけでなく、実験結果、表、グラフを読み取る問題や、計算を伴う問題も想定されています。
2025年度の入試体験問題では、発電と送電、銅の酸化・還元、光合成の実験、雲や天気などが扱われました。
理科の対策ポイント
- 実験の目的、条件、結果、結論を順番に整理する。
- 表やグラフでは、軸の名称、単位、変化する境目を確認する。
- 計算問題では、数値の関係を式に直してから計算する。
- 用語だけでなく、現象が起こる理由まで説明する。
- 4分野を偏りなく復習する。
過去問や類題は理科単独で解くだけでなく、社会と合わせて60分以内に解く練習を行いましょう。
理科の計算問題や実験問題に時間を使いすぎると、社会を解く時間が不足する可能性があります。
社会の入試傾向と対策
第1回本科入試の社会は50点で、理科と合わせて60分です。地理・歴史・公民がそれぞれ14点程度、時事問題が8点程度という構成が示されています。
- 地理:農林水産業、工業、地形図、雨温図、交通、世界の国々など
- 歴史:人物、出来事、外交、文化、政治、時代の並べ替えなど
- 公民:三権分立、選挙、税金、日本国憲法、国際連合など
- 時事:社会で注目された出来事や身近な社会課題
2025年度の入試体験問題では、甲府周辺の地形図や雨温図、選挙権の変化を示すグラフ、法律の条文、近現代史の資料、政治制度、世界遺産や時事的な話題などが出題されました。
社会の対策ポイント
一問一答で知識を覚えるだけでなく、地図・年表・統計資料と結びつけて確認することが重要です。
- 都道府県ごとに、位置、地形、気候、産業をまとめる。
- 歴史上の出来事は、原因、内容、結果をセットで覚える。
- グラフや表では、最大値、最小値、変化の大きい部分を確認する。
- ニュースは、出来事、背景、社会への影響を整理する。
- 週に一度、ニュースを100字程度でまとめる。
時事問題は出来事の名称だけを覚えても、関連する地理・歴史・公民の知識が不足していると対応できません。
芝国際中学校合格に向けた学習の進め方
芝国際中学校の入試対策は、次の3段階で進めると効果的です。
- 基礎知識を固める
漢字・語句、計算、理社の重要事項を正確に答えられる状態にします。 - 知識を使う問題に取り組む
長文、図形、実験資料、地図、表、グラフを使った問題を練習します。 - 本番と同じ条件で演習する
志望する入試回と同じ科目・時間で、過去問や入試体験問題を解きます。
間違えた原因は、「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」に分けて記録しましょう。
第1回を受験する場合は、理科と社会を合わせて60分で解き、どちらから始めるか、各科目に何分使うかまで決めておく必要があります。
過去問の合計点だけでなく、取るべき基本問題を落としていないか、時間をかけすぎた問題がなかったかを毎回確認することが重要です。
芝国際中学校を目指すご家庭へ
芝国際中学校の入試は、基本知識を土台に、長い文章や資料を読み、自分で考えて答える力を確認する構成です。
難しい問題ばかりに取り組むよりも、標準問題を正確に解き、資料から根拠を見つける練習を積み重ねることが合格への近道です。
ご家庭では、問題の解き方をすぐに教えるのではなく、「どこまで分かったか」「どの条件を使えそうか」「なぜその答えにしたか」をお子さまに説明してもらうとよいでしょう。
- 日常的にニュースや身近な科学現象について話し合う。
- 答案を見て、正解数だけでなく間違えた原因を確認する。
- 模試の成績と科目ごとの得意不得意を整理する。
- 4科入試と2科入試のどちらを中心にするか早めに決める。
- 学校説明会や入試問題解説会で最新情報を確認する。
本科第1回と第2回以降では必要科目が異なるため、受験回が曖昧なままでは、理科・社会を含めた学習の優先順位を決めにくくなります。
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