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東海大学付属高輪台高等学校中等部の入試傾向と受験対策
東海大学付属高輪台高等学校中等部の中学受験 基本情報
東海大学付属高輪台高等学校中等部の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.takanawadai.tokai.ed.jp/
- 中学校所在地
- 〒108-8587 東京都港区高輪2丁目2-16
- 電話番号
- 03-3448-4011
東海大学付属高輪台高等学校中等部は、中・高・大の10年間を見据えた一貫教育を行う共学校です。「なぜ?」から始まる生徒参加型・問題発見解決型の授業、少人数制の英語教育、高校のSSH活動と連携した理数教育などを特色としています。高校卒業後は、卒業生の約80~90%が東海大学またはハワイ東海インターナショナルカレッジへ学校長推薦で進学しています。
2027年度中等部入試は、2月1日・3日・5日の3回実施されます。すべて国語・算数・理科・社会の4教科入試で、合計300点満点です。科目別の出題傾向については、近年の公開情報をもとに整理しています。
東海大学付属高輪台高等学校中等部の入試傾向と受験対策
2027年度入試の募集人数は、第1回が45名、第2回が25名、第3回が10名です。国語と算数は各50分・100点、理科と社会は各30分・50点で、入学試験と提出書類によって総合的に判定されます。特定教科の足切り点や優遇・加点制度は設けられていません。
近年の問題は、全体として基本から標準レベルが中心です。ただし、単純な知識だけで解ける問題ばかりではありません。算数では規則性や速さ、図形などの応用問題、理科では実験結果の読み取りや計算、社会では地図・統計・写真などの資料問題が出題されます。
難問を数多く解くことよりも、基本から標準レベルの問題を4教科で正確に得点することが合格のポイントです。
2026年度入試の合格最低点は、第1回が177点、第2回が202点、第3回が219点でした。年度によって変動するものの、募集人数が少なくなる後半の入試ほど、合格に必要な得点が高くなる場合があります。
第一志望の場合は第1回から受験し、4教科合計で7割前後を安定して取れる状態を目指しましょう。
東海大学付属高輪台高等学校中等部の入試で求められる力
最も重要なのは、難問を数多く解く力よりも、基本から標準レベルの問題を正確に処理する力です。
- 計算、漢字、語句、用語などの基礎知識を確実に得点する力
- 問題文や資料から必要な情報を見つける力
- 実験結果や文章全体をもとに考える力
- 制限時間内に問題を選び、見直しまで行う力
出題回によって問題の難易度が変わるため、難しい問題に時間を使いすぎず、取るべき問題を見極める判断も必要です。
また、学校は「なぜ?」から始まる生徒主体の授業や、問題を発見して解決する学びを重視しています。
入試対策でも、答えを暗記するだけでなく、「なぜその答えになるのか」を説明する学習を取り入れましょう。
国語の入試傾向と対策
国語は50分・100点です。例年、漢字の読み書き、説明文と物語文の読解問題、四字熟語や季語などの言語問題が出題されています。年度や入試回によって大問数や設問構成が変わる可能性があるため、複数年度の問題で確認しましょう。
読解問題では、傍線部の意味や登場人物の心情、筆者の考え、文章全体の要旨などが問われます。選択問題や抜き出し問題を中心に、基本的な記述問題にも対応できるようにしておきましょう。
国語で優先したい対策
- 漢字の読み書きを毎日練習する
- ことわざ、慣用句、四字熟語、対義語を整理する
- 説明文を読んだ後に筆者の主張を50字程度でまとめる
- 物語文では、人物の気持ちが変わったきっかけを確認する
- 選択肢の正誤を本文中の根拠と照合する
選択肢を感覚で選ばず、「本文のどこが合っているか」「どこが違うか」を確認する習慣をつけましょう。
受験生自身の意見ではなく、本文から読み取れる内容を答えなければなりません。自分の考えで選択肢を選ばないよう注意が必要です。
算数の入試傾向と対策
算数は50分・100点です。大問4題程度で、第1問が計算問題、第2問が小問集合、第3問以降が単元別の応用問題となる構成が中心です。
頻出分野は、規則性、場合の数、速さ、平面図形、立体図形などです。速さでは旅人算や水量変化、グラフを使った問題、図形では相似、面積、図形の移動、体積などを重点的に練習しましょう。
算数で優先したい対策
- 毎日5~10問程度の計算練習を続ける
