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多摩大学目黒中学校の入試傾向と受験対策
多摩大学目黒中学校の中学受験 基本情報
多摩大学目黒中学校の中学受験 基本情報
- 公式サイト
- https://www.tmh.ac.jp/
- 中学校所在地
- 〒153-0064 東京都目黒区下目黒4丁目10-24
- 電話番号
- 03-3714-2661
多摩大学目黒中学校の入試傾向と受験対策
多摩大学目黒中学校の入試は、全科目を通じて基礎・基本を重視しながら、身につけた知識を正確に使えるかを確認する構成です。難問だけを集中的に練習するよりも、計算、漢字、基本用語、典型問題を確実に得点できる状態にすることが合格への近道です。
2026年度の入試区分
2026年度入試では、進学第1回・第2回は国語・算数の2科、または国語・算数・理科・社会の4科を選択する形式でした。特待・特進第1回・第2回は4科、第3回から第5回は国語・算数の2科で実施されています。
- 国語:50分・100点
- 算数:50分・100点
- 理科:50点
- 社会:50点
- 理科と社会の試験時間:合計50分
4科入試でも国語と算数の配点が大きいため、まずは2科の完成度を高める必要があります。そのうえで、理科・社会を短時間で正確に処理する力を身につけましょう。
2026年度の入試結果
2026年度の進学入試では、第1回が受験者95名・合格者33名で2.9倍、第2回が受験者126名・合格者40名で3.15倍でした。特待・特進入試は、特進以上の倍率が1.7倍から3.0倍、特待合格に限ると6.25倍から15倍となっています。
基礎的な問題が中心であっても、倍率が低いとは限りません。特に特待・特進を目指す場合は、前半の基本問題を落とさず、後半問題まで得点できる高い正答率が必要です。
学校の教育方針と進学実績
学校は「質実清楚」「明朗進取」「感謝奉仕」を教育方針に掲げています。中学1・2年では基礎・基本を徹底し、中学3年以降は応用力を伸ばす6年間の学びが組まれています。
公式サイト掲載の2025年大学合格実績では、東京科学大学1名、横浜国立大学3名、東京農工大学2名、早稲田大学1名、慶應義塾大学1名、上智大学4名、東京理科大学21名、MARCH合計47名となっています。
執筆時点で学校公式サイトには2027年度の生徒募集要項が掲載されています。本文の入試区分や入試結果は2026年度の情報をもとにしているため、実際に出願する際は、受験年度の最新要項を必ず確認してください。
多摩大学目黒中学校の入試で求められる力
多摩大学目黒中学校の入試で最も重要なのは、基本問題を落とさない正確さです。計算方法や知識を覚えているだけではなく、問題文の条件を読み取り、適切な解き方を選択し、制限時間内に答えまでまとめる力が求められます。
特に国語や理科、社会では、文章、実験資料、グラフ、地図などを読んで判断する問題があります。算数でも、問題文から数量関係を整理する必要があります。
- 漢字、計算、理社の基本用語を正確に覚える力
- 問題文の条件や設問の指示を読み落とさない力
- 図、表、グラフ、資料から必要な情報を見つける力
- 根拠を整理し、短い言葉や式で表現する力
- 解ける問題から着手し、時間内に見直す力
学校のアドミッション・ポリシーでも、基礎学力に加え、目的意識を持って積極的に取り組む姿勢や、さまざまな事象に関心を持つ姿勢が示されています。ただ正解を覚えるのではなく、「なぜその答えになるのか」を説明できる学習を重ねましょう。
国語の入試傾向と対策
国語の出題傾向
国語は50分・100点です。年度や入試区分によって大問数は変動しますが、漢字や語句などの知識問題と、物語文・説明文を中心とした読解問題で構成されます。選択問題だけでなく、文中の言葉を使って説明する記述問題も見られます。
知識問題では、漢字の読み書きだけでなく、熟語、慣用句、ことわざ、文法、言葉の意味まで幅広く確認しておきましょう。読解問題では、物語文なら人物の気持ちが変化したきっかけ、説明文なら筆者の主張と具体例の関係を捉えることが重要です。
国語の対策
- 選択肢を感覚で選ばず、本文中の根拠に線を引く
- 漢字、熟語、慣用句を毎日少しずつ確認する
- 記述は「誰が・何を・なぜ」を整理してから書く
- 解答後に、根拠となる本文の箇所を確認する
本文の内容ではなく、自分の経験や一般的なイメージで答えないように注意が必要です。記述問題でも、本文に書かれていない内容を加えると失点につながります。
算数の入試傾向と対策
算数の出題傾向
