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芝中学校の入試傾向と受験対策
芝中学校の中学受験 基本情報
芝中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.shiba.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5-37
- 電話番号
- 03-3431-2629
芝中学校の入試傾向と受験対策
直近の入試基本情報
芝中学校は、東京都港区にある私立の中高一貫男子校です。2026年度入試では、第1回が2月1日に募集人員150名、第2回が2月4日に募集人員130名で実施されました。試験科目は両日程とも国語・算数・社会・理科の4科目で、国語と算数は各50分・100点、社会と理科は各40分・75点です。
2026年度の実質倍率は、第1回が2.6倍、第2回が3.3倍でした。合格最低点は350点満点中、第1回が192点、第2回が198点です。ただし、合格最低点は問題の難易度によって変動するため、過去の数値をそのまま目標点にしないことが大切です。年度ごとの平均点と問題構成も確認しましょう。
算数を軸に、4科目を安定させることが重要
2026年度入試では、受験者平均点と合格者平均点の差が最も大きかった科目は算数でした。第1回は11.3点、第2回は15.3点の差がついています。一方、国語・理科・社会でも合格者平均は受験者平均を上回っており、算数だけで合格できる試験ではありません。
芝中学校の入試対策では、算数を得点源に育てながら、国語・理科・社会の標準問題を取りこぼさない状態をつくることが重要です。難問ばかりに取り組むのではなく、4科目の基本点を安定させ、そのうえで思考問題や記述問題への対応力を高めていきましょう。
芝中学校の入試で求められる力
基本知識を正確に使う力
芝中学校では、極端な難問だけを解ける力よりも、基本知識や典型的な解法を正確に使える力が求められます。算数の計算、国語の漢字や語句、理科・社会の基本知識は、合格者が確実に得点してくる部分です。
基本問題の失点が多い状態で難問演習を増やしても、合計点は安定しません。まずは「知っていたのに間違えた問題」「計算や読み違いで落とした問題」を減らすことが優先です。
情報を読み取り、整理する力
近年の芝中学校では、算数のグラフや条件整理、理科の実験・観察、社会の資料やリード文、国語の長文読解など、与えられた情報を整理して答えを導く問題が目立ちます。
問題文を読みながら、条件に線を引く、図や表に置き換える、段落ごとの要点を短くまとめるといった作業を習慣にしましょう。
自分の言葉で説明する力
国語と社会では、一定の字数で理由や考えをまとめる記述問題が出題されます。単語だけを暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」「どのような影響があるのか」を文章で説明できる状態を目指す必要があります。
問題を選び、時間を管理する力
芝中学校の入試は、4科目とも試験時間に余裕があるとはいえません。一つの問題にこだわりすぎると、本来得点できる問題に手が回らなくなります。
問題を見た段階で、すぐに取り組む問題、時間をかければ解けそうな問題、後回しにする問題を判断する練習が必要です。
なお、芝学園は教育目標として、共感・謙虚・変革・信念・自律を意味する「SHIBA」の5つの力を掲げています。入試問題にも、知識を再現するだけではなく、自分で読み、考え、整理する姿勢を重視する学校の考え方が表れていると考えられます。
国語の入試傾向と対策
言葉の知識と2題の長文読解
2026年度第1回入試の国語は、大問1・2が言葉の知識、大問3が論説文、大問4が物語文という構成でした。読解問題の小問はすべて記述式で、30字以上の記述が6問、最も長い問題は100字以内となっていました。
漢字や熟語などの知識問題は、長文読解より短い時間で得点しやすい部分です。毎日少量ずつ学習し、読み方・書き方・意味をセットで確認しましょう。
記述問題は解答の要素を整理する
芝中学校の記述問題では、文章中の根拠を複数見つけ、それらを字数内にまとめる力が必要です。自分の感想を書くのではなく、傍線部の理由や人物の心情を、本文の表現を根拠に説明しなければなりません。
記述演習では、次の順番で答案を確認しましょう。
- 問われている内容に正面から答えているか
- 本文中の必要な要素を入れているか
- 原因と結果、気持ちと行動の関係が伝わるか
- 指定字数に合わせて不要な表現を削れているか
模範解答と表現が違うことだけを問題にするのではなく、自分の答案に不足していた要素を確認することが大切です。
主観的な読み方に注意する
物語文を自分の経験や価値観だけで読んでしまうと、本文に書かれていない気持ちを答えてしまいます。人物の発言、行動、表情、場面の変化を根拠に心情を考える習慣を身につけましょう。
論説文では、筆者の主張、具体例、反対意見、結論の役割を整理しながら読むことが有効です。
算数の入試傾向と対策
典型題に加えて、条件を整理する問題が出題
2026年度第1回入試の算数は、大問5題の構成でした。小問集合では計算・通過算・過不足算・回転移動が出題され、そのほかに平面図形、水量変化とグラフ、数の性質、売買損益が扱われました。
典型的な解法を使う問題に加え、条件を漏れなく調べる問題や、長めの文章を読んで状況を整理する問題も見られます。
正確さと問題選択が得点差につながる
芝中学校の算数は、解答用紙に答えのみを記入する形式が続いています。そのため、考え方が合っていても、計算ミスや転記ミスがあると得点にはつながりません。
一方で、家庭学習では途中式や図を省略してはいけません。途中式を残すことで、解法選択の間違い、条件の読み落とし、計算処理のミスを特定できます。
本番では、最初の1~2分で解法の方針が立たない問題に印を付け、いったん後回しにする判断も必要です。標準問題を解き終えてから戻ることで、取れるはずの問題を残すリスクを減らせます。
頻出分野は解法を説明できる状態にする
図形、割合と比、速さ、場合の数、数の性質、規則性、グラフを使う問題は重点的に練習しましょう。