- 途中式を省略せず、採点者に伝わる形で書く
- 速さの問題は線分図やグラフに整理する
- 規則性や場合の数は具体的な数を書き出す
- 計算問題と小問集合の取りこぼしを減らす
算数では、前半の計算問題と小問集合を安定して得点することが、合格点確保の土台になります。
難しい問題に長時間止まると、解ける問題の見直し時間を失います。一定時間考えて方針が立たない問題はいったん飛ばしましょう。
理科の入試傾向と対策
理科は30分・50点です。物理・化学・生物・地学の4分野から、バランスよく出題されます。実験や観察をテーマにした問題が多く、選択問題や用語記入だけでなく、計算、作図、理由説明にも対応する必要があります。
物理では、てこ、ばね、滑車、電気、光など、化学では水溶液、溶解度、中和、気体などが重要です。生物と地学は知識問題が中心ですが、実験結果や現象の理由を説明する問題、地学分野の計算問題が出ることもあります。
理科で優先したい対策
- 実験の目的、操作、結果、理由を一つの流れで整理する
- グラフや表から数値の変化を読み取る
- 物理・化学の基本的な計算問題を反復する
- 実験器具の名称と正しい使い方を確認する
- 現象が起こる理由を自分の言葉で説明する
用語だけを覚えるのではなく、「なぜその結果になるのか」まで説明できるようにしましょう。
50点満点のため、1問の失点が合計点に与える影響は小さくありません。単位の書き忘れや問題条件の見落としに注意が必要です。
社会の入試傾向と対策
社会は30分・50点で、地理・歴史・公民からバランスよく出題されます。大問3題程度の構成が中心です。
特徴は、地図、地形図、統計、グラフ、写真、年表などの資料を使った問題が多いことです。地理では日本の地形や都市、産業、雨温図、世界の国々などが問われます。歴史では出来事の順序、人物、文化、史料や写真、公民では政治制度や国際社会、時事的なテーマが扱われます。
社会で優先したい対策
- 地理用語を覚えたら地図帳で場所を確認する
- 統計資料を地域や産業の特徴と結びつける
- 歴史上の出来事を時代の流れの中で整理する
- 史料や写真を資料集で確認する
- ニュースで扱われる制度や国際問題を整理する
地図帳、資料集、統計資料を普段の学習に取り入れ、資料を見て答える練習を増やしましょう。
「誤っているものを選ぶ」「漢字で答える」など、解答条件の見落としが失点につながります。設問中の条件には印を付けてから解答しましょう。
東海大学付属高輪台高等学校中等部合格に向けた学習の進め方
小学4・5年生
苦手分野を作らないことを優先します。算数の計算、国語の漢字と語彙、理科・社会の基本用語を毎週確認し、間違えた問題は答えを覚えるのではなく、解き方や理由を説明できるまで解き直します。
小学6年生の春から夏
算数の速さ・図形・規則性、理科の物理・化学計算、社会の資料問題など、頻出分野を重点的に補強します。国語は説明文の要旨と物語文の心情変化を整理する練習を続けましょう。
小学6年生の秋以降
4教科を続けて解く練習を始めます。過去問では、合計点だけでなく、失点の原因を分類することが重要です。
- 知識不足
- 問題文や資料の読み違い
- 時間不足
- 計算ミスや転記ミス
- 解答条件の見落とし
学校では市販の過去問題集を販売していません。過去の問題は説明会時に図書館で閲覧でき、前年度の問題については説明会のアンケート回答者に渡されると案内されています。
学校説明会の日程を確認し、過去問を入手できる機会を逃さないようにしましょう。
入試直前期
新しい難問集を増やすよりも、計算、漢字、理社の知識、過去問で間違えた問題の解き直しを優先します。
直前期は学習範囲を広げるのではなく、すでに学習した基本問題を確実に得点へ結びつけることが重要です。
東海大学付属高輪台高等学校中等部を目指すご家庭へ
東海大学付属高輪台高等学校中等部の入試では、一部の難問が解けることよりも、基本から標準レベルの問題を4教科で着実に得点することが重要です。
ご家庭では、得点だけを見て注意するのではなく、「どの問題で、なぜ失点したのか」を答案から確認してください。計算ミスに見えても、実際には途中式の省略や問題条件の読み落としが原因になっていることがあります。
また、東海大学への進学を前提とした一貫教育、理数教育、英語教育、部活動や学校行事を重視する環境がお子さんに合っているかを確認することも大切です。
教材を増やす前に、現在の答案から合格に必要な課題を絞り、優先順位を決めることが学習を立て直す第一歩です。
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