算数は50分・100点です。近年は大問3~5題程度とされ、計算問題や一行問題に続いて、平面図形、立体図形、規則性、速さ、グラフなどの問題が出題されています。
基礎的な問題が中心ですが、後半には複数の条件を整理して解く応用問題も含まれます。合格に向けて最優先したいのは、前半の計算問題と一行問題の安定です。
算数の対策
- 分数・小数を含む四則計算を毎日行う
- 割合、比、速さ、場合の数の典型問題を反復する
- 図形には長さ、角度、面積などの条件を書き込む
- 規則性は最初の数例を書き出して変化を調べる
- 過去問で解く順番と各大問の目標時間を決める
応用問題に時間をかけすぎて、前半の見直しができなくなることは大きな失点リスクです。解き切れない問題があっても、取るべき問題を確実に得点する練習を行いましょう。
理科の入試傾向と対策
理科の出題傾向
理科は50点で、社会と合わせて50分です。大問は4~5題程度で、物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題されます。
実験や観察を題材とした問題が多く、基本知識に加えて、実験結果やグラフから分かることを判断する力が求められます。
理科の対策
- 基本用語を図や実験装置と結びつけて覚える
- 実験の目的、条件、結果、考察を分けて整理する
- 濃度、ばね、てこ、電流、熱量の計算を反復する
- 計算前に単位をそろえ、求めるものを確認する
- 設問を確認しながら必要な条件や数値を拾う
理科と社会を合わせて50分で解くため、理科だけに時間を使いすぎないようにしましょう。過去問では、2科目を続けて解き、時間配分を確認することが重要です。
社会の入試傾向と対策
社会の出題傾向
社会は50点で、理科と合わせて50分です。地理・歴史・公民の3分野からバランスよく出題され、地図、統計資料、写真、年表、文章資料などを読み取る問題が見られます。
近年の入試情報では大問3題程度、総設問数は25問前後とされ、選択問題だけでなく用語を記入する問題も確認されています。
旧情報にある「すべて選択式」という前提で準備するのは避けましょう。重要用語は、選択肢から選べるだけでなく、漢字で正確に書ける状態にしておく必要があります。
社会の対策
- 地理は位置、気候、産業、交通を関連づける
- 歴史は出来事の原因と結果を整理する
- 同じ時代に起きた出来事を年表で確認する
- 公民は制度の名称だけでなく役割を説明できるようにする
- 資料では表題、単位、調査年、最大値・最小値を先に見る
1問に長く迷った場合は印をつけて先へ進み、最後に戻る練習をしておきましょう。
多摩大学目黒中学校合格に向けた学習の進め方
多摩大学目黒中学校対策は、基礎固め、科目別演習、過去問演習の3段階で進めます。
- 小学5年生までに、計算、漢字、理社の基本用語を定着させます。
- 間違えた原因を「知識不足」「読み違い」「計算ミス」「時間不足」に分けます。
- 小学6年生の前半は、国語の読解、算数の一行問題と図形、理社の資料問題を重点的に練習します。
- 小学6年生の秋以降は、過去問を本番と同じ時間で解きます。
- 4科入試では理科・社会の短時間処理を練習し、2科入試では国語・算数の完成度を高めます。
- 特待・特進を目指す場合は、基本問題の取りこぼしを減らしたうえで、算数の後半問題や国語の記述まで得点できる状態を目指します。
過去問は、点数を確認するだけでなく、どの問題を、なぜ間違えたのかを分析するために使います。
基本問題の失点が多い状態で、過去問だけを何度も解いても得点は安定しにくくなります。使用している教材へ戻り、該当単元を解き直しましょう。
多摩大学目黒中学校を目指すご家庭へ
多摩大学目黒中学校の入試では、難しい問題を一部解けることよりも、基本的な問題を幅広く、正確に解けることが重要です。
教材をたくさん増やすよりも、一度間違えた問題を自力で解き直せる状態にすることを優先しましょう。
ご家庭では、勉強時間だけでなく、どのような間違いが多いかを確認してください。計算ミスが続いているのか、問題文を読み飛ばしているのか、知識が曖昧なのかによって、必要な対策は異なります。
過去問の点数が伸びないときに、すぐ難しい問題集へ進むのは注意が必要です。多摩大学目黒中学校の入試では、基礎問題の失点を減らすことが得点の安定につながります。
お子さんの答案から失点原因を整理し、優先順位を決めて学習を進めることが、合格に近づくための確実な一歩です。
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