単に答えを出せるだけでなく、「なぜその比になるのか」「なぜこの図を描くのか」「どの条件から場合分けするのか」を説明できる状態を目指しましょう。条件が変わった問題にも対応しやすくなります。
理科の入試傾向と対策
4分野と総合問題を幅広く出題
2026年度第1回入試の理科は、大問1が総合問題、その後にばね、アルミニウム、太陽高度・光の強さ・地温、プランクトンの観察が出題されました。総合問題に加えて、物理・化学・生物・地学から1題ずつ出るバランスのよい構成です。
特定分野だけを得意にするのではなく、4分野の基本知識を広く固める必要があります。年度によって計算問題の負荷が変わるため、直近1年の問題だけで傾向を判断しないようにしましょう。
実験・観察の過程を説明する
芝中学校の理科では、身近な現象や実験・観察を題材に、結果を読み取らせる問題が見られます。
実験問題を復習するときは、答えを覚えるだけでなく、次の点を確認しましょう。
- 何を確かめるための実験か
- 変えた条件と変えていない条件は何か
- 図やグラフから何が読み取れるか
- 結果からどのような結論を導けるか
計算問題は式と単位をセットで確認する
ばね、てこ、電気、水溶液、天体、気象などの計算問題では、式を立てる前に条件を図や表に整理しましょう。
答えが合わなかったときは、公式を忘れたのか、条件を読み違えたのか、単位をそろえていなかったのかを分けて分析することが大切です。
社会の入試傾向と対策
地理・歴史・公民と総合問題の4題構成
2026年度第1回入試の社会は、大問1が地理総合、大問2が歴史総合、大問3が公民総合、大問4が「人間とその他の生き物との共生」を題材とした総合問題でした。
最後には100字以内の論述問題が出題されており、知識だけでなく、文章を読み、必要な情報をまとめる力が求められます。
用語を理由や背景と結びつける
芝中学校の社会では、単語を知っているだけでは答えにくい問題が出題されます。歴史的な出来事であれば原因・内容・結果、地理であれば自然条件・産業・人々の生活、公民であれば制度の目的や社会への影響を結びつけて覚えましょう。
図表や統計資料を学習するときも、数値の大小を確認するだけでなく、「なぜこの地域で多いのか」「変化の背景に何があるのか」を説明しましょう。
100字記述は型を決めて練習する
論述問題では、指定された言葉やリード文の内容を使い、必要な要素を制限字数内にまとめます。
まず結論を書き、その後に理由や具体的な内容を加える形を基本にしましょう。書き終えた後は、指定語句が入っているか、主語と述語が対応しているか、同じ内容を繰り返していないかを確認します。
時事問題については、ニュースを覚えるだけでなく、「何が起きたか」「なぜ起きたか」「社会にどのような影響があるか」の3点でまとめる習慣が有効です。
芝中学校合格に向けた学習の進め方
第1段階:標準問題の正答率を高める
小学校5年生から6年生前半までは、各科目の標準問題を安定して解ける状態をつくります。
算数は計算と典型題、国語は漢字・語彙と文章の根拠確認、理科・社会は基本知識と因果関係の理解を優先しましょう。間違えた問題は、解き直すだけでなく、間違えた原因を記録します。
第2段階:芝中学校型の問題に対応する
6年生の夏以降は、算数の条件整理、国語の記述、理科の実験・計算、社会の資料・論述を重点的に練習します。
答案は正誤だけで判断せず、解答に必要な考え方や要素がそろっているかを確認しましょう。記述問題は、できる限り第三者に添削してもらうことが望まれます。
第3段階:過去問で得点の組み立て方を確立する
秋以降は、第1回・第2回の両方を含めて複数年度の過去問に取り組みます。最初から合格最低点だけを追うのではなく、科目別に次の内容を記録しましょう。
- 正解した標準問題
- 解けるはずだったのに落とした問題
- 時間をかけすぎた問題
- 現時点では解かなくてよい問題
- 次回までに補強する単元
過去問を解いた後は、できるだけ早く復習し、次回の時間配分や問題選択に反映します。
同じ年度を再度解くときは、答えを覚えているだけの状態を「できるようになった」と判断しないようにしましょう。解法や根拠を自分で再現できるかを確認することが大切です。
芝中学校を目指すご家庭へ
芝中学校は、校訓の「遵法自治」と仏教精神の「共生」を大切にし、自ら考えて行動する力を育てる男子校です。受験勉強においても、大人が答えや学習量を一方的に与えるだけでなく、お子様自身が課題を理解し、次に何をするかを考えられるように支えることが重要です。
過去問の点数が伸びないときは、演習量をすぐに増やすのではなく、失点の原因を確認しましょう。知識不足、解法の未定着、条件の読み落とし、時間不足では、必要な対策が異なります。
また、難しい問題を解けなかったことより、標準問題を正確に得点できたこと、記述答案に必要な要素を入れられたこと、時間配分を改善できたことを具体的に評価してください。
芝中学校合格への近道は、難問を無制限に増やすことではありません。基本を正確に使う力、情報を整理する力、言葉で説明する力、解く問題を選ぶ力を一つずつ育て、4科目の合計点を安定させることが大切です。
SS-1からも合格者が続出! 芝中学校 合格の声
芝中学校
- 坂根 亮太さんのお母さま(グノーブル)
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- 石原 真也さん(サピックス)
- 青木 英樹さん(早稲田アカデミー)
- 内海 智彦さん(日能研)
- 金城 竜一さんのお母さま(Z会)
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- 浅井 武さん(早稲田アカデミー)
- 池田 哲郎さんのお母さま(サピックス)
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- 宮本 昌彦くんのお母さま(グノーブル)
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- 廣永 亮彦くん(グノーブル)